鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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こんにちは香坂です。
本日正午までにこちらの方で振り込みを確認出来た方に
関しては3月25日の午後に発送致しました。
メール便を使用したので、大体2~4日後ぐらいまでには
そちらのお手元に届くと思います。
後、今回初めて通販を使用された方に関しては前回の通販おまけ本の
残部がありましたので、それも一緒につけさせて頂きました。
粗品として受け取ってやって下さいませ。
一応、後何冊か春コミの時の残りがありますので…こちらは先着順で、
新規の方(前回利用していなくて貰っていない方)につけさせて頂きます。
んで、今回の通販と購入おまけ話は…今日明日中に書き上げてURL
お渡し(+サイトに簡単なクイズ形式でアップ)出来るように頑張ります。
もう少々お待ち下さいませ。
後、香坂の知り合いでメルアドとかサイト知っている方で今回の新刊を
購入してくれた方は、拍手とかメールでお渡しするので覚悟しておいて
下さいませ(笑)
後、本日発送して判明したんですが…オフ本三種類買っても、二つに
梱包を分ければ160円で送料が済むこと分かりました。
一つに纏めると2センチ超えてしまうんですが、二つに分けると本の厚さ
1センチに対して袋の厚み0.1~2ミリぐらいは猶予がつくので…この方法なら
三種類でも160円でOKになりました。
すでに三種類で申し込んで下さった二名の方に関しては差額80円を
振り込んでお返しするか、以前に出した無料配布をその差額分の送料使って
プレゼントするのどちらかの対応をさせて頂きます。
後で、通販ページの方も改めて直しますので少しお待ち下さいませ。
取り急ぎ業務連絡のみ失礼します。
ではでは~。
本日正午までにこちらの方で振り込みを確認出来た方に
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後、今回初めて通販を使用された方に関しては前回の通販おまけ本の
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一応、後何冊か春コミの時の残りがありますので…こちらは先着順で、
新規の方(前回利用していなくて貰っていない方)につけさせて頂きます。
んで、今回の通販と購入おまけ話は…今日明日中に書き上げてURL
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もう少々お待ち下さいませ。
後、香坂の知り合いでメルアドとかサイト知っている方で今回の新刊を
購入してくれた方は、拍手とかメールでお渡しするので覚悟しておいて
下さいませ(笑)
後、本日発送して判明したんですが…オフ本三種類買っても、二つに
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一つに纏めると2センチ超えてしまうんですが、二つに分けると本の厚さ
1センチに対して袋の厚み0.1~2ミリぐらいは猶予がつくので…この方法なら
三種類でも160円でOKになりました。
すでに三種類で申し込んで下さった二名の方に関しては差額80円を
振り込んでお返しするか、以前に出した無料配布をその差額分の送料使って
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後で、通販ページの方も改めて直しますので少しお待ち下さいませ。
取り急ぎ業務連絡のみ失礼します。
ではでは~。
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※お待たせしました。3月23日から連載再開しました。
御堂さんの日の企画に参加して間が開いてしまったので過去のリンクも
貼っておきますね。
夜街遊戯(克克) 1 2 3 4 5 6 7
―夜の街には様々な人の思惑が交差している。
その中にある幻想は脆く儚いものなのに、それでも人は
刹那の愛を求めて、歓楽街へと身を浸らせていく
それはドロドロと醜い感情を、上辺だけを塗り固めた虚飾であったり
戯れの中に本心を隠して見えないようにしたり…様々な駆け引きが
横行している。
それでも、その中に…『愛』と呼べるものは潜んでいるかどうかに
気づくには…何が、果たして必要なのだろうか…?
ユキは一通り、これから自分がどうするかを克哉に説明し終えると
悪戯っ子のような表情を浮かべて、耳元から顔を離していった。
「聞こえたかい?」
「はい…その、ありがとうございます」
「…礼を言われる程じゃない。俺も同じ気持ちだから乗っただけだよ…。
ま、当分この店には顔出せないぐらいは覚悟しておいてくれな?」
「そ、それは…はい、覚悟してます」
「了解、それじゃあ…二人して、出入り禁止になるぐらいの気持ちで…行こうか?」
「は、はい…」
そういって目の前の男性は、ニッコリと綺麗に微笑んでいった。
二人の距離が、完全に遠いものになっていく。
ユキは一足先にスツールから立ち上がっていくと…ひどくスマートな動作で
もう一人の克哉と、リョウが座っている席の方へと移動していき。
『リョウ』
と、確かに彼は想い人の名を呼んでいった。
瞬間、多くの人間の視線が…ユキに注がれていく。
だが青年は、予め覚悟していたのでそれぐらいでは動じなかった。
「…ユキ、どうしたの? 俺…人と話している最中なんだけど…?」
リョウもまた、相手の突然の行動に目を白黒させていた。
今まで二人とも何度もこの店を愛用してきた。
だから…こんな風に店内に一緒にいても、お互いに先に会話相手やその夜の相手が
見つかったのなら、絶対にこうして割り込むような真似などして来なかった。
今夜だって同じだ、と彼は思い込んでいた。
だからこそ…ユキがこちらに声を掛けて来たことに驚きを隠せないようだった。
「あぁ、相手が見つかっている最中に申し訳ないが…今夜、俺と先約あっただろ?
忘れたのか…?」
「えっ…? あぁ、ユキとは確か明日、約束していたけど…」
「今夜、だろ?」
相手が本来の正しい約束の日時を口に出すのと同時に、念押しするように
『今夜』である、と告げていく。
当然の事ながらこれはユキの嘘であり、ハッタリだ。
「俺が勘違いして、お前との約束を明日だと取り違えてしまった。そうだろ…?」
「えっ…そんな、事は…」
違う、と言いたかったがあまりにはっきりとユキが言い切るので…リョウは
否定仕切れずに、くぐもった声を出していく。
その隙を、男は見逃さなかった。
しっかりとその腕を掴み、リョウの腰を上げさせていく。
その様子に、有無を言わさぬ迫力のようなものがあった。
「という訳でおにーさん、悪いね。今夜は俺の方が先約なんで…失礼するよ。
恥かかせた詫びに、飲み代ぐらいは持たせて貰うよ…」
そういって、眼鏡の前に五千円札を一枚、そっと差し出していく。
「…顔も知らない相手から、金を貰う趣味はない。持って帰ってくれ」
興味のなさそうな顔で、眼鏡は冷たく言い放ち…そのお金を突き返していった。
今まで話していた相手を取られることにも、ユキが割り込んできた事にも
何にも興味がなさそうな態度を貫いていく。
ユキは引き下がって、せめて飲み代ぐらいは支払おうとしたが…相手の
あまりに冷酷な眼差しに引き下がっていく。
(…絶対にこれは受け取りそうにないな…)
その表情と視線から、その事実を察して…一度出した札を代わりに、
すぐ近くに立っていた克哉のポケットにねじ込んでいく。
「えっ…?」
すぐ後ろに立っていた克哉は、突然の事態に呆けた顔を浮かべていく。
「飲み代、代わりに支払っておいて。それじゃ俺は行くから…」
そうして愉快そうな笑みを浮かべていきながら、男は「グッドラック」と短く
呟いて…リョウの手を強引に掴んで、店の外に出ていく。
しかしその動作に、誰も言葉を挟めないまま…そのまま、ユキとリョウの
二人を見送り…そして扉の奥に消えていった。
「あっ…」
そのまま暫く克哉は茫然と立ち尽くしていく。
相手のスムーズさに比べて、克哉は展開についていけずに…すぐに
動けずにいた。
今、もう一人の自分の連れはいない。絶好の声を掛ける機会だ。
そう思っているのに…店内の人間の目が一斉に残された自分に
注がれていることに気づいて、その場で硬直してしまっていた。
(ど、どうしよう…すぐに『俺』に声を掛けないと、せっかくユキさんが
作ってくれたチャンスが…)
けど、無数の視線に晒されるというのは一種の暴力にも近かった。
思うように頭と身体が動かない。
心臓はバクバクいって、うるさいぐらいだった。
そうして克哉が躊躇してしまっている間に…眼鏡の方に目をつけて声を
掛けようとしている若い男が、席を立ち始めていくのが見えた。
(ダメだ、このままじゃ…同じことの繰り返しだ!)
そうして、破れかぶれで慌ててもう一人の自分の元へと距離を詰めていった。
「おい、『俺』…!」
顔を真っ赤にしながら、ついそんな呼びかけをしてしまう。
そうしてから、しまった! と叫びたくなった。
いつもの癖でそう呼んでしまったが、恐らくこんな呼びかけ…第三者が
耳にしたら、異様なものにしか聞こえないだろう。
途端に店内のざわめきが大きなものに変わっていく。
ザワザワザワ…と人が何か密かに言葉を交わしあう声が余計に克哉の
緊張感を上げていってしまった。
薄暗い店内でも、何人かの人間は眼鏡が店に入ってきた時点で克哉が
良く似た風貌の持主であることに気づいていた。
それでただでさえ最初注目を集めてしまっていたのに、こんな奇妙な呼び方を
してしまったら余計に人の興味を煽ってしまうのは明白だった。
(うわ~オレの馬鹿~! いつもの癖で…人前でも、こいつを『俺』って
呼んじゃった!)
克哉は目をシロクロとさせながら、脇から背中に掛けて冷や汗が伝っていくのを
感じ取っていった。
嗚呼、もう…一体どうすれば良いのだろうか。
場数を踏んでさえいればきっとユキのようにスムーズに店内から
相手を連れ出すことが出来ただろう。
けれど自分にはそんな器用な真似など絶対に出来ない。
気分はまさに一人百面相だ。ただ、眼鏡を前にして対峙しているだけで
克哉の顔は赤くなったり青くなったり、様々な色に変化している。
しかししどろもどろになっている克哉に対して、眼鏡はひどく冷たい眼差しを
向けていくと…。
「…一人百面相は済んだのか?」
と、冷淡な態度であっさりと返すのみだった。
その態度に、克哉はつい腹が立っていく。
彼に会いたい一心で、色々と複雑な心境になりつつもここまでやって来て
衆人環視の中でも、勇気を振り絞って声を掛けたのだ。
それなのに、こんなに冷たい態度で出迎えなくても良いじゃないか! と克哉は
思いっきり叫びたくなった。
「お前なぁ! オレがどんな思いでここまで来たと思っているんだよ!」
「…お前が俺に会いたいと、うるさいぐらいに想っているからこうして機会を
与えてやったんだろうが。お前に責められる謂われはないが」
「そ、んな事…ないっ! 何だよ、うるさいぐらいに想っているって…!」
「言葉の通りだ。あぁ、もう…やかましい。少し黙れ」
克哉がつい感情的になって声を大きくしていくと、相手は本気でうるさそうな
表情を浮かべていった。
そして、強引に克哉の腕を引いていくと…。
「うっ…!?」
多くの人間の視線と注目が集まる中、いきなり…克哉はもう一人の自分に
深く唇を奪われる羽目となったのだった―
御堂さんの日の企画に参加して間が開いてしまったので過去のリンクも
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夜街遊戯(克克) 1 2 3 4 5 6 7
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その中にある幻想は脆く儚いものなのに、それでも人は
刹那の愛を求めて、歓楽街へと身を浸らせていく
それはドロドロと醜い感情を、上辺だけを塗り固めた虚飾であったり
戯れの中に本心を隠して見えないようにしたり…様々な駆け引きが
横行している。
それでも、その中に…『愛』と呼べるものは潜んでいるかどうかに
気づくには…何が、果たして必要なのだろうか…?
ユキは一通り、これから自分がどうするかを克哉に説明し終えると
悪戯っ子のような表情を浮かべて、耳元から顔を離していった。
「聞こえたかい?」
「はい…その、ありがとうございます」
「…礼を言われる程じゃない。俺も同じ気持ちだから乗っただけだよ…。
ま、当分この店には顔出せないぐらいは覚悟しておいてくれな?」
「そ、それは…はい、覚悟してます」
「了解、それじゃあ…二人して、出入り禁止になるぐらいの気持ちで…行こうか?」
「は、はい…」
そういって目の前の男性は、ニッコリと綺麗に微笑んでいった。
二人の距離が、完全に遠いものになっていく。
ユキは一足先にスツールから立ち上がっていくと…ひどくスマートな動作で
もう一人の克哉と、リョウが座っている席の方へと移動していき。
『リョウ』
と、確かに彼は想い人の名を呼んでいった。
瞬間、多くの人間の視線が…ユキに注がれていく。
だが青年は、予め覚悟していたのでそれぐらいでは動じなかった。
「…ユキ、どうしたの? 俺…人と話している最中なんだけど…?」
リョウもまた、相手の突然の行動に目を白黒させていた。
今まで二人とも何度もこの店を愛用してきた。
だから…こんな風に店内に一緒にいても、お互いに先に会話相手やその夜の相手が
見つかったのなら、絶対にこうして割り込むような真似などして来なかった。
今夜だって同じだ、と彼は思い込んでいた。
だからこそ…ユキがこちらに声を掛けて来たことに驚きを隠せないようだった。
「あぁ、相手が見つかっている最中に申し訳ないが…今夜、俺と先約あっただろ?
