鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
※このネタは香坂がラブプラスを実際に遊んだ経験があるのと、
現在ジャンプで思いっきり銀魂で、それをパロった内容の連載を
やっているのに影響受けて、頭の中で思い浮かんだ非常に
アホな話です。
ギャグ寄りなので、それを覚悟の上でお読みください。
そしてまた例によって、克克です。
…お前、他のCPももうちょい書けよと自分でツッコミ
入れておきます、はい…。
(どれだけ偏っているんだって話ですが…)
オレには秘密の恋人がいる。
けれどそれは…他の人間に紹介する事も、公にすることも出来なくて。
携帯で電話する事もメールもする事もなく。
ついでに言えば、相手といつ会えるかも保証もない関係で。
そんな関係が気がつけば始まって…一年余りが経過していた。
―そろそろ、疲れて来たな…
ちょっと相手を待つだけの関係に疲れて来た頃。
唐突に、その日々は終止符を打たれて…とんでもない展開が
舞い込んで来たのだった―
*
いつものように仕事が終わると、電気の消えた自分の部屋に戻っていく。
世の中には、この瞬間が寂しく感じられるので…出掛けた時はずっと
部屋の電気を点けたままにしておく人もいると聞いた事があるが…
今の克哉なら、その心境は何となく理解出来た。
(…何か、今夜はいつもにも増して…センチメンタルな感じだな…オレ…)
そう自嘲していきながら明かりを点けて、背広のスーツを脱いで…
ハンガーに吊るし始めていく。
その瞬間、唐突に玄関の方から声が聞こえていった。
「こんばんは~佐伯克哉さんはいらっしゃいますか?」
「ええっ?」
明るい口調で声を掛けられて、完全に克哉は面喰っていった。
しかもその声の主が、予想外の人物のものだったせいで余計だ。
慌ててドタドタと音を立てて玄関の方に向かっていけば…其処には
漆黒の独特の衣装を身にまとった実に妖しい長い金髪の男性がいた。
今更言うまでもない、謎多き男性…Mr.Rその人だった。
「ど、どうして貴方がオレの家に現れているんですかー!」
「おやおや…久しぶりにこうして貴方と顔を合わせたというのに…実につれない
反応ですね。あの方になかなか会えない…その寂しさを抱えて胸を痛めている
貴方の心をいやす為に…とても良い物を今夜は持ってきたと言いますのに…」
「いや、その…貴方みたいな妖しい人がいきなり現れてびっくりしないと
いうのがそもそも有り得ないですから…。んで、今度は何を持って来たというんですか?
あの妖しい眼鏡をまた持って来たというのならお断りしますよ?
今のオレには…自分を大きく変えるようなアイテムなんて必要と
していないんですから…」
「けど、もう一人の御自分そのものは…求めていらっしゃるんでしょう?」
「っ…!」
不意におどけた口調から、図星を突く発言を言われて克哉はとっさに
言葉に詰まっていく。
「ふふ、相変わらず正直な方ですね…。克哉さんのそういう処は好感が
持てますよ…」
「…そんな、事は…」
「ダメですよ…こういう時は素直になられないと…。なかなかあの方に会えない
現実に寂しさを覚えてしまっているのでしょう? そんな貴方の孤独を埋めるために
巷に流行っているというゲームを元に、ちょっとした良い物を用意したんですから…」
「良い物って一体…何ですか?」
「これですよ…」
そういって、男はエメラルドグリーン色の機械を取り出していった。
何となくデザインが一昔前に出たニンテン〇ーDSに良く似ているが…
微妙に細部が異なっていて、妙にパチ物臭さがにじみ出ていた。
「…これってゲーム機ですか? 何でこんな物を貴方が…?」
「ちょっとしたイタズラ心という奴ですよ。ちょっと開いて見て下さい。
きっと貴方が気に入って下さいますから…」
「わ、判りました…」
正直、嫌な予感がしなかったと言えばウソになる。
けれどこうしてこの男性がわざわざ持って来た代物がどのようなものなのか
好奇心が湧いたのもまた事実だった。
恐る恐る二つ折り構造になっているゲーム機を開いていくと…其処には
とんでもない物が表示されていった。
「…やっと開いたか、待ちわびたぞ…」
「ええええええっ…!」
其処には思いっきり、もう一人の自分の顔がリアルに表示され…
音声までしっかりついていた。
そう…滅多に会えない愛しい男は、ゲーム機という媒体を通して…
突然、身近な存在になろうとしていたのだった―
現在ジャンプで思いっきり銀魂で、それをパロった内容の連載を
やっているのに影響受けて、頭の中で思い浮かんだ非常に
アホな話です。
ギャグ寄りなので、それを覚悟の上でお読みください。
そしてまた例によって、克克です。
…お前、他のCPももうちょい書けよと自分でツッコミ
入れておきます、はい…。
(どれだけ偏っているんだって話ですが…)
オレには秘密の恋人がいる。
けれどそれは…他の人間に紹介する事も、公にすることも出来なくて。
携帯で電話する事もメールもする事もなく。
ついでに言えば、相手といつ会えるかも保証もない関係で。
