鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
―初めて口に含んだそれは、燃えるように熱くて指を弾き返さんばかりに
硬く張り詰めていた。
ピチャリ…。
まるで猫がミルクを舐め取るような仕草で、克哉が性器の先端へと
熱い舌先を這わせていく。
ゆっくりと自分自身が纏っているシャツのボタンも寛げさせて、引き締まった
胸板を相手の眼前へと晒していった。
その瞬間、部屋の空気が一気に濃密なものへと変わっていった。
噎せ返るような雄の匂いと、甘ったるい淫靡な香りが周囲を満たし…克哉の
頭の芯をもぼうっと痺れさせていった。
「はっ…あっ…」
熱っぽい眼差しを浮かべながら、悩ましい声が唇から漏れていく。
同性の、しかも自分自身の性器を咥えて興奮するなど…己でも信じられなかったが
異常な状況に、克哉も興奮を覚えていた。
(単なるガス抜きに過ぎない行為だ…)
そう割り切って、指先を幹に這わせて…執拗に鈴口へと舌先を這わせて、蠢かしていく。
最初に感じるのは、軽い塩味と青臭い性臭。
だが、行為を続けていく内に…徐々に自分の唾液と混じり、少しエグみや苦味も
和らいでいくような気がしていった。
(結構…口でスルのって、大変なんだな…)
良く女性は、こんなモノを咥えて奉仕してくれたものだ…と感心した。
そんな事を考えている内に、眼鏡の指先が克哉の髪へと絡んでくる。
まるで引き剥がすような動作を繰り返していたが、今は彼の方も頭が痺れて…
満足に動かないらしい。
力がまったく込められておらず、弱々しいものでしかなかった。
「…うっ…ぁ…」
チュク、と溢れてきた先走りを軽く嚥下していくと同時に…眼鏡もまた余裕なさそうに
呻き声を漏らしていった。
「…感じている、みたいだね…。凄く、熱い…」
口淫を続けながら、克哉が艶っぽい微笑みを浮かべていく。
相手のペニスを口に含むという行為そのものに抵抗がないと言ったら嘘になる。
この辺りまでが…ギリギリ、自分が出来る限界だろう。
そう考えて、実行に移した行動であったが…相手が自分の手の中で感じて、
ピクピクと余裕なく震えて感じている様を見るのは、何故か酷く興奮した。
「止め、ろ…『オレ』…! どうして、こんな…真似を…っ!」
「…人命救助。それ以外の何物でも、ないよ…。このままお前が無理をして
自分を抑え続けたら、きっと同じ事が起こる。そしてその時…犠牲になるのは、
きっと御堂さんだ。だから…ガス抜きをしているだけ。
オレはただ、お前があれだけ想っている人をもう一度自分の手で壊してしまう。
そんな悲劇的な結果を回避したい…それだけ、だよ」
瞬間、酷く脆く…儚い笑みを克哉が浮かべていく。
眼鏡は、その顔を見てハっとなっていく。
今にも壊れてしまいそうな、そんな危うさを孕みながらも瞳の奥には慈愛の色が
微かに浮かんでいた。
ペロリ、と性器の先端を舐め上げながらもう一度口に含んで…口腔全体で締め上げる
ようにしながらソレを愛していく。
「ふっ…くっ…」
短く呻きながら、口の中で熱くなっているペニスを夢中で咥えていった。
指先で相手の裏筋と、袋の部分を揉み込むようにしながら愛撫を施し…チロチロと
舌先で余った皮の部分を舐め上げていく。
含んでいる部分から、飲み干しきれない唾液と眼鏡の先走りが入り混じったものが
竿の部分を伝って克哉の指と、相手の下肢全体を濡らしていった。
息苦しさはあったが、嫌悪感はすでにあまり感じなかった。
自分で最初から覚悟していたから、というのもあっただろう。
御堂という存在がいるのに、身体を繋げる処までは抵抗があった。
だが、このまま彼の中の欲望を燻らせ続けて…同じ結果を招かせる訳にはいかない。
それで克哉が精一杯考えた末にギリギリで妥協出来る範囲が、この行為だったのだ。
「ん、凄く…硬くて、熱くなっているな…。こんなに、興奮して…」
ついそんな言葉を漏らしながら、半ば涙目になりながら相手の性器を口の中いっぱいに
含んで喉の奥で先端を締め付け始めていく。
グイグイ、と喉奥に性器が当たっているのが自分でも良く判った。
正直…かなり息苦しかった。