忘れたのか…?」
「えっ…? あぁ、ユキとは確か明日、約束していたけど…」
「今夜、だろ?」
相手が本来の正しい約束の日時を口に出すのと同時に、念押しするように
『今夜』である、と告げていく。
当然の事ながらこれはユキの嘘であり、ハッタリだ。
「俺が勘違いして、お前との約束を明日だと取り違えてしまった。そうだろ…?」
「えっ…そんな、事は…」
違う、と言いたかったがあまりにはっきりとユキが言い切るので…リョウは
否定仕切れずに、くぐもった声を出していく。
その隙を、男は見逃さなかった。
しっかりとその腕を掴み、リョウの腰を上げさせていく。
その様子に、有無を言わさぬ迫力のようなものがあった。
「という訳でおにーさん、悪いね。今夜は俺の方が先約なんで…失礼するよ。
恥かかせた詫びに、飲み代ぐらいは持たせて貰うよ…」
そういって、眼鏡の前に五千円札を一枚、そっと差し出していく。
「…顔も知らない相手から、金を貰う趣味はない。持って帰ってくれ」
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今まで話していた相手を取られることにも、ユキが割り込んできた事にも
何にも興味がなさそうな態度を貫いていく。
ユキは引き下がって、せめて飲み代ぐらいは支払おうとしたが…相手の
あまりに冷酷な眼差しに引き下がっていく。
(…絶対にこれは受け取りそうにないな…)
その表情と視線から、その事実を察して…一度出した札を代わりに、
すぐ近くに立っていた克哉のポケットにねじ込んでいく。
「えっ…?」
すぐ後ろに立っていた克哉は、突然の事態に呆けた顔を浮かべていく。
「飲み代、代わりに支払っておいて。それじゃ俺は行くから…」
そうして愉快そうな笑みを浮かべていきながら、男は「グッドラック」と短く
呟いて…リョウの手を強引に掴んで、店の外に出ていく。
しかしその動作に、誰も言葉を挟めないまま…そのまま、ユキとリョウの
二人を見送り…そして扉の奥に消えていった。
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そのまま暫く克哉は茫然と立ち尽くしていく。
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けど、無数の視線に晒されるというのは一種の暴力にも近かった。
思うように頭と身体が動かない。
心臓はバクバクいって、うるさいぐらいだった。
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それなのに、こんなに冷たい態度で出迎えなくても良いじゃないか! と克哉は
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「そ、んな事…ないっ! 何だよ、うるさいぐらいに想っているって…!」
「言葉の通りだ。あぁ、もう…やかましい。少し黙れ」
克哉がつい感情的になって声を大きくしていくと、相手は本気でうるさそうな
表情を浮かべていった。
そして、強引に克哉の腕を引いていくと…。
「うっ…!?」
多くの人間の視線と注目が集まる中、いきなり…克哉はもう一人の自分に
深く唇を奪われる羽目となったのだった―
現時点までに申し込んで下さった方への、振込詳細メールは
全部返信してあります。
該当者の方は、ご確認して頂けると幸いです。
後、今回のおまけ話もトータルで三票を確保した御克に
決定しました。
何か前回の通販おまけもこのCPだった気するんですが、
まあご了承下さいませ。
明日、入金完了者に発送完了メールを配布するのと同時に
URLお渡し出来るように誠意制作中です…(ペコペコ)
後、発送の件ですが…火曜日には発送すると宣言していたにも関わらず
一日遅れます。すみません。
いえ、現在本の在庫は倉庫に保管してあるんですが…今朝、鍵が
いつも置いてある棚を探したんですが見つからなくて、傍にいた父に聞いたら…。
この間、俺が使ったけどそこに戻してなかった? ちょっと待っててくれるか?
…という感じで鍵の探索が始り、夕食前後でやっと見つかったので…え~と
これから引っぱり出して来て梱包作業入ります。
すみません、ちょっとアクシデント起こったせいで遅れました。ごめんなさい~。
明日には入金報告して下さった方に発送しますのでお待ち下さい~。
とりあえず宛名ラベルは昼間の最中に作っておいたので、作業すぐ入れるように
準備はしておきました。
もう少しだけ待ってやって下さいませ。
本日分の更新もこれから書いて来ます。
それではまた、後で!
全部返信してあります。
該当者の方は、ご確認して頂けると幸いです。
後、今回のおまけ話もトータルで三票を確保した御克に
決定しました。
何か前回の通販おまけもこのCPだった気するんですが、
まあご了承下さいませ。
明日、入金完了者に発送完了メールを配布するのと同時に
URLお渡し出来るように誠意制作中です…(ペコペコ)
後、発送の件ですが…火曜日には発送すると宣言していたにも関わらず
一日遅れます。すみません。
いえ、現在本の在庫は倉庫に保管してあるんですが…今朝、鍵が
いつも置いてある棚を探したんですが見つからなくて、傍にいた父に聞いたら…。
この間、俺が使ったけどそこに戻してなかった? ちょっと待っててくれるか?
…という感じで鍵の探索が始り、夕食前後でやっと見つかったので…え~と
これから引っぱり出して来て梱包作業入ります。
すみません、ちょっとアクシデント起こったせいで遅れました。ごめんなさい~。
明日には入金報告して下さった方に発送しますのでお待ち下さい~。
とりあえず宛名ラベルは昼間の最中に作っておいたので、作業すぐ入れるように
準備はしておきました。
もう少しだけ待ってやって下さいませ。
本日分の更新もこれから書いて来ます。
それではまた、後で!
※お待たせしました。本日から連載再開です。
間が開いてしまったので過去のリンクも貼っておきますね。
夜街遊戯(克克) 1 2 3 4 5 6
―もう一人の自分が、他の誰かと楽しそうに話している
その事実に酷く心がざわめいているのが判る。
こうして目の前にいるのに、誰かと一緒にホテルに入る所なんて
見送りたくなどなかった。
そして…すぐ隣に座っているユキという男性も、同じ思いのようだった。
少しだけこの偶然に克哉は感謝していた。
この街に来るのは初めての克哉でも、相手が見つかっている人間に
割り込むように声を掛けたりするのはタブーだというのは…この店の
空気を読めば、何となくは察していた。
初めて来る場で、克哉一人だけでは…そのタブーを犯す勇気はなかなか
持てないでいただろう。
けれど克哉は直感的に察していた。言葉の端々と、チラチラとリョウと
名乗る青年を見る仕草と表情から、彼もまた…目の前で想い人が他の男と
消えるのを快く思っていない事を。
―ここで見送るのが、本来のハッテン場でのルールであり、流儀だ。
眼鏡とリョウ、と名乗る青年との間に割り込むよりも…このブルーコンタクトを
嵌めた黒髪の青年と会話を続けた最大の理由。
それは、今…この場で確実に克哉と利害が一致する存在は彼以外に
いなかったからだ。
「ねえ、ユキさん…一つ聞いて良いですか?」
「何だい?」
その瞬間、克哉は潜めた声で相手の耳元で告げていく。
「…リョウさんが、あいつとホテルに入ったらどんな気持ちですか…?」
「っ…!」
その瞬間、相手の目が一瞬だけ激しく揺れていった。
すぐに取り繕うと必死になっている。
けれどその激しい感情の揺らめき…それが雄弁に、彼の心境を
克哉に教えてくれていた。
(やっぱりこの人は…あの人に対して、本気なんだな…)
遊び人に見えても、場数を踏んだ経験豊富そうに見える男性でも…
本気で誰かを想う気持ちは、変わらないものだとその反応で判った。
「…どうして、そんな事を聞くんだ…?」
「…貴方に、協力して欲しいからです…」
その瞬間、克哉の瞳が強く揺れていく。
今、自分が考えていることが大胆極まりないことは判っている。
けれど…優柔不断で、オロオロしている内に…今夜も彼の背中を見送る
ことになるぐらいなら、動きたい。
克哉は心からそう考えていた。
詳細は話していない。けれど会話の流れと状況から…その一言でユキという
男性は、克哉が何をしたいのかを察していったようだ。
途端に難しい表情になって、心配そうに問いかけてくる。
「…正気か? …確かにお前さんはこの場が初めてだからしょうがないと
思うが…一応この店は、その日の相手が見つかった相手に割り込むのは
ルール違反だ。暗黙の了解と言い換えても良い…それを判っているのか?」
「はい、判っています。はっきりと教えて貰っている訳ではないですが…
他の客の動きとかそういうのを見れば、二人で話している人間の間には
店の人間も滅多に割り込まないようになっている。それぐらいは
観察していれば判りますから…」
「…初めて店に入った人間が、そんな真似したら次回からは門前払いを
食らうぞ…まったく、大人しそうな顔して…意外に大胆だったんだな…」
二人は他の人間に聞かれないように、顔を寄せ合いながら…会話を
続けていく。
だが、先程と違ってどれだけ近くにいても色事の匂いはまったく感じない
会話のやりとりだった。
「けど、オレは…嫌、なんです。あいつが目の前にいるのに…他の誰かと
消えるのは、どうしても…見過ごしたくない、んです…」
こういう場で、こんな我侭を言うのはタブーだって判っている。
多くの男が、その日の相手を求めて集う場所。
独占欲や嫉妬、その他もろもろのドロドロしたものを引きずらないという
ルールで成り立っている場で、こんな事をいう克哉はきっと異端者以外の
何者でもない。
けれど、染まっていないからこそ…克哉は割り切れない。
「…そんなに、あの男が好きでしょうがないって事か…? お前さんにとって…」
その言葉を問いかけられた時、一瞬…素直に答えるかどうか迷った。
しかし…すぐに大きく頷いて肯定していった。
ここで嘘をついても、誤魔化しても何もならないと思ったからだ。
もう一人の自分に会いたいと思っているからこそ、此処まで来た。
けれど初めて来る場所に合わせて、その本音を押し殺せる程…克哉は
器用な性分ではないのだ。
涙をうっすらと浮かべながら、初対面の相手にこんな事を吐露するのは
間違っているのかも知れない。
けれど…駆け引きが出来ないのなら、味方になってもらうには本音を
ぶつけるしかないと思った。
「…そうです。好きで…堪らないんです…あいつの、事が…」
だから…自分をナンパしてここまで連れて来た男性にこう正直に答えることは、
馬鹿にされても仕方ないと半ば覚悟の上で、自分の本心を相手に告げていった。
暫く無言で見詰め合っていく。それから…少しして盛大にユキは
ため息を突いていった。
「…ったく、こういう街に慣れてないにも程があるな…お前さん。
けど、正直言うと…俺はそんなピュアな気持ちって奴から、
随分と遠ざかってしまっていたな…」
そうして…諦めたような、遠い目になっていった。
「…誰かを真剣に想うのは、怖いからな。相手を好きになればなるだけ…
その一言一句に支配されて、無駄に傷ついて消耗して…。それに疲れて
本気の恋愛から逃げて、俺はこの街を彷徨うようになっちまった…。
だから、嫉妬とか独占欲とか感じても…意識しないように努めていたんだがな。
ったく…目を逸らしていたもんを、わざわざ気づかせてくれちゃってなぁ…」
「ユキ、さん…?」
その瞬間、ユキの目は随分と悲しげなものになった。
それはおどけた態度に隠されていた彼の本心、素顔だった。
今目の前にいるのは…最初に見た、この場に慣れた遊び人風の男性ではない。
克哉と同じように、誰かを想って…惑い苦しむ存在だった。
「…まったく、純粋な気持ちっていうのは性質が悪いね。おかげで…
気づいちまったよ。俺はあいつを、取られたくないって本心にさ…。
どう責任取ってくれるんだ…?」
「…出来る限り、貴方に協力します」
克哉は強気に微笑みながら、はっきりした口調でそう告げた。
恐らく…これは最大のチャンスであり、好機だ。
今…目の前にいる彼を捕まえなかったら、きっともう二度とこの街の中で
もう一人の自分を見かけることはないような気がしていた。
こうして自分がユキと出会い、そしてもう一人の自分に声を掛けた存在が
この男性の想い人であるという…その偶然を生かさなかったら、きっともう
ダメなような気がしていた。
「だから…貴方も、協力して下さい…お願いします…。オレはあいつを…」
そう、真剣な顔で告げようとした瞬間…ユキは、首を振った。
「…もういい。言わなくても…充分、お前さんの気持ちは伝わったから…」
そうして、緩やかに彼は笑っていく。
その顔は…迷いが払拭されていた。
「あ~あ、この店…結構気に入っていたんだがねぇ。まあ…欲しいものを
手に入れる為なら、これぐらいの代価は覚悟するべきかねぇ…」
「えっ…? 何を…?」
克哉が相手の呟きの意味を理解出来ずに呆けた顔を浮かべていくと
彼はいきなり立ち上がっていき、ニっと笑っていった。
そうしてガシっと克哉の手を握っていくと…力強く微笑んでいった。
―そしてユキは、これから自分がどう動くかを…密やかな声で
そっと克哉に耳打ちして伝えていったのだった―
間が開いてしまったので過去のリンクも貼っておきますね。
夜街遊戯(克克) 1 2 3 4 5 6
―もう一人の自分が、他の誰かと楽しそうに話している
その事実に酷く心がざわめいているのが判る。
こうして目の前にいるのに、誰かと一緒にホテルに入る所なんて
見送りたくなどなかった。
そして…すぐ隣に座っているユキという男性も、同じ思いのようだった。
少しだけこの偶然に克哉は感謝していた。
この街に来るのは初めての克哉でも、相手が見つかっている人間に
割り込むように声を掛けたりするのはタブーだというのは…この店の
空気を読めば、何となくは察していた。
初めて来る場で、克哉一人だけでは…そのタブーを犯す勇気はなかなか
持てないでいただろう。
けれど克哉は直感的に察していた。言葉の端々と、チラチラとリョウと
名乗る青年を見る仕草と表情から、彼もまた…目の前で想い人が他の男と
消えるのを快く思っていない事を。
―ここで見送るのが、本来のハッテン場でのルールであり、流儀だ。
眼鏡とリョウ、と名乗る青年との間に割り込むよりも…このブルーコンタクトを
嵌めた黒髪の青年と会話を続けた最大の理由。
それは、今…この場で確実に克哉と利害が一致する存在は彼以外に
いなかったからだ。
「ねえ、ユキさん…一つ聞いて良いですか?」
「何だい?」
その瞬間、克哉は潜めた声で相手の耳元で告げていく。
「…リョウさんが、あいつとホテルに入ったらどんな気持ちですか…?」
「っ…!」
その瞬間、相手の目が一瞬だけ激しく揺れていった。
すぐに取り繕うと必死になっている。
けれどその激しい感情の揺らめき…それが雄弁に、彼の心境を
克哉に教えてくれていた。
(やっぱりこの人は…あの人に対して、本気なんだな…)
遊び人に見えても、場数を踏んだ経験豊富そうに見える男性でも…
本気で誰かを想う気持ちは、変わらないものだとその反応で判った。
「…どうして、そんな事を聞くんだ…?」
「…貴方に、協力して欲しいからです…」
その瞬間、克哉の瞳が強く揺れていく。
今、自分が考えていることが大胆極まりないことは判っている。
けれど…優柔不断で、オロオロしている内に…今夜も彼の背中を見送る
ことになるぐらいなら、動きたい。
克哉は心からそう考えていた。
詳細は話していない。けれど会話の流れと状況から…その一言でユキという
男性は、克哉が何をしたいのかを察していったようだ。
途端に難しい表情になって、心配そうに問いかけてくる。
「…正気か? …確かにお前さんはこの場が初めてだからしょうがないと
思うが…一応この店は、その日の相手が見つかった相手に割り込むのは
ルール違反だ。暗黙の了解と言い換えても良い…それを判っているのか?」
「はい、判っています。はっきりと教えて貰っている訳ではないですが…
他の客の動きとかそういうのを見れば、二人で話している人間の間には
店の人間も滅多に割り込まないようになっている。それぐらいは
観察していれば判りますから…」
「…初めて店に入った人間が、そんな真似したら次回からは門前払いを
食らうぞ…まったく、大人しそうな顔して…意外に大胆だったんだな…」
二人は他の人間に聞かれないように、顔を寄せ合いながら…会話を
続けていく。
だが、先程と違ってどれだけ近くにいても色事の匂いはまったく感じない
会話のやりとりだった。
「けど、オレは…嫌、なんです。あいつが目の前にいるのに…他の誰かと
消えるのは、どうしても…見過ごしたくない、んです…」
こういう場で、こんな我侭を言うのはタブーだって判っている。
多くの男が、その日の相手を求めて集う場所。
独占欲や嫉妬、その他もろもろのドロドロしたものを引きずらないという
ルールで成り立っている場で、こんな事をいう克哉はきっと異端者以外の
何者でもない。
けれど、染まっていないからこそ…克哉は割り切れない。
「…そんなに、あの男が好きでしょうがないって事か…? お前さんにとって…」
その言葉を問いかけられた時、一瞬…素直に答えるかどうか迷った。
しかし…すぐに大きく頷いて肯定していった。
ここで嘘をついても、誤魔化しても何もならないと思ったからだ。
もう一人の自分に会いたいと思っているからこそ、此処まで来た。
けれど初めて来る場所に合わせて、その本音を押し殺せる程…克哉は
器用な性分ではないのだ。
涙をうっすらと浮かべながら、初対面の相手にこんな事を吐露するのは
間違っているのかも知れない。
けれど…駆け引きが出来ないのなら、味方になってもらうには本音を
ぶつけるしかないと思った。
「…そうです。好きで…堪らないんです…あいつの、事が…」
だから…自分をナンパしてここまで連れて来た男性にこう正直に答えることは、
馬鹿にされても仕方ないと半ば覚悟の上で、自分の本心を相手に告げていった。
暫く無言で見詰め合っていく。それから…少しして盛大にユキは
ため息を突いていった。
「…ったく、こういう街に慣れてないにも程があるな…お前さん。
けど、正直言うと…俺はそんなピュアな気持ちって奴から、
随分と遠ざかってしまっていたな…」
そうして…諦めたような、遠い目になっていった。
「…誰かを真剣に想うのは、怖いからな。相手を好きになればなるだけ…
その一言一句に支配されて、無駄に傷ついて消耗して…。それに疲れて
本気の恋愛から逃げて、俺はこの街を彷徨うようになっちまった…。
だから、嫉妬とか独占欲とか感じても…意識しないように努めていたんだがな。
ったく…目を逸らしていたもんを、わざわざ気づかせてくれちゃってなぁ…」
「ユキ、さん…?」
その瞬間、ユキの目は随分と悲しげなものになった。
それはおどけた態度に隠されていた彼の本心、素顔だった。
今目の前にいるのは…最初に見た、この場に慣れた遊び人風の男性ではない。
克哉と同じように、誰かを想って…惑い苦しむ存在だった。
「…まったく、純粋な気持ちっていうのは性質が悪いね。おかげで…
気づいちまったよ。俺はあいつを、取られたくないって本心にさ…。
どう責任取ってくれるんだ…?」
「…出来る限り、貴方に協力します」
克哉は強気に微笑みながら、はっきりした口調でそう告げた。
恐らく…これは最大のチャンスであり、好機だ。
今…目の前にいる彼を捕まえなかったら、きっともう二度とこの街の中で
もう一人の自分を見かけることはないような気がしていた。
こうして自分がユキと出会い、そしてもう一人の自分に声を掛けた存在が
この男性の想い人であるという…その偶然を生かさなかったら、きっともう
ダメなような気がしていた。
「だから…貴方も、協力して下さい…お願いします…。オレはあいつを…」
そう、真剣な顔で告げようとした瞬間…ユキは、首を振った。
「…もういい。言わなくても…充分、お前さんの気持ちは伝わったから…」
そうして、緩やかに彼は笑っていく。
その顔は…迷いが払拭されていた。
「あ~あ、この店…結構気に入っていたんだがねぇ。まあ…欲しいものを
手に入れる為なら、これぐらいの代価は覚悟するべきかねぇ…」
「えっ…? 何を…?」
克哉が相手の呟きの意味を理解出来ずに呆けた顔を浮かべていくと
彼はいきなり立ち上がっていき、ニっと笑っていった。
そうしてガシっと克哉の手を握っていくと…力強く微笑んでいった。
―そしてユキは、これから自分がどう動くかを…密やかな声で
そっと克哉に耳打ちして伝えていったのだった―
香坂です。
とりあえず本日、三つ書きかけになっている連載をこれから
どうしようって考えていたら、着手遅れました(汗)
んで一日、ギリギリまで考えた結果…とりあえず夜街幻想から
再開させて完結させることにしました。
古い方から終わらせる方が本来筋なんでしょうが、一番今…
この三本の中でイメージ湧きやすいのがこの話なので。
一つずつ順番に終わらせます。
Rやったら、また凄く書きたい話が出るかも知れない。
けれど連載途中なのがあるのすっきりせんな~と少しここ数日
悩んでおりまして。
んで結局、一つを確実に終わらせることが最良かな~と
判断しました。
バーニングと残雪、中途半端になっててすみません。
けど、いつかは完結させますので気長にお待ち下さい。
とりあえず明日から夜街、再開しますね。
今夜はこれで失礼します。
現時点までに入金された方は火曜日に発送致します。
通販の方も順次対応していくので宜しくお願いします。
後、今回のおまけのリクエストの件…御克、本克、眼鏡→ノマ←御堂さんが
一票ずつなので、現時点では決まっておりません。
という訳で一日延長します。
追加票がない場合は、この中からあみだくじで公平に決めますので
ご了承下さいませ(ペコリ)
何当たっても恨まないで下さいね(ニッコリ)
ではでは~(逃走)
とりあえず本日、三つ書きかけになっている連載をこれから
どうしようって考えていたら、着手遅れました(汗)
んで一日、ギリギリまで考えた結果…とりあえず夜街幻想から
再開させて完結させることにしました。
古い方から終わらせる方が本来筋なんでしょうが、一番今…
この三本の中でイメージ湧きやすいのがこの話なので。
一つずつ順番に終わらせます。
Rやったら、また凄く書きたい話が出るかも知れない。
けれど連載途中なのがあるのすっきりせんな~と少しここ数日
悩んでおりまして。
んで結局、一つを確実に終わらせることが最良かな~と
判断しました。
バーニングと残雪、中途半端になっててすみません。
けど、いつかは完結させますので気長にお待ち下さい。
とりあえず明日から夜街、再開しますね。
今夜はこれで失礼します。
現時点までに入金された方は火曜日に発送致します。
通販の方も順次対応していくので宜しくお願いします。
後、今回のおまけのリクエストの件…御克、本克、眼鏡→ノマ←御堂さんが
一票ずつなので、現時点では決まっておりません。
という訳で一日延長します。
追加票がない場合は、この中からあみだくじで公平に決めますので
ご了承下さいませ(ペコリ)
何当たっても恨まないで下さいね(ニッコリ)
ではでは~(逃走)
こんにちは香坂です。
この記事は春コミで当スペースに足を向けて下さった方と
今回の通販を利用して下さった方達へ宛てたページです。
3月21日午後七時時点までに通販を申し込んで下さった方への
振込先詳細メールは全員分送信しました。
ですが、お一人様だけ送信しましたが戻って来てしまう方が
いらっしゃいますので、出来れば改めて連絡をお願いします。
正しいメルアドが判り次第、すぐにメールを再度送らせて頂きます~。
h〇〇〇様(全部小文字の英字です。ご本人様なら判ると信じて…)
後、今回のおまけは…スペースに来て下さった方も通販を利用して
下さった方も平等に扱いたいので、URL配信(またはパスワード方式)
という形で贈らせて頂きます。
五月のイベント時には、スペースに来て下さった方用に無料配布を当日までに
用意させて貰う形で対応しますが、春コミは…すでに一月の通販のおまけを配布する
と宣言して貰ったので、足並みを揃える為に三月の通販分はこういう形で
対応させて貰います。
通販の方だけ無料冊子貰えるっていうの、スペースにわざわざ来て
くれている方に対して申し訳ないかなって思いまして…。
どちらも自分のお客さんだから、五月からは平等に扱おうと思ってこういう
形に致しました。ご了承下さい。
んで、春コミで購入して下さった方&通販希望の方への頼み。
おまけ話のCP、今回は何が宜しいでしょうか?
お客様へのサービス品なので、意見を率直に聞きます。
22日いっぱいまでに聞いたアンケートの結果で今回もCP決めます。
良ければ協力してやって下さいませ~。
後、ちょっとしたミス(申し込みの締め切り日を勘違いしてしまって気づいたら
過ぎてしまっていた…)で香坂…五月のプチオンリーの方は友人のスペース
(他ジャンル)に新刊と無料配布本のみを置かせて貰う形で参加します。
その為、プチオンリーの方では今回通販で扱っている3月までの既刊は机の上に
並んでおりません。
代わりに五月十七日のインテックスの方で、へそまる嬢に2~3種類程度
既刊を置かせて貰うと思いますが、そういう形でプチオンリーでは当日の新刊だけしか
扱っていないので、この三種類を購入したい方は今回の通販を利用下さいませ。
後、4~5月に転職予定なので…通販も五月は出来るかどうか現在の所
未定です(本気でこの件は見通しがつかない…)
という訳で今回の報告は以上です。
アンケート協力、出来れば宜しくお願いしま~す~v
この記事は春コミで当スペースに足を向けて下さった方と
今回の通販を利用して下さった方達へ宛てたページです。
3月21日午後七時時点までに通販を申し込んで下さった方への
振込先詳細メールは全員分送信しました。
ですが、お一人様だけ送信しましたが戻って来てしまう方が
いらっしゃいますので、出来れば改めて連絡をお願いします。
正しいメルアドが判り次第、すぐにメールを再度送らせて頂きます~。
h〇〇〇様(全部小文字の英字です。ご本人様なら判ると信じて…)
後、今回のおまけは…スペースに来て下さった方も通販を利用して
下さった方も平等に扱いたいので、URL配信(またはパスワード方式)
という形で贈らせて頂きます。
五月のイベント時には、スペースに来て下さった方用に無料配布を当日までに
用意させて貰う形で対応しますが、春コミは…すでに一月の通販のおまけを配布する
と宣言して貰ったので、足並みを揃える為に三月の通販分はこういう形で
対応させて貰います。
通販の方だけ無料冊子貰えるっていうの、スペースにわざわざ来て
くれている方に対して申し訳ないかなって思いまして…。
どちらも自分のお客さんだから、五月からは平等に扱おうと思ってこういう
形に致しました。ご了承下さい。
んで、春コミで購入して下さった方&通販希望の方への頼み。
おまけ話のCP、今回は何が宜しいでしょうか?
お客様へのサービス品なので、意見を率直に聞きます。
22日いっぱいまでに聞いたアンケートの結果で今回もCP決めます。
良ければ協力してやって下さいませ~。
後、ちょっとしたミス(申し込みの締め切り日を勘違いしてしまって気づいたら
過ぎてしまっていた…)で香坂…五月のプチオンリーの方は友人のスペース
(他ジャンル)に新刊と無料配布本のみを置かせて貰う形で参加します。
その為、プチオンリーの方では今回通販で扱っている3月までの既刊は机の上に
並んでおりません。
代わりに五月十七日のインテックスの方で、へそまる嬢に2~3種類程度
既刊を置かせて貰うと思いますが、そういう形でプチオンリーでは当日の新刊だけしか
扱っていないので、この三種類を購入したい方は今回の通販を利用下さいませ。
後、4~5月に転職予定なので…通販も五月は出来るかどうか現在の所
未定です(本気でこの件は見通しがつかない…)
という訳で今回の報告は以上です。
アンケート協力、出来れば宜しくお願いしま~す~v
※これはいつもお世話になっている某管理人様に捧げる克克話です。
その方の誕生日の季節に合わせたネタを書かせて頂きました~。
お誕生日、おめでとう~!
『春雷』
―何故か桜が苦手だった。
皆が綺麗だ、と言って花見をしたり浮かれる季節。
けれど毎年、自分はその言葉に賛同出来ないで曖昧に笑って
誤魔化し続けていた。
三月中旬、関東ではもうじき桜の開花の時期を迎えようとする間際。
その夜、静かに…春雷が訪れていた
すでに暖房に頼らなくても夜を過ごせるようになった頃。
決算時期を迎えて、夜遅くに克哉は自宅に辿り着いた。
傘を差して帰ったが、それでも長く小雨が降り注ぐ中を歩いて帰れば
全身はうっすらと濡れてしまっていて。
「…ビショビショという程濡れてないよな…。どうしよう…干しておいて明日も
着ていくか、クリーニングに出すことにして…明日は別なのを着ていくか
どっちにしようか…」
そう、濡れ加減が微妙なラインなので克哉は少し考え込んでしまっていた。
とりあえず部屋の敷地内に上がっていった瞬間…ゴロゴロ、と雷鳴音が
聞こえ始めていた。
それに意識を取られて、つい電気もつけないままで…ベランダの方まで
足を向けていってしまう。
その時、克哉のマンションの近辺では、幾度か鮮やかに夜空に稲妻が走っていった。
ピカッ!! ゴロゴロ!!
どうやら近くに雷が落ちたらしく、それから少しだってドカン! という派手な
音が周囲に鳴り響いていった。
雨音がザーザーと鳴り響いている中、その爆音は妙にこちらの心を
ざわめかせていった。
(どうして…こんな夜に、大雨と雷が鳴り響いているんだろう…)
自分の自室内で、ガラス越しに外の光景を眺めていきながら克哉は
しみじみとそう思った。
桜が咲く頃やその間際になると、胸の奥からザワザワと何かが競り上がって
くるようで本気で落ち着かなかった。
だが、何が原因でこんな心境になるのかはっきりと思い出すことが出来ない。
そのせいで克哉は、毎年…この時期になると必死にそれを押し殺して平静を
取り繕って過ごす羽目に陥っていた。
漆黒のガラスの表面には鏡のように克哉の顔をくっきりと映し出している。
その向こうに一瞬だけ、もう一人の自分の面影を見出して…そっと無意識の内に
黒いガラスに映っている自分の虚像に指を添えていた。
「『俺』…」
今の克哉は、不安だった。
だから無意識の内に、誰かにいて欲しいと願ってしまった。
そうして静かに求めていたのは…傲慢で身勝手な、もう一人の自分だった。
(…何、考えているんだろう…。何もなく、あいつがオレの前に現れることなんて
ないって判り切っているのに…)
少し経って、自分でもそう突っ込みたくなった。
けれど…胸の奥に大きな不安が、闇が存在していた。
だからそれを紛らわしたくて…無意識の内に、温もりを求めてしまっていた。
「会いたい、な…」
それは、相手に届くことはない呟きだという自覚はあった。
だからこそ…ごく自然に克哉の唇から零れていった。
その瞬間、一際大きく周囲に閃光が走り抜けていく。
バァァァァン!!
そして、本当にすぐ間近で雷が落ちたかのような一層激しい爆音が
轟いていった。
「うわっ!!」
二十代後半になる大の男が、雷が鳴っているぐらいで今更怯えたりはしないが
これだけ近ければ流石に大声ぐらいは出てしまう。
克哉は大きく肩を揺らしながら、その音をやり過ごしていくと…ふいに
背後に気配を感じていった。
「な、何だ…?」
そうして、慌ててそちらの方向に振り返ろうとした瞬間…ふいに、
後ろから誰かに抱きすくめられている感触を覚えていった。
「えっ…?」
先ほどまでこの部屋の中には自分だけしかいない筈だった。
しかし…気づけば、克哉はガラスと…その相手の身体の間に閉じ込められる
格好になっていた。
冷たいガラスの感触と、顔も判らない誰かの温もりに挟まれて克哉は
一瞬パニックになりかける。
「だ、誰だよ…!」
「…ほう、『俺』が判らないのか…?」
「へっ…?」
耳元で囁かれる、低く掠れた…尾骶骨まで響く声。
たったそれだけの事で背筋がゾクゾクしてしまった。
聞き間違える訳がない、これは…紛れもなく…。
「どうして、『俺』が…? 柘榴は、食べてない筈なのに…?」
「お前がさっき、呼んだんだろう…? 俺に会いたいって、心の中で強く願った筈だ。
だから…来てやったんだが…何か、悪かったのか…?」
そう呟かれながら、首元に小さくキスを落とされていく。
チュッという音が微かに聞こえて、克哉は頬を赤く染めていった。
相手の体温と息遣いを闇の中でしっかりと感じてしまって…嫌でも意識せざる
得ない状況だった。
「ううん、悪いってことはないけど…。ただ、少しびっくりはしたかな…。
まさか、今夜…お前に会えるなんて思ってもみなかったから…」
「ほう? あれだけ心の中で強く俺を呼んでいた癖にそんな事を言うのか…?
良い根性をしているな…」
「…そんなに、オレ…お前を強く呼んでいた…?」
「あぁ…うるさいぐらいに、な…?」
そうして、あっという間に相手の声のトーンがねっとりと甘いものへと変わっていく。
自分の胸元から腹部の周辺で組まれていた両手が、怪しく布地越しに…克哉の
身体を這い回り始めていった。
「あっ…はっ…」
両手で胸元周辺を弄られ始めて、克哉はビクンと身体を跳ねさせていく。
けれど相手の手は更に大胆さを増していって、ボタンをゆっくりと外して…今度は
直接触れ始めて―
「って。ちょっと待ってよ! いきなり…何を…!」
「何を今更…お前とオレがこうして暗闇で一緒にいるのに、何も仕掛けないで
健全で終わると思っていたのか…?」
「そ、そんな事を堂々と言い切るなよ~! あっ…こら、そんな所、んんっ…
触るなって、ば…」
口では文句を言いつつも、眼鏡の手がゆっくりと下肢に触れて…性急な動作で
フロント部分を寛げさせて直接性器を握りこんでいけば、克哉の意思とは反して
其処は硬く張り詰めてしまっていた。
「…こういう時は正直になった方が身の為だぞ…? お前の此処なんて、俺の指に
吸い付いて来ているみたいじゃないか…?」
「やだ…言う、なよ…はっ…!」
相手の指がいやらしくこちらの鈴口をくじくように…執拗に親指の腹を擦り付け
続けていく。その度に克哉の半開きの唇から、絶え間なく喘ぎ声が漏れていく。
相手の指先が尿道付近や…ペニスの先端の割れ目周辺を攻め続けていくと…
克哉の全身はフルフルと震えて、そして大きく跳ねていった。
「やっ…もう、ダメだ…! 止め…! 『俺』…!」
克哉は瞼をギュウっと伏せて懇願していくが…その願いは聞き遂げられる
事はなかった。
代わりに耳朶を痛いぐらいに食まれて、扱く指の動きを激しいものに変えられていく。
耐え切れないぐらいの強烈な快感が、電流のように走り抜けていく。
「イケよ…お前の淫らな顔が、黒い窓ガラスの中に…くっきりと映し出されて
いるぞ…?」
「えっ…あっ…あぁー!!」
そう呟かれた瞬間、相手の視線をようやく克哉は意識した。
黒いガラスを通して、背後にいる相手に自分の淫靡な顔が見られてしまっていた
という事実が…克哉の神経を焼いていく。
耐え切れない、こんな強い羞恥と快楽に…だから僅かに残っていた抵抗心とか
そういうものが完全に粉々にされていく。
そして、勢い良く相手の手の中で…熱い精を迸らせていった。
ピカッ!!
そして、世界が瞬間…真っ白に染まっていく。
頂点に達することで脳裏に感じるホワイトアウトと、稲光が連動していった。
その時、何もかもが遠くなり始めていく。
けれど…もう一人の自分の荒い呼吸音と、忙しくなった脈動だけはその状態でも
はっきりと感じられていった。
「アッ・・・ハッ…」
心臓が壊れそうなぐらいに激しく鼓動を刻んでいるのが判る。
達した直後は何となく心の中に大きな空洞が出来てしまったような錯覚を
感じてしまう。
そんな時…誰かの胸に包まれているのは、とても安心出来た。
(あったかい…いや、熱いぐらいだな…『俺』の身体…)
荒い吐息を繰り返していきながら、克哉は暫し…相手の胸に身体を凭れさせていく。
さっきまで感じていた不安が、晴れていく。
桜の時期を迎えて、意味もなくざわめいた心が。
暗い夜と雨、そして春雷に意味もなく乱されていた心が…もう一人の自分の
気配に包まれて、緩やかに安定していくのが判る。
無意識の内に、相手の指先を求めて克哉は…己の指を蠢かしていく。
相手の指にそっと自分の手が触れた瞬間…。
―勢い良く相手に下肢の衣類を引き摺り下ろされて、強引に身体の奥に
ペニスを挿入されていった
「あぁぁー!!」
突然の衝撃に、心も肉体もついていけなかった。
大声を挙げて大きく全身を戦慄かせて、目の前のガラス戸に手をついていって
どうにか倒れないように自らを支えるのが精一杯だった。
何度も、春の嵐が夜空に走り抜けていく。
けれど…もう、怖くなかった。
否、もう不安や恐怖が入り込む余地がないくらいに…全てがもう一人の
自分の存在によって満たされていく。
最奥を深々と貫かれることで、克哉は彼に支配されていった。
「余計な事など、考えるな…」
「んっ…はっ…」
「…不安になるぐらいなら、何も考えるな。それぐらいならお前は俺のことだけを
感じて啼いていれば充分だろう…?」
「はっ…あぁ…う、ん…判った…くっ…ぁ…!」
身体の奥が、熱くて仕方なかった。
もう一人の自分に貫かれて、気持ちよくて頭の芯すら痺れてしまいそうだ。
克哉の感じる部位を執拗にこすり上げて、的確に快楽を与えられる。
その感覚に全てを奪われる。
だからもう…先程のような焦燥感や空虚な想いを、感じる暇など…なかった。
克哉が手を突いているガラス戸がガタガタガタと大きな音を立てて軋んでいく。
漆黒の鏡に映るのは、自分と寸分変わらぬ容姿を持つ酷い男。
けれど…繋がっている部位から、快感と共に…確かに身体が繋がっている
喜びもまた溢れ出ていて、克哉を満たしていく。
「んっ…あっ…お前で、オレを…いっぱいに、して…!」
無意識の内に、嬌声交じりにそんな事を懇願していた。
克哉のその言葉を聴いた瞬間、こちらを犯している男は満足げに
微笑を浮かべていく。
そして…春雷が変わらず鳴り響く中で、告げていく。
「あぁ…お前の望み、叶えてやるよ…。雨も雷も…深い闇も、そんなものが
何でもなくなるぐらいに…強く、お前の中を俺だけで満たしてやる…」
その一言を聞いた時、克哉は知った。
―もう一人の自分は、こちらの不安と恐怖、そして呼び声を聞いた上でこうして
姿を現してくれた事実を…
(本当に、こいつは…!)
率直に優しいことを言ってくれない奴だなと感じた。
けれど…その遠まわしで判りにくい気遣いに、やっと気づけた克哉もまた…
微かな笑みを口元に湛えていった。
瞬間、相手がこちらの内部を一層深く抉っていく。
互いの体液が深く絡まり…グチャグチャと粘質の水音を立てながらこちらを
深い悦楽へと容赦なく叩き込んでいった。
「ふっ…あぁー!!」
そして、克哉は何も考えられなくなる。
ただ相手の与える感覚だけを全身で享受していった。
もう、何もかもがどうでも良い。
彼だけがこうして傍にいてくれれば…あんな風に無闇に桜を怖いとか、
何とも形容しがたい不安感も、感じずに済むから…
(せめて、今夜だけでも…お前にずっと、いて欲しい…)
一人が寂しくて、何となくぽっかりと胸に空洞が空くようなそんな
気持ちになる夜は、誰にだって存在する。
けれどそんな夜に、誰かが傍にいてくれれば。
その心を癒してくれれば…恐怖も傷も、薄れてくれる。
再び閃光が走って、世界が白く染まっていく。
立て続けに強烈な感覚を与えられ続けたせいか…ついに克哉は
限界を迎えて、意識が遠くなるのを感じていった。
(ダメ、だ…もう、本当に…これ以上は、意識が…)
ガクリと全身から力が抜けていく。
白天から黒い闇に、一気に突き落とされていくような感覚。
けれどすっぽりと相手の体温を背中に感じているから、その
急降下されているような感覚もあまり怖くなかった。
「…夜明けまでは、いてやろう…」
完全に眠りに落ちる寸前、もう一人の自分がぶっきらぼうに
そう呟いていった。
その一言が、今の克哉には少し嬉しかった。
だから、微笑を湛えながらそっと告げていく。
―ありがとう、『俺』…
ただ傍にいてくれるだけで、心強く感じられる夜もある。
こうやって一方的に…というか問答無用に犯されてしまうのだけは
頂けないけれど、けれど会えて嬉しかったのは事実だから…
そう告げた瞬間に、やや苦しい体制を取らされながら…相手から
唇にキスを落とされていく。
―それを幸福そうな顔で受け止めていきながら、克哉はその春雷の夜、
静かに意識を手放していったのだった―
その方の誕生日の季節に合わせたネタを書かせて頂きました~。
お誕生日、おめでとう~!
『春雷』
―何故か桜が苦手だった。
皆が綺麗だ、と言って花見をしたり浮かれる季節。
けれど毎年、自分はその言葉に賛同出来ないで曖昧に笑って
誤魔化し続けていた。
三月中旬、関東ではもうじき桜の開花の時期を迎えようとする間際。
その夜、静かに…春雷が訪れていた
すでに暖房に頼らなくても夜を過ごせるようになった頃。
決算時期を迎えて、夜遅くに克哉は自宅に辿り着いた。
傘を差して帰ったが、それでも長く小雨が降り注ぐ中を歩いて帰れば
全身はうっすらと濡れてしまっていて。
「…ビショビショという程濡れてないよな…。どうしよう…干しておいて明日も
着ていくか、クリーニングに出すことにして…明日は別なのを着ていくか
どっちにしようか…」
そう、濡れ加減が微妙なラインなので克哉は少し考え込んでしまっていた。
とりあえず部屋の敷地内に上がっていった瞬間…ゴロゴロ、と雷鳴音が
聞こえ始めていた。
それに意識を取られて、つい電気もつけないままで…ベランダの方まで
足を向けていってしまう。
その時、克哉のマンションの近辺では、幾度か鮮やかに夜空に稲妻が走っていった。
ピカッ!! ゴロゴロ!!
どうやら近くに雷が落ちたらしく、それから少しだってドカン! という派手な
音が周囲に鳴り響いていった。
雨音がザーザーと鳴り響いている中、その爆音は妙にこちらの心を
ざわめかせていった。
(どうして…こんな夜に、大雨と雷が鳴り響いているんだろう…)
自分の自室内で、ガラス越しに外の光景を眺めていきながら克哉は
しみじみとそう思った。
桜が咲く頃やその間際になると、胸の奥からザワザワと何かが競り上がって
くるようで本気で落ち着かなかった。
だが、何が原因でこんな心境になるのかはっきりと思い出すことが出来ない。
そのせいで克哉は、毎年…この時期になると必死にそれを押し殺して平静を
取り繕って過ごす羽目に陥っていた。
漆黒のガラスの表面には鏡のように克哉の顔をくっきりと映し出している。
その向こうに一瞬だけ、もう一人の自分の面影を見出して…そっと無意識の内に
黒いガラスに映っている自分の虚像に指を添えていた。
「『俺』…」
今の克哉は、不安だった。
だから無意識の内に、誰かにいて欲しいと願ってしまった。
そうして静かに求めていたのは…傲慢で身勝手な、もう一人の自分だった。
(…何、考えているんだろう…。何もなく、あいつがオレの前に現れることなんて
ないって判り切っているのに…)
少し経って、自分でもそう突っ込みたくなった。
けれど…胸の奥に大きな不安が、闇が存在していた。
だからそれを紛らわしたくて…無意識の内に、温もりを求めてしまっていた。
「会いたい、な…」
それは、相手に届くことはない呟きだという自覚はあった。
だからこそ…ごく自然に克哉の唇から零れていった。
その瞬間、一際大きく周囲に閃光が走り抜けていく。
バァァァァン!!
そして、本当にすぐ間近で雷が落ちたかのような一層激しい爆音が
轟いていった。
「うわっ!!」
二十代後半になる大の男が、雷が鳴っているぐらいで今更怯えたりはしないが
これだけ近ければ流石に大声ぐらいは出てしまう。
克哉は大きく肩を揺らしながら、その音をやり過ごしていくと…ふいに
背後に気配を感じていった。
「な、何だ…?」
そうして、慌ててそちらの方向に振り返ろうとした瞬間…ふいに、
後ろから誰かに抱きすくめられている感触を覚えていった。
「えっ…?」
先ほどまでこの部屋の中には自分だけしかいない筈だった。
しかし…気づけば、克哉はガラスと…その相手の身体の間に閉じ込められる
格好になっていた。
冷たいガラスの感触と、顔も判らない誰かの温もりに挟まれて克哉は
一瞬パニックになりかける。
「だ、誰だよ…!」
「…ほう、『俺』が判らないのか…?」
「へっ…?」
耳元で囁かれる、低く掠れた…尾骶骨まで響く声。
たったそれだけの事で背筋がゾクゾクしてしまった。
聞き間違える訳がない、これは…紛れもなく…。
「どうして、『俺』が…? 柘榴は、食べてない筈なのに…?」
「お前がさっき、呼んだんだろう…? 俺に会いたいって、心の中で強く願った筈だ。
だから…来てやったんだが…何か、悪かったのか…?」
そう呟かれながら、首元に小さくキスを落とされていく。
チュッという音が微かに聞こえて、克哉は頬を赤く染めていった。
相手の体温と息遣いを闇の中でしっかりと感じてしまって…嫌でも意識せざる
得ない状況だった。
「ううん、悪いってことはないけど…。ただ、少しびっくりはしたかな…。
まさか、今夜…お前に会えるなんて思ってもみなかったから…」
「ほう? あれだけ心の中で強く俺を呼んでいた癖にそんな事を言うのか…?
良い根性をしているな…」
「…そんなに、オレ…お前を強く呼んでいた…?」
「あぁ…うるさいぐらいに、な…?」
そうして、あっという間に相手の声のトーンがねっとりと甘いものへと変わっていく。
自分の胸元から腹部の周辺で組まれていた両手が、怪しく布地越しに…克哉の
身体を這い回り始めていった。
「あっ…はっ…」
両手で胸元周辺を弄られ始めて、克哉はビクンと身体を跳ねさせていく。
けれど相手の手は更に大胆さを増していって、ボタンをゆっくりと外して…今度は
直接触れ始めて―
「って。ちょっと待ってよ! いきなり…何を…!」
「何を今更…お前とオレがこうして暗闇で一緒にいるのに、何も仕掛けないで
健全で終わると思っていたのか…?」
「そ、そんな事を堂々と言い切るなよ~! あっ…こら、そんな所、んんっ…
触るなって、ば…」
口では文句を言いつつも、眼鏡の手がゆっくりと下肢に触れて…性急な動作で
フロント部分を寛げさせて直接性器を握りこんでいけば、克哉の意思とは反して
其処は硬く張り詰めてしまっていた。
「…こういう時は正直になった方が身の為だぞ…? お前の此処なんて、俺の指に
吸い付いて来ているみたいじゃないか…?」
「やだ…言う、なよ…はっ…!」
相手の指がいやらしくこちらの鈴口をくじくように…執拗に親指の腹を擦り付け
続けていく。その度に克哉の半開きの唇から、絶え間なく喘ぎ声が漏れていく。
相手の指先が尿道付近や…ペニスの先端の割れ目周辺を攻め続けていくと…
克哉の全身はフルフルと震えて、そして大きく跳ねていった。
「やっ…もう、ダメだ…! 止め…! 『俺』…!」
克哉は瞼をギュウっと伏せて懇願していくが…その願いは聞き遂げられる
事はなかった。
代わりに耳朶を痛いぐらいに食まれて、扱く指の動きを激しいものに変えられていく。
耐え切れないぐらいの強烈な快感が、電流のように走り抜けていく。
「イケよ…お前の淫らな顔が、黒い窓ガラスの中に…くっきりと映し出されて
いるぞ…?」
「えっ…あっ…あぁー!!」
そう呟かれた瞬間、相手の視線をようやく克哉は意識した。
黒いガラスを通して、背後にいる相手に自分の淫靡な顔が見られてしまっていた
という事実が…克哉の神経を焼いていく。
耐え切れない、こんな強い羞恥と快楽に…だから僅かに残っていた抵抗心とか
そういうものが完全に粉々にされていく。
そして、勢い良く相手の手の中で…熱い精を迸らせていった。
ピカッ!!
そして、世界が瞬間…真っ白に染まっていく。
頂点に達することで脳裏に感じるホワイトアウトと、稲光が連動していった。
その時、何もかもが遠くなり始めていく。
けれど…もう一人の自分の荒い呼吸音と、忙しくなった脈動だけはその状態でも
はっきりと感じられていった。
「アッ・・・ハッ…」
心臓が壊れそうなぐらいに激しく鼓動を刻んでいるのが判る。
達した直後は何となく心の中に大きな空洞が出来てしまったような錯覚を
感じてしまう。
そんな時…誰かの胸に包まれているのは、とても安心出来た。
(あったかい…いや、熱いぐらいだな…『俺』の身体…)
荒い吐息を繰り返していきながら、克哉は暫し…相手の胸に身体を凭れさせていく。
さっきまで感じていた不安が、晴れていく。
桜の時期を迎えて、意味もなくざわめいた心が。
暗い夜と雨、そして春雷に意味もなく乱されていた心が…もう一人の自分の
気配に包まれて、緩やかに安定していくのが判る。
無意識の内に、相手の指先を求めて克哉は…己の指を蠢かしていく。
相手の指にそっと自分の手が触れた瞬間…。
―勢い良く相手に下肢の衣類を引き摺り下ろされて、強引に身体の奥に
ペニスを挿入されていった
「あぁぁー!!」
突然の衝撃に、心も肉体もついていけなかった。
大声を挙げて大きく全身を戦慄かせて、目の前のガラス戸に手をついていって
どうにか倒れないように自らを支えるのが精一杯だった。
何度も、春の嵐が夜空に走り抜けていく。
けれど…もう、怖くなかった。
否、もう不安や恐怖が入り込む余地がないくらいに…全てがもう一人の
自分の存在によって満たされていく。
最奥を深々と貫かれることで、克哉は彼に支配されていった。
「余計な事など、考えるな…」
「んっ…はっ…」
「…不安になるぐらいなら、何も考えるな。それぐらいならお前は俺のことだけを
感じて啼いていれば充分だろう…?」
「はっ…あぁ…う、ん…判った…くっ…ぁ…!」
身体の奥が、熱くて仕方なかった。
もう一人の自分に貫かれて、気持ちよくて頭の芯すら痺れてしまいそうだ。
克哉の感じる部位を執拗にこすり上げて、的確に快楽を与えられる。
その感覚に全てを奪われる。
だからもう…先程のような焦燥感や空虚な想いを、感じる暇など…なかった。
克哉が手を突いているガラス戸がガタガタガタと大きな音を立てて軋んでいく。
漆黒の鏡に映るのは、自分と寸分変わらぬ容姿を持つ酷い男。
けれど…繋がっている部位から、快感と共に…確かに身体が繋がっている
喜びもまた溢れ出ていて、克哉を満たしていく。
「んっ…あっ…お前で、オレを…いっぱいに、して…!」
無意識の内に、嬌声交じりにそんな事を懇願していた。
克哉のその言葉を聴いた瞬間、こちらを犯している男は満足げに
微笑を浮かべていく。
そして…春雷が変わらず鳴り響く中で、告げていく。
「あぁ…お前の望み、叶えてやるよ…。雨も雷も…深い闇も、そんなものが
何でもなくなるぐらいに…強く、お前の中を俺だけで満たしてやる…」
その一言を聞いた時、克哉は知った。
―もう一人の自分は、こちらの不安と恐怖、そして呼び声を聞いた上でこうして
姿を現してくれた事実を…
(本当に、こいつは…!)
率直に優しいことを言ってくれない奴だなと感じた。
けれど…その遠まわしで判りにくい気遣いに、やっと気づけた克哉もまた…
微かな笑みを口元に湛えていった。
瞬間、相手がこちらの内部を一層深く抉っていく。
互いの体液が深く絡まり…グチャグチャと粘質の水音を立てながらこちらを
深い悦楽へと容赦なく叩き込んでいった。
「ふっ…あぁー!!」
そして、克哉は何も考えられなくなる。
ただ相手の与える感覚だけを全身で享受していった。
もう、何もかもがどうでも良い。
彼だけがこうして傍にいてくれれば…あんな風に無闇に桜を怖いとか、
何とも形容しがたい不安感も、感じずに済むから…
(せめて、今夜だけでも…お前にずっと、いて欲しい…)
一人が寂しくて、何となくぽっかりと胸に空洞が空くようなそんな
気持ちになる夜は、誰にだって存在する。
けれどそんな夜に、誰かが傍にいてくれれば。
その心を癒してくれれば…恐怖も傷も、薄れてくれる。
再び閃光が走って、世界が白く染まっていく。
立て続けに強烈な感覚を与えられ続けたせいか…ついに克哉は
限界を迎えて、意識が遠くなるのを感じていった。
(ダメ、だ…もう、本当に…これ以上は、意識が…)
ガクリと全身から力が抜けていく。
白天から黒い闇に、一気に突き落とされていくような感覚。
けれどすっぽりと相手の体温を背中に感じているから、その
急降下されているような感覚もあまり怖くなかった。
「…夜明けまでは、いてやろう…」
完全に眠りに落ちる寸前、もう一人の自分がぶっきらぼうに
そう呟いていった。
その一言が、今の克哉には少し嬉しかった。
だから、微笑を湛えながらそっと告げていく。
―ありがとう、『俺』…
ただ傍にいてくれるだけで、心強く感じられる夜もある。
こうやって一方的に…というか問答無用に犯されてしまうのだけは
頂けないけれど、けれど会えて嬉しかったのは事実だから…
そう告げた瞬間に、やや苦しい体制を取らされながら…相手から
唇にキスを落とされていく。
―それを幸福そうな顔で受け止めていきながら、克哉はその春雷の夜、
静かに意識を手放していったのだった―
こんにちは香坂です。
春コミも無事に終了して、やっと落ち着いて参りましたので
通販の取り扱いをさせて頂きます。
今回取り扱うのは以下の三種類のオフ本になります。
HARUコミ新刊!!
克克新婚本2 『LUNA SOLEIL』 全116P 口絵一枚有
価格1000円 本の厚さ0.9ミリ
全十話収録してあります。
送料はイノセントブルーと幻花繚乱、LUNA SOLEIL…どれも
一冊だけのの場合は本代+80円。
(クロネコメール便の使用となります。ご了承下さい。メール便の場合は
本の厚さが1センチ以内=80円 1センチ以上2センチまでが160円です)
どの本でも二種類になる場合は160円。
三種類全てをお求めになる場合は、二つに包装を分ける形で…送料は
240円になります。ご了承下さいませ。
送料一覧表
一冊のみの場合(どの本でも同様)=80円
イノセントブルー&幻花繚乱一冊ずつ=160円
イノセントブルー&LUNA SOLEIL=160円
LUNA SOLEIL&幻花繚乱=160円
三冊全種類購入した場合
160円(二センチ)と80円(1センチ)の二つの封筒で分ける形での
発送となります。(合計240円)
ここからは通販の方法及び流れの説明になります。
通販を希望される方はまず以下のフォームからお願いします。
通販用メールフォーム
ここをクリックしまして、以下の6点は記述お願いします。
・お名前orHN(ハンドルネーム)
・メールアドレス(必須)
・発送先の住所
・TEL(この項目のみ、任意で構いません)
・件名の欄に『通販希望』と記述する事
・お問い合わせ内容の欄に「欲しい本のタイトル」と「冊数」の記述
以上の点を宜しくお願いします。
これらのメールを受け取った後に、こちらから支払い口座の
記述したメールを送ります。
代金の支払い方法は、「ゆうちょ銀行」と「銀行口座」の
二つから選べます。
基本的に「ゆうちょ」の方が手数料が掛かりませんのでこちらを
推奨致します。
銀行口座は「ゆうちょ」の方に口座を持っていない方のみ使用
して下さい。その際には多少の手数料が掛かりますので
ご了承下さいませ。
入金が済みましたら、一言こちらにメールにて一言連絡して
伝えて下さい。
その確認が済み次第、当方からお客様の方へ荷物を発送させて
頂きます。
通販の流れは以上です。
冬コミ、春コミに来れなかった方や、遠方にお住まいの方は気軽に申し込み
下さいませ。
それでは…皆様のご利用、お待ちしております(ペコリ)
春コミも無事に終了して、やっと落ち着いて参りましたので
通販の取り扱いをさせて頂きます。
今回取り扱うのは以下の三種類のオフ本になります。
HARUコミ新刊!!
克克新婚本2 『LUNA SOLEIL』 全116P 口絵一枚有
価格1000円 本の厚さ0.9ミリ
全十話収録してあります。
第一話 朝と夜の狭間に(書き下ろし1)挿絵1
第二話 舞台の裏側(書き下ろし2)
第三話 他愛無い日常(爪切り編)
第四話 秘められた決意(書き下ろし3)
第五話 指輪の在り処(お風呂編)挿絵2
第六話 初めてのバレンタイン(バレンタイン編)
第六話 初めてのバレンタイン(バレンタイン編)
第七話 朝食代わりに…(朝食編)
第八話 親友との和解(出張編) 挿絵3
第九話 不器用な甘え方(書き下ろし4)挿絵4
最終話 夢の終わりに(書き下ろし5) 口絵対応
ストーリーは前作の克克新婚本1の終わりの夜からです。
これからも眼鏡と一緒に生きていくと決意を決めて指輪を受け取った夜
克哉は今までぼやけていた、結婚以前の記憶を思い出します。
それで胸の痛みを覚えた時、Rの声が脳裏に響き渡ります。
―貴方にあの方の本心を教えて差し上げましょう―
そう告げて、克哉はもう一人の自分の意識へと誘われ、彼の記憶を
夢という形で垣間見ます。
その中には切なくて胸が引き絞られるようなものもあれば、
甘くて幸せな日常生活の記憶の断片もあります。
それをRに誘われる形で克哉は見ながら、幾つかのもう一人の自分が
彼に告げなかった真実を知ることとなります…
切なくて、ややシリアス色は強いです。その分、前回よりもドラマチックに
仕上げてあります。
以下二冊の本は冬コミ発行の既刊となります。
克克新婚本1「Innocent Blue」 価格 1000円
全100P 美麗口絵4枚有 全11話収録 本の厚さ0・8+(セットおまけ本0.1ミリ)
第一話 挙式編 -黒の誓婚―(書き下ろし)+口絵有(木口薄荷様)
第二話 初夜編 (書き下ろし) おしげさんの挿絵有
第三話 目玉焼き編 ―眼鏡流目玉焼き講座― 口絵有(気有様)
第四話 ご奉仕編
第五話 ミラープレイ編 おしげさんの挿絵有
第六話 夕食作成編 如月さんの口絵有
第七話 お仕置き編
第八話 見送り編 ―いってらっしゃい― おしげさんの口絵有
第九話 DVD鑑賞編 おしげさんの挿絵有
第十話 看病編(書き下ろし)
最終話 指輪編(書き下ろし) おしげさんの挿絵有
4つの書き下ろしを前後に入れた事で、一つのストーリーとして…
挙式してからの最初の三ヶ月間を共に過ごす眼鏡と克哉…という感じで
構成してあります。
…9話のお風呂編と11話の出張編を入れればもっと完璧だったのに
気合入れて書きすぎた為に収まりきりませんでした(ぐぉぉぉ~)
(未収録の話は春コミ発行のLUNA SOLEILの方に入っております)
素敵な口絵提供者&おしげさんの表紙+挿絵のおかげで恐らく香坂が
作成した本の中で一番豪華な仕上がりになりました。
ストーリーは前作の克克新婚本1の終わりの夜からです。
これからも眼鏡と一緒に生きていくと決意を決めて指輪を受け取った夜
克哉は今までぼやけていた、結婚以前の記憶を思い出します。
それで胸の痛みを覚えた時、Rの声が脳裏に響き渡ります。
―貴方にあの方の本心を教えて差し上げましょう―
そう告げて、克哉はもう一人の自分の意識へと誘われ、彼の記憶を
夢という形で垣間見ます。
その中には切なくて胸が引き絞られるようなものもあれば、
甘くて幸せな日常生活の記憶の断片もあります。
それをRに誘われる形で克哉は見ながら、幾つかのもう一人の自分が
彼に告げなかった真実を知ることとなります…
切なくて、ややシリアス色は強いです。その分、前回よりもドラマチックに
仕上げてあります。
以下二冊の本は冬コミ発行の既刊となります。
克克新婚本1「Innocent Blue」 価格 1000円
全100P 美麗口絵4枚有 全11話収録 本の厚さ0・8+(セットおまけ本0.1ミリ)
第一話 挙式編 -黒の誓婚―(書き下ろし)+口絵有(木口薄荷様)
第二話 初夜編 (書き下ろし) おしげさんの挿絵有
第三話 目玉焼き編 ―眼鏡流目玉焼き講座― 口絵有(気有様)
第四話 ご奉仕編
第五話 ミラープレイ編 おしげさんの挿絵有
第六話 夕食作成編 如月さんの口絵有
第七話 お仕置き編
第八話 見送り編 ―いってらっしゃい― おしげさんの口絵有
第九話 DVD鑑賞編 おしげさんの挿絵有
第十話 看病編(書き下ろし)
最終話 指輪編(書き下ろし) おしげさんの挿絵有
4つの書き下ろしを前後に入れた事で、一つのストーリーとして…
挙式してからの最初の三ヶ月間を共に過ごす眼鏡と克哉…という感じで
構成してあります。
…9話のお風呂編と11話の出張編を入れればもっと完璧だったのに
気合入れて書きすぎた為に収まりきりませんでした(ぐぉぉぉ~)
(未収録の話は春コミ発行のLUNA SOLEILの方に入っております)
素敵な口絵提供者&おしげさんの表紙+挿絵のおかげで恐らく香坂が
作成した本の中で一番豪華な仕上がりになりました。
…しかし残念なことに、フォントの統一が出来ていなくて一箇所…ちょっと
ツートンカラーになって気になる箇所がございます。
その点の侘び状も込めて…おまけ本「やきもちサンタ(克克)がセットと
なっております。
一月現在で連載中の「バーニングクリスマス」と、新婚本の第一話に
あたる話とリンクしているおまけSSが収録されております。
良かったら手にとってやって下さいませ(ペコリ)
『幻花繚乱』 全44P 価格500円 本の厚さ 0.35センチ
鬼畜眼鏡本編に出てくる親友のエピソードを元にしたシリアス&泣き系ストーリ
御堂×克哉ルート前提で、克哉の夢の中で澤村と眼鏡が絡んで来ます。
ゲスト原稿に、ゆまさんと如月さんのイラスト&トークが一枚ずつありますv
内容は…御堂×克哉ルート前提で澤村がノマに絡んでくるという
感じの内容です。
愛しい人が出来て充実した日々を送り…春を迎えた克哉。
ですが…桜が満開に咲き誇るある日、克哉はMr.Rと…一人の見知らぬ
男性と再会を果たします。
そしてその夜、御堂のマンションに行った後…深い眠りに落ちたその時、
克哉は夢の中で昼間の男性と出会い、そして…。
ツートンカラーになって気になる箇所がございます。
その点の侘び状も込めて…おまけ本「やきもちサンタ(克克)がセットと
なっております。
一月現在で連載中の「バーニングクリスマス」と、新婚本の第一話に
あたる話とリンクしているおまけSSが収録されております。
良かったら手にとってやって下さいませ(ペコリ)
『幻花繚乱』 全44P 価格500円 本の厚さ 0.35センチ
鬼畜眼鏡本編に出てくる親友のエピソードを元にしたシリアス&泣き系ストーリ
御堂×克哉ルート前提で、克哉の夢の中で澤村と眼鏡が絡んで来ます。
ゲスト原稿に、ゆまさんと如月さんのイラスト&トークが一枚ずつありますv
内容は…御堂×克哉ルート前提で澤村がノマに絡んでくるという
感じの内容です。
愛しい人が出来て充実した日々を送り…春を迎えた克哉。
ですが…桜が満開に咲き誇るある日、克哉はMr.Rと…一人の見知らぬ
男性と再会を果たします。
そしてその夜、御堂のマンションに行った後…深い眠りに落ちたその時、
克哉は夢の中で昼間の男性と出会い、そして…。
という感じのあらすじです。
御克ルートで澤村が絡んできたら…という前提のかなり
切ない雰囲気のお話です。完全に泣き系なストーリー。
御堂×克哉と、眼鏡×澤村(どっちが攻めなのか判らない感じですが
二人がある意味…両思いなのは確か)な話。
御堂×克哉と澤村×克哉の他に眼鏡×克哉っぽい描写もあるちょっと
エロ度高めなお話です。
ここら辺がドンと来い! な方だけどうぞお手に取って見て下さい。
次回作の予想とかは一切混ぜず、2008年現在に公表されているゲーム
雑誌の情報+鬼畜眼鏡本編に出てくる回想の親友君を前提に組み立てた
結構真面目な感じで作った話です。
代わりにゲスト様二人が、良い和みになっていると思いますよ(笑)
御克ルートで澤村が絡んできたら…という前提のかなり
切ない雰囲気のお話です。完全に泣き系なストーリー。
御堂×克哉と、眼鏡×澤村(どっちが攻めなのか判らない感じですが
二人がある意味…両思いなのは確か)な話。
御堂×克哉と澤村×克哉の他に眼鏡×克哉っぽい描写もあるちょっと
エロ度高めなお話です。
ここら辺がドンと来い! な方だけどうぞお手に取って見て下さい。
次回作の予想とかは一切混ぜず、2008年現在に公表されているゲーム
雑誌の情報+鬼畜眼鏡本編に出てくる回想の親友君を前提に組み立てた
結構真面目な感じで作った話です。
代わりにゲスト様二人が、良い和みになっていると思いますよ(笑)
送料はイノセントブルーと幻花繚乱、LUNA SOLEIL…どれも
一冊だけのの場合は本代+80円。
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本の厚さが1センチ以内=80円 1センチ以上2センチまでが160円です)
どの本でも二種類になる場合は160円。
三種類全てをお求めになる場合は、二つに包装を分ける形で…送料は
240円になります。ご了承下さいませ。
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一冊のみの場合(どの本でも同様)=80円
イノセントブルー&幻花繚乱一冊ずつ=160円
イノセントブルー&LUNA SOLEIL=160円
LUNA SOLEIL&幻花繚乱=160円
三冊全種類購入した場合
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それでは…皆様のご利用、お待ちしております(ペコリ)
※ これは3月10日の御堂さんの日参加作品です。
御克の甘々というかバカップル話なので了承した上で
お読みください
―窓の外は、晴れ渡るような快晴ぶりだった
こんな明るい内から、しかも窓が微妙に開いている上に
太陽光が差し込んでいる状態で真昼間から致してしまった事に
克哉は思いっきり、羞恥を覚えていた。
はあ、はあ…とお互いに激しい行為の後なので、かなり息遣いが
忙しいものになってしまっている。
御堂の重みを全身で感じていきながら、ゆっくりと冷静さが戻って来た時…
恥ずかしさの余りに、克哉は本気で死にたくなった。
(…どうしよう、だんだん恥ずかしくなってきた…)
しかし、消耗が激しい上に…自分とほぼ同体格の愛しい恋人の重みが
掛かった状況では、抜け出すことも適わない。
何となく居たたまれなくて、無意識の内に相手の指先を舐め挙げていったら
微妙に塩気を感じていった。
それに気づいて…克哉は微妙に申し訳なさそうな表情を浮かべていく。
「御堂さん、ごめんなさい…」
蚊の鳴くような、細々とした声で呟いていく。
さっき声を抑える為に咥えさせられた御堂の指先。どうやら頂点に達した時に
一瞬だけ強く噛み締めすぎてしまったらしい。
そのせいで少しだけ人差し指の第一関節の周辺から血が滴っていた。
自らが歯を立てて刻んでしまった傷を、少しでも癒したい一心で懸命に
舐め取っていく。
―だが、その表情は克哉自身は自覚がなかったが…酷く淫靡なものだった
情事の名残に、上気した顔で…唇を半開きにしながら、熱く湿った
舌先を出して、必死に指先を舐め挙げている克哉の表情は…かなり
扇情的だ。
「んっ…ちゅっ…」
そして、その指から滴る血を舐め取って吸い上げていく。
その度に漏れるチュパ…チュク…という音でさえも御堂の情欲を煽っていく。
「…克哉、あまり気にしなくて良い。これぐらいは男の勲章として受け取っておく。
それよりも…君がそんなに色っぽい表情を浮かべながら、私の指を舐め続けて
いたりしたら、また…元気になってしまうぞ?」
御堂はもう一方の掌で、克哉の頬を愛しげに撫ぜていきながらそう呟いていく。
その瞬間、ポッっと火が点ったように…自分の腕の下の恋人の顔全体が赤く
染まっていった。
「あっ…そ、その…ごめんなさいっ…!」
そしてかなり狼狽しきった顔で、舌をもつれさせながら克哉が必死に
謝り始めていく。
その様子が…御堂にとっては堪らなく可愛く思えてしまって…。
「ククッ…ククククッ…!」
本人が必死になっている前で、大笑いをしてしまうなんて失礼だとは
判っていたが、笑いがどうしても止まってくれなかった。
「御堂さんっー?」
克哉も、突然御堂が笑い出してしまったことに驚きを隠せない様子で
ついに大声を出して叫んでしまっていた。
けれど、セックスの最中の声を大音量で叫ぶならともかく、大声で
こちらの名前を呼ぶぐらいなら問題はない…と思いたい。
「ハハッ…ハハハハッ…悪い、な…君があまりにも…可愛すぎて、
つい…笑いたくなってしまった…」
「だからって、そんなに…大笑いしなくたって…良いじゃない、ですか…」
滅多に見せない、御堂の大笑いに…克哉は拗ねたような表情を
浮かべていった。
そんな恋人の機嫌を直すために、愛しげに生え際から髪の周辺を撫ぜていく。
そうしている内に…口を一文字に引き絞りながら、克哉が少し潤んだ瞳を
こちらに向けて来た。
そして、「機嫌を直せ」と伝える為に小さく唇にキスを落としていってやると…
やっと少しだけ、その表情が綻び始めていった。
「…御堂さんは、ずるいです……」
それは、こんな風にあやされてしまったらこれ以上拗ねたりなんて出来ないのに…
という気持ちの表れだった。
そんな恋人の一挙一足、一言一句すら愛しくて…珍しく柔らかく微笑みながら
御堂は答えていった。
「…あぁ、君よりも七年長く生きている分だけな…年の功という奴かな…?」
そんな事を呟きながら、身体を繋げたまま革張りのソファの上で抱き合い続けていく。
触れ合っている素肌から、トクトクトク…と忙しい鼓動音が聞こえてくる。
そのまま…二人で心地よい余韻に浸り、ただ…お互いだけを感じていった。
(御堂さん…まだ、熱い…)
しっとりと触れ合っている箇所が汗ばんでくる。
本来なら不快である筈のものでさえ、愛しい人の汗であるのなら
心地よく感じてしまえるのが不思議だった。
そうしている間に、御堂の紫紺の双眸がこちらに真っ直ぐ向けられる。
柔らかい唇の感触を、耳朶に感じていく。
そして…こう告げられた。
―可愛い君へ…伝えさせて貰おう。私は―
耳元で、熱っぽい口調で…更に言葉を続けられていって、見る見るうちに
克哉の顔は最大限に紅潮していった。
もう、本気で全力でジタバタ暴れ出したいぐらいにその後に続く言葉は
不意打ちだった。
居たたまれないぐらいに恥ずかしくて仕方なくて、本気で憤死するんじゃないかって
思うぐらいだった。けれどそれ以上に…嬉しかった。
「あっ…あぁぁ…」
言い返したいのに、自分だってこの人に想いを同じように告げたくて
仕方ないのに、舌がもつれてしまってまともに言葉にならない。
「おや? どうしたんだ…? 同じ言葉を返して貰えないのかな…?」
御堂が、余裕たっぷりの表情で伝えてくる。
その瞬間…体内に収まったままの御堂の性器が、再び熱を持ち始めていった。
ドキドキドキ、と荒い脈動が止まってくれない。
同時に、受け入れている自分の浅ましい箇所が…この人をもっと欲しいと
蠢き始めていく。
「…判りました、言います…!」
そして、破れかぶれな調子で克哉は御堂の耳元に同じように言葉を落としていく。
―オレも、貴方を愛しています…
そう、告げられた言葉は…「君を愛している」
だから、克哉も懸命な様子で同じ言葉を返していった。
その瞬間、御堂は満足そうに微笑み…再び抽送を開始していった。
「あぁー!」
その衝撃に、克哉は思わず鋭い声を挙げそうになった。
途端に熱い掌で口元を覆われていく。
「…本当に、君は可愛くて堪らないな…。もっと啼かせたくて、そして…
悶えさせたくて仕方ない…」
そうして、内部を往復していく度にズチャグチャ、と淫らな音が身体の奥で
響き続けていった。
御堂が動く度に、克哉の中の情欲も再び膨れ上がっていく。
この人がもっと欲しい、その率直な欲望に突き動かされるように…
克哉は強い力をこめて愛しい人の背中に縋り付いていった。
「…ふっ…んんっ…!」
覆われた掌で、感じ切っている癖に…必死に声を抑えている克哉がいじらしい。
だから充溢したような表情で、御堂は一言…こう告げていった。
「…良い子だ…」
そうして、再び週末の昼下がり。
ソファの上で行為は開始されていった。
飽く事なく、いつまでもお互いをむさぼり続けたい。
そんな欲求に、二人とも突き動かされていきながら―
―可愛い君へ 君となら私は…例え地獄に落ちたとしても構わない。
どんな場所でも、君と二人なら華やかで幸福に満ちた楽園になりうるから
だから願わくば…これから先も、ずっとこうして…
そんな事を願いながら、御堂はただ…己の想いを恋人の身体へと
叩きつけていく。
激しい行為の果て、克哉は…甘い声を懸命に抑え込んでいきながら
愛しい人の腕の中で、乱れ続けたのだった―
御克の甘々というかバカップル話なので了承した上で
お読みください
―窓の外は、晴れ渡るような快晴ぶりだった
こんな明るい内から、しかも窓が微妙に開いている上に
太陽光が差し込んでいる状態で真昼間から致してしまった事に
克哉は思いっきり、羞恥を覚えていた。
はあ、はあ…とお互いに激しい行為の後なので、かなり息遣いが
忙しいものになってしまっている。
御堂の重みを全身で感じていきながら、ゆっくりと冷静さが戻って来た時…
恥ずかしさの余りに、克哉は本気で死にたくなった。
(…どうしよう、だんだん恥ずかしくなってきた…)
しかし、消耗が激しい上に…自分とほぼ同体格の愛しい恋人の重みが
掛かった状況では、抜け出すことも適わない。
何となく居たたまれなくて、無意識の内に相手の指先を舐め挙げていったら
微妙に塩気を感じていった。
それに気づいて…克哉は微妙に申し訳なさそうな表情を浮かべていく。
「御堂さん、ごめんなさい…」
蚊の鳴くような、細々とした声で呟いていく。
さっき声を抑える為に咥えさせられた御堂の指先。どうやら頂点に達した時に
一瞬だけ強く噛み締めすぎてしまったらしい。
そのせいで少しだけ人差し指の第一関節の周辺から血が滴っていた。
自らが歯を立てて刻んでしまった傷を、少しでも癒したい一心で懸命に
舐め取っていく。
―だが、その表情は克哉自身は自覚がなかったが…酷く淫靡なものだった
情事の名残に、上気した顔で…唇を半開きにしながら、熱く湿った
舌先を出して、必死に指先を舐め挙げている克哉の表情は…かなり
扇情的だ。
「んっ…ちゅっ…」
そして、その指から滴る血を舐め取って吸い上げていく。
その度に漏れるチュパ…チュク…という音でさえも御堂の情欲を煽っていく。
「…克哉、あまり気にしなくて良い。これぐらいは男の勲章として受け取っておく。
それよりも…君がそんなに色っぽい表情を浮かべながら、私の指を舐め続けて
いたりしたら、また…元気になってしまうぞ?」
御堂はもう一方の掌で、克哉の頬を愛しげに撫ぜていきながらそう呟いていく。
その瞬間、ポッっと火が点ったように…自分の腕の下の恋人の顔全体が赤く
染まっていった。
「あっ…そ、その…ごめんなさいっ…!」
そしてかなり狼狽しきった顔で、舌をもつれさせながら克哉が必死に
謝り始めていく。
その様子が…御堂にとっては堪らなく可愛く思えてしまって…。
「ククッ…ククククッ…!」
本人が必死になっている前で、大笑いをしてしまうなんて失礼だとは
判っていたが、笑いがどうしても止まってくれなかった。
「御堂さんっー?」
克哉も、突然御堂が笑い出してしまったことに驚きを隠せない様子で
ついに大声を出して叫んでしまっていた。
けれど、セックスの最中の声を大音量で叫ぶならともかく、大声で
こちらの名前を呼ぶぐらいなら問題はない…と思いたい。
「ハハッ…ハハハハッ…悪い、な…君があまりにも…可愛すぎて、
つい…笑いたくなってしまった…」
「だからって、そんなに…大笑いしなくたって…良いじゃない、ですか…」
滅多に見せない、御堂の大笑いに…克哉は拗ねたような表情を
浮かべていった。
そんな恋人の機嫌を直すために、愛しげに生え際から髪の周辺を撫ぜていく。
そうしている内に…口を一文字に引き絞りながら、克哉が少し潤んだ瞳を
こちらに向けて来た。
そして、「機嫌を直せ」と伝える為に小さく唇にキスを落としていってやると…
やっと少しだけ、その表情が綻び始めていった。
「…御堂さんは、ずるいです……」
それは、こんな風にあやされてしまったらこれ以上拗ねたりなんて出来ないのに…
という気持ちの表れだった。
そんな恋人の一挙一足、一言一句すら愛しくて…珍しく柔らかく微笑みながら
御堂は答えていった。
「…あぁ、君よりも七年長く生きている分だけな…年の功という奴かな…?」
そんな事を呟きながら、身体を繋げたまま革張りのソファの上で抱き合い続けていく。
触れ合っている素肌から、トクトクトク…と忙しい鼓動音が聞こえてくる。
そのまま…二人で心地よい余韻に浸り、ただ…お互いだけを感じていった。
(御堂さん…まだ、熱い…)
しっとりと触れ合っている箇所が汗ばんでくる。
本来なら不快である筈のものでさえ、愛しい人の汗であるのなら
心地よく感じてしまえるのが不思議だった。
そうしている間に、御堂の紫紺の双眸がこちらに真っ直ぐ向けられる。
柔らかい唇の感触を、耳朶に感じていく。
そして…こう告げられた。
―可愛い君へ…伝えさせて貰おう。私は―
耳元で、熱っぽい口調で…更に言葉を続けられていって、見る見るうちに
克哉の顔は最大限に紅潮していった。
もう、本気で全力でジタバタ暴れ出したいぐらいにその後に続く言葉は
不意打ちだった。
居たたまれないぐらいに恥ずかしくて仕方なくて、本気で憤死するんじゃないかって
思うぐらいだった。けれどそれ以上に…嬉しかった。
「あっ…あぁぁ…」
言い返したいのに、自分だってこの人に想いを同じように告げたくて
仕方ないのに、舌がもつれてしまってまともに言葉にならない。
「おや? どうしたんだ…? 同じ言葉を返して貰えないのかな…?」
御堂が、余裕たっぷりの表情で伝えてくる。
その瞬間…体内に収まったままの御堂の性器が、再び熱を持ち始めていった。
ドキドキドキ、と荒い脈動が止まってくれない。
同時に、受け入れている自分の浅ましい箇所が…この人をもっと欲しいと
蠢き始めていく。
「…判りました、言います…!」
そして、破れかぶれな調子で克哉は御堂の耳元に同じように言葉を落としていく。
―オレも、貴方を愛しています…
そう、告げられた言葉は…「君を愛している」
だから、克哉も懸命な様子で同じ言葉を返していった。
その瞬間、御堂は満足そうに微笑み…再び抽送を開始していった。
「あぁー!」
その衝撃に、克哉は思わず鋭い声を挙げそうになった。
途端に熱い掌で口元を覆われていく。
「…本当に、君は可愛くて堪らないな…。もっと啼かせたくて、そして…
悶えさせたくて仕方ない…」
そうして、内部を往復していく度にズチャグチャ、と淫らな音が身体の奥で
響き続けていった。
御堂が動く度に、克哉の中の情欲も再び膨れ上がっていく。
この人がもっと欲しい、その率直な欲望に突き動かされるように…
克哉は強い力をこめて愛しい人の背中に縋り付いていった。
「…ふっ…んんっ…!」
覆われた掌で、感じ切っている癖に…必死に声を抑えている克哉がいじらしい。
だから充溢したような表情で、御堂は一言…こう告げていった。
「…良い子だ…」
そうして、再び週末の昼下がり。
ソファの上で行為は開始されていった。
飽く事なく、いつまでもお互いをむさぼり続けたい。
そんな欲求に、二人とも突き動かされていきながら―
―可愛い君へ 君となら私は…例え地獄に落ちたとしても構わない。
どんな場所でも、君と二人なら華やかで幸福に満ちた楽園になりうるから
だから願わくば…これから先も、ずっとこうして…
そんな事を願いながら、御堂はただ…己の想いを恋人の身体へと
叩きつけていく。
激しい行為の果て、克哉は…甘い声を懸命に抑え込んでいきながら
愛しい人の腕の中で、乱れ続けたのだった―
※これは3月10日の御堂さんの日関連の連載です。
御克の甘々なので、ご了承下さいませ~(ふかぶか~)
高ぶった克哉の下肢から全ての衣類を引き抜いていくと…
ペニスも、後蕾もすっかり…ヒクついて淫らに揺れていた。
御堂の視線が、己の浅ましい場所にしっかりと向けられて
いるのに気づくと、克哉は顔を真っ赤にしながら…甘い涙を
瞳に湛えていく。
「御堂さん、見ないで下さい…っ!」
この三ヶ月で、嫌っていう程抱かれている。
克哉の全身で御堂に見られていない場所も触れられていない箇所も
最早どこにも存在していない。
それなのに、セックスの度に血管が焼き切れそうな程に恥ずかしくて
仕方なかった。
「…君のここは、こんなにも浅ましく私を求めているのにか…っ」
「言わ、ないで…っ」
顔をそっぽ向けながら、必死に羞恥で首を横に振っていく
克哉の姿は御堂にとっては壮絶に可愛らしく映った。
もうすでに散々抱いている。
週末の度に必ず身体を重ねているのに…未だに飽きる気配がないのは
こういう時の克哉の反応が、変わらずウブなものだからだろう。
彼の反応を見て、御堂の雄が激しく揺さぶられていく。
彼の先走りが絡まった指を容赦なく突き入れて、やや性急に其処を弄っていく。
まだ硬さが残っている其処を、傷つけない程度の強弱をつけていきながら
己を受け入れさせる為の準備をさせていく。
「克、哉…」
熱っぽい口調で、愛しい相手の名前を呟く。
その一瞬だけ、普段怜悧で滅多に感情を移さない御堂の紫紺の瞳が
激しい情欲に煌いていく。
肉食獣のような、鋭い眼差し。
その視線に…中まで深く犯されてしまいそうだった。
「あっ…はぁ…ふっ…ぁ…」
熱に浮かされたように、克哉が甘い声で啼き続ける。
御堂の視線を感じる度に、背筋がゾクゾクと粟立つようだった。
お互いに相手が欲しくなって、荒い呼吸を繰り返していく。
御堂の指が脆弱な場所を幾度も攻め立て、克哉を強引な手管で
自分の腕の下で花開かせていく。
彼の指が蠢くたびに、克哉の身体は跳ねて…更に朱を帯びていく。
その姿はまるで花が色づいていくようだった。
「綺麗、だな…こういう、時の君の肌は…」
「そ、んな…事、ないです…!」
言われる賛辞の言葉も、快楽と羞恥を高めるだけに他ならない。
そうして、指がようやく引き抜かれていくと…いきり立っている性器を
アヌスに宛がわれて、大きく足を開かされていった。
「抱くぞ…」
「は、い…」
そんな短いやり取りだけを交わし、強引に克哉の中に押し入っていった。
いつだって、恋人関係になってからは…御堂のペニスは本気で
熱くて、受け入れている箇所が火傷してしまいそうだった。
ビクビクビク、と相手のモノが自分の体内で…大きく痙攣を
しているのを感じていく。
最奥まで入られて、克哉の心拍数は更に激しく跳ね上がっていく。
そんな中で、また…深く唇を塞がれていった。
「克哉、もっと…君を…」
「はい、オレも…貴方、を…」
お互いにいつの間にか、恋に狂ってしまっていた。
こんな風に熱に浮かされながら、こんなにも強く誰かを求めたことなど
今までの人生になかった。
両者とも相手の身体をきつく掻き抱いていく。
もう、声が漏れてしまうとか…ベランダの太陽光が差し込んでいるとか、
そんな事などどうでも良くなって来ていた。
いや、多少は気にする気持ちも強い羞恥も存在している。
けれどそれ以上に、この人が欲しくて仕方ない。
克哉は掠れた声で、必死になって大好きな人に伝えていく。
―欲しくて、仕方ありません…
その一言が囁かれた瞬間、御堂の理性などもう一欠けらも
残っていなかった。
相手を壊さんばかりの勢いで激しく突き上げ、抽送を繰り返していく。
お互いのリズムを合わせながら、グチャグチャとお互いの粘膜が
絡み合う音と、克哉の断続的な喘ぎ混じりの声が室内に響いていった。
「あっ…ぁ…はぁ…ん、んんっ…」
それでもいじらしく、声を殺そうと努めている姿が…また可愛かった。
けれどそんな枷も、いっそ粉々に砕いてやりたくて…御堂は激しく
腰を使い続けていく。
こんな真似、自分でも正気の沙汰ではないという自覚はあった。
けれど、もう止めてやる事など出来ない。
だから…自分の指をそっと克哉の口元に宛がっていく。
「…声を出したくないなら、噛めば良い…」
「っ…!」
一瞬、克哉の瞳が大きく揺れた。
だが…彼もこれ以上は声を殺す自信がなかったのだろう。
躊躇いがちにその瞳が揺れたと同時に、言われた通りにその指を
噛んでいく。
途端に克哉のあえかな声は、くぐもったものに変わっていった。
同時に、御堂の腰使いも強烈になって…最早、止めることなど
困難になっていた。
「出来るだけ、声を殺しながら…私を、感じろ…克哉…」
熱っぽい口調でそう告げながら、頂点を目指すように…早く
忙しく克哉の内部を掻き回していった。
その瞬間、克哉は…快楽の涙を浮かべていきながら、愛しい人の
指先をねっとりと甘く舐めながら、コクンと頷いていき…。
「ぁ…ぅ―!!」
声にならない悲鳴を挙げていきながら、御堂とほぼ同時に昇り詰めて
いったのだった―
御克の甘々なので、ご了承下さいませ~(ふかぶか~)
高ぶった克哉の下肢から全ての衣類を引き抜いていくと…
ペニスも、後蕾もすっかり…ヒクついて淫らに揺れていた。
御堂の視線が、己の浅ましい場所にしっかりと向けられて