そんな関係が気がつけば始まって…一年余りが経過していた。
―そろそろ、疲れて来たな…
ちょっと相手を待つだけの関係に疲れて来た頃。
唐突に、その日々は終止符を打たれて…とんでもない展開が
舞い込んで来たのだった―
*
いつものように仕事が終わると、電気の消えた自分の部屋に戻っていく。
世の中には、この瞬間が寂しく感じられるので…出掛けた時はずっと
部屋の電気を点けたままにしておく人もいると聞いた事があるが…
今の克哉なら、その心境は何となく理解出来た。
(…何か、今夜はいつもにも増して…センチメンタルな感じだな…オレ…)
そう自嘲していきながら明かりを点けて、背広のスーツを脱いで…
ハンガーに吊るし始めていく。
その瞬間、唐突に玄関の方から声が聞こえていった。
「こんばんは~佐伯克哉さんはいらっしゃいますか?」
「ええっ?」
明るい口調で声を掛けられて、完全に克哉は面喰っていった。
しかもその声の主が、予想外の人物のものだったせいで余計だ。
慌ててドタドタと音を立てて玄関の方に向かっていけば…其処には
漆黒の独特の衣装を身にまとった実に妖しい長い金髪の男性がいた。
今更言うまでもない、謎多き男性…Mr.Rその人だった。
「ど、どうして貴方がオレの家に現れているんですかー!」
「おやおや…久しぶりにこうして貴方と顔を合わせたというのに…実につれない
反応ですね。あの方になかなか会えない…その寂しさを抱えて胸を痛めている
貴方の心をいやす為に…とても良い物を今夜は持ってきたと言いますのに…」
「いや、その…貴方みたいな妖しい人がいきなり現れてびっくりしないと
いうのがそもそも有り得ないですから…。んで、今度は何を持って来たというんですか?
あの妖しい眼鏡をまた持って来たというのならお断りしますよ?
今のオレには…自分を大きく変えるようなアイテムなんて必要と
していないんですから…」
「けど、もう一人の御自分そのものは…求めていらっしゃるんでしょう?」
「っ…!」
不意におどけた口調から、図星を突く発言を言われて克哉はとっさに
言葉に詰まっていく。
「ふふ、相変わらず正直な方ですね…。克哉さんのそういう処は好感が
持てますよ…」
「…そんな、事は…」
「ダメですよ…こういう時は素直になられないと…。なかなかあの方に会えない
現実に寂しさを覚えてしまっているのでしょう? そんな貴方の孤独を埋めるために
巷に流行っているというゲームを元に、ちょっとした良い物を用意したんですから…」
「良い物って一体…何ですか?」
「これですよ…」
そういって、男はエメラルドグリーン色の機械を取り出していった。
何となくデザインが一昔前に出たニンテン〇ーDSに良く似ているが…
微妙に細部が異なっていて、妙にパチ物臭さがにじみ出ていた。
「…これってゲーム機ですか? 何でこんな物を貴方が…?」
「ちょっとしたイタズラ心という奴ですよ。ちょっと開いて見て下さい。
きっと貴方が気に入って下さいますから…」
「わ、判りました…」
正直、嫌な予感がしなかったと言えばウソになる。
けれどこうしてこの男性がわざわざ持って来た代物がどのようなものなのか
好奇心が湧いたのもまた事実だった。
恐る恐る二つ折り構造になっているゲーム機を開いていくと…其処には
とんでもない物が表示されていった。
「…やっと開いたか、待ちわびたぞ…」
「ええええええっ…!」
其処には思いっきり、もう一人の自分の顔がリアルに表示され…
音声までしっかりついていた。
そう…滅多に会えない愛しい男は、ゲーム機という媒体を通して…
突然、身近な存在になろうとしていたのだった―
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(12/31)
(03/16)
(01/12)
(12/28)
(12/18)
(12/02)
(10/22)
(10/21)
(10/17)
(10/15)
(10/07)
(09/30)
(09/29)
(09/21)
(09/20)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
鬼畜眼鏡にハマり込みました。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
リンクは同ジャンルの方はフリーです。気軽に切り貼りどうぞ。
…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
リンクは同ジャンルの方はフリーです。気軽に切り貼りどうぞ。
…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
ブログ内検索
最古記事
(10/28)
(10/29)
(10/30)
(10/30)
(10/31)
(11/01)
(11/01)
(11/02)
(11/03)
(11/03)
(11/04)
(11/05)
(11/06)
(11/06)
(11/07)
カウンター
アクセス解析