「くっ…ぅ…!」
だが、眼鏡の唇から余裕のない声が零れていくと…不思議と大胆な気持ちになった。
(感じているんだ…『俺』…)
そう思うと、何故か嬉しいと思えてしまった。
もっと感じて欲しいと、夢中になって舌先でソレを弄りあげると…まるで別の生き物の
ように性器が手の中で暴れ始めていった。
ピクピクピク…。
小さな穴を何度も忙しなく痙攣させながら、手の中でそれがドクンドクンと脈動して
小刻みに動き続けていく。
口の中に広がる味も、苦味と塩味が再び濃くなっていった。
その瞬間、克哉の方も自分自身がズボンの生地の下でパツンパツンに張り詰めて
いくのが判った。
(どうしよう…オレ、ムチャクチャ…興奮、してる)
そんな自分に信じられない想いを感じながら、相手を頂点に導こうと一層熱を込めて
舌先を動かし続けていった。
ギュウっと根元まで握り締めていきながら、チュウ…と強くその先端を吸い上げて
解放を促していく。
(ほんの、少しで良い…コレで、お前の中に燻り続けているあの凶暴な熱が…
少しでも宥まるのならば、それで…)
その想いと、胸に宿る奇妙な衝動に突き動かされながら…克哉は男根に、強い
刺激を加えて最後の一押しをしていった。
「うっ…はぁ…!」
身体全体を大きく震わせていきながら、眼鏡の方が達していった。
喉奥に勢い良く精が噴き掛けられて、一瞬咽そうになったが…どうにかそれを堪えて
口の中で全てを受け止めて嚥下していく。
独特のいがらっぽい味に、瞬間吐き出したい衝動に駆られたが…どうにかそれを
最後の一滴まで飲み干していった。
「…こういう事をするの、初めてだったけど…少しは気持ち良かった? 俺…?」
口元を拭いながら、軽く首を傾げてそっと問いかけていく。
眼鏡の方は、荒い呼吸を繰り返していきながら…ただ俯き続けていった。
はあ、はあ…。
達してから三分以上が経過したにも関わらず、相手の呼吸が整う気配はない。
むしろ直後に比べて、ドンドン忙しくなって感覚も短くなっている気がした。
「…どうしたの、『俺』…?」
その相手の反応に、何か強烈な違和感を覚えて克哉が声を掛け、そっと相手に
触れていくと…いきなり眼鏡が腕をガムシャラに振り回して、すぐ近くのテーブルに
置かれていたグラスと、酒瓶を一気に床へと転がしていった。
「うわっ! 何をするんだ…!」
「うる、さい…! 黙れ…!」
瞬間、本気で憤り…凶暴なまでの欲情に瞳を輝かせている眼鏡の双眸と目が合う。
今の行為をキッカケに強烈な衝動が呼び起こされて、必死になって彼はそれを
押さえつけていた。
「だ、大丈夫…か?」
「寄るなっ…! 今、お前が近づいたら…どうなるか、俺にも判らなくなる…!」
必死になって克哉が延ばした腕を、容赦ない力で叩き落として拒絶していく。
いっそ、その欲望のままに行動したい誘惑を懸命に押さえ込みながら最後の理性を
振り絞って眼鏡は言い放った。
「出て行け…! 俺が収まる、まで…! その顔を金輪際、俺の前に見せるな…!」
それは彼の、愛しい人をこれ以上裏切りたくないという最後の境界線。理性。
だから険しい表情と口調で相手に訴えかけていく。
だが、克哉は…。
「…そんなに苦しいならオレを、好きにして良いよ。その為に…オレは、お前の前へと
現れたんだから…」
凶暴な衝動、彼の中の獣の本性。
それを叩きつけて、少しでも楽にしてやりたい。
ただそれだけの為に、自分は現れたのだから。
だから彼は出ていかなかった。
そして…自分の方から、眼鏡の腕の中へと勢い良く飛び込んでいった―
硬く張り詰めていた。
ピチャリ…。
まるで猫がミルクを舐め取るような仕草で、克哉が性器の先端へと
熱い舌先を這わせていく。
ゆっくりと自分自身が纏っているシャツのボタンも寛げさせて、引き締まった
胸板を相手の眼前へと晒していった。
その瞬間、部屋の空気が一気に濃密なものへと変わっていった。
噎せ返るような雄の匂いと、甘ったるい淫靡な香りが周囲を満たし…克哉の
頭の芯をもぼうっと痺れさせていった。
「はっ…あっ…」
熱っぽい眼差しを浮かべながら、悩ましい声が唇から漏れていく。
同性の、しかも自分自身の性器を咥えて興奮するなど…己でも信じられなかったが
異常な状況に、克哉も興奮を覚えていた。
(単なるガス抜きに過ぎない行為だ…)
そう割り切って、指先を幹に這わせて…執拗に鈴口へと舌先を這わせて、蠢かしていく。
最初に感じるのは、軽い塩味と青臭い性臭。
だが、行為を続けていく内に…徐々に自分の唾液と混じり、少しエグみや苦味も
和らいでいくような気がしていった。
(結構…口でスルのって、大変なんだな…)
良く女性は、こんなモノを咥えて奉仕してくれたものだ…と感心した。
そんな事を考えている内に、眼鏡の指先が克哉の髪へと絡んでくる。
まるで引き剥がすような動作を繰り返していたが、今は彼の方も頭が痺れて…
満足に動かないらしい。
力がまったく込められておらず、弱々しいものでしかなかった。
「…うっ…ぁ…」
チュク、と溢れてきた先走りを軽く嚥下していくと同時に…眼鏡もまた余裕なさそうに
呻き声を漏らしていった。
「…感じている、みたいだね…。凄く、熱い…」
口淫を続けながら、克哉が艶っぽい微笑みを浮かべていく。
相手のペニスを口に含むという行為そのものに抵抗がないと言ったら嘘になる。
この辺りまでが…ギリギリ、自分が出来る限界だろう。
そう考えて、実行に移した行動であったが…相手が自分の手の中で感じて、
ピクピクと余裕なく震えて感じている様を見るのは、何故か酷く興奮した。
「止め、ろ…『オレ』…! どうして、こんな…真似を…っ!」
「…人命救助。それ以外の何物でも、ないよ…。このままお前が無理をして
自分を抑え続けたら、きっと同じ事が起こる。そしてその時…犠牲になるのは、
きっと御堂さんだ。だから…ガス抜きをしているだけ。
オレはただ、お前があれだけ想っている人をもう一度自分の手で壊してしまう。
そんな悲劇的な結果を回避したい…それだけ、だよ」
瞬間、酷く脆く…儚い笑みを克哉が浮かべていく。
眼鏡は、その顔を見てハっとなっていく。
今にも壊れてしまいそうな、そんな危うさを孕みながらも瞳の奥には慈愛の色が
微かに浮かんでいた。
ペロリ、と性器の先端を舐め上げながらもう一度口に含んで…口腔全体で締め上げる
ようにしながらソレを愛していく。
「ふっ…くっ…」
短く呻きながら、口の中で熱くなっているペニスを夢中で咥えていった。
指先で相手の裏筋と、袋の部分を揉み込むようにしながら愛撫を施し…チロチロと
舌先で余った皮の部分を舐め上げていく。
含んでいる部分から、飲み干しきれない唾液と眼鏡の先走りが入り混じったものが
竿の部分を伝って克哉の指と、相手の下肢全体を濡らしていった。
息苦しさはあったが、嫌悪感はすでにあまり感じなかった。
自分で最初から覚悟していたから、というのもあっただろう。
御堂という存在がいるのに、身体を繋げる処までは抵抗があった。
だが、このまま彼の中の欲望を燻らせ続けて…同じ結果を招かせる訳にはいかない。
それで克哉が精一杯考えた末にギリギリで妥協出来る範囲が、この行為だったのだ。
「ん、凄く…硬くて、熱くなっているな…。こんなに、興奮して…」
ついそんな言葉を漏らしながら、半ば涙目になりながら相手の性器を口の中いっぱいに
含んで喉の奥で先端を締め付け始めていく。
グイグイ、と喉奥に性器が当たっているのが自分でも良く判った。
正直…かなり息苦しかった。
「くっ…ぅ…!」
だが、眼鏡の唇から余裕のない声が零れていくと…不思議と大胆な気持ちになった。
(感じているんだ…『俺』…)
そう思うと、何故か嬉しいと思えてしまった。
もっと感じて欲しいと、夢中になって舌先でソレを弄りあげると…まるで別の生き物の
ように性器が手の中で暴れ始めていった。
ピクピクピク…。
小さな穴を何度も忙しなく痙攣させながら、手の中でそれがドクンドクンと脈動して
小刻みに動き続けていく。
口の中に広がる味も、苦味と塩味が再び濃くなっていった。
その瞬間、克哉の方も自分自身がズボンの生地の下でパツンパツンに張り詰めて
いくのが判った。
(どうしよう…オレ、ムチャクチャ…興奮、してる)
そんな自分に信じられない想いを感じながら、相手を頂点に導こうと一層熱を込めて
舌先を動かし続けていった。
ギュウっと根元まで握り締めていきながら、チュウ…と強くその先端を吸い上げて
解放を促していく。
(ほんの、少しで良い…コレで、お前の中に燻り続けているあの凶暴な熱が…
少しでも宥まるのならば、それで…)
その想いと、胸に宿る奇妙な衝動に突き動かされながら…克哉は男根に、強い
刺激を加えて最後の一押しをしていった。
「うっ…はぁ…!」
身体全体を大きく震わせていきながら、眼鏡の方が達していった。
喉奥に勢い良く精が噴き掛けられて、一瞬咽そうになったが…どうにかそれを堪えて
口の中で全てを受け止めて嚥下していく。
独特のいがらっぽい味に、瞬間吐き出したい衝動に駆られたが…どうにかそれを
最後の一滴まで飲み干していった。
「…こういう事をするの、初めてだったけど…少しは気持ち良かった? 俺…?」
口元を拭いながら、軽く首を傾げてそっと問いかけていく。
眼鏡の方は、荒い呼吸を繰り返していきながら…ただ俯き続けていった。
はあ、はあ…。
達してから三分以上が経過したにも関わらず、相手の呼吸が整う気配はない。
むしろ直後に比べて、ドンドン忙しくなって感覚も短くなっている気がした。
「…どうしたの、『俺』…?」
その相手の反応に、何か強烈な違和感を覚えて克哉が声を掛け、そっと相手に
触れていくと…いきなり眼鏡が腕をガムシャラに振り回して、すぐ近くのテーブルに
置かれていたグラスと、酒瓶を一気に床へと転がしていった。
「うわっ! 何をするんだ…!」
「うる、さい…! 黙れ…!」
瞬間、本気で憤り…凶暴なまでの欲情に瞳を輝かせている眼鏡の双眸と目が合う。
今の行為をキッカケに強烈な衝動が呼び起こされて、必死になって彼はそれを
押さえつけていた。
「だ、大丈夫…か?」
「寄るなっ…! 今、お前が近づいたら…どうなるか、俺にも判らなくなる…!」
必死になって克哉が延ばした腕を、容赦ない力で叩き落として拒絶していく。
いっそ、その欲望のままに行動したい誘惑を懸命に押さえ込みながら最後の理性を
振り絞って眼鏡は言い放った。
「出て行け…! 俺が収まる、まで…! その顔を金輪際、俺の前に見せるな…!」
それは彼の、愛しい人をこれ以上裏切りたくないという最後の境界線。理性。
だから険しい表情と口調で相手に訴えかけていく。
だが、克哉は…。
「…そんなに苦しいならオレを、好きにして良いよ。その為に…オレは、お前の前へと
現れたんだから…」
凶暴な衝動、彼の中の獣の本性。
それを叩きつけて、少しでも楽にしてやりたい。
ただそれだけの為に、自分は現れたのだから。
だから彼は出ていかなかった。
そして…自分の方から、眼鏡の腕の中へと勢い良く飛び込んでいった―
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(12/31)
(03/16)
(01/12)
(12/28)
(12/18)
(12/02)
(10/22)
(10/21)
(10/17)
(10/15)
(10/07)
(09/30)
(09/29)
(09/21)
(09/20)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
鬼畜眼鏡にハマり込みました。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
リンクは同ジャンルの方はフリーです。気軽に切り貼りどうぞ。
…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
リンクは同ジャンルの方はフリーです。気軽に切り貼りどうぞ。
…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
ブログ内検索
最古記事
(10/28)
(10/29)
(10/30)
(10/30)
(10/31)
(11/01)
(11/01)
(11/02)
(11/03)
(11/03)
(11/04)
(11/05)
(11/06)
(11/06)
(11/07)
カウンター
アクセス解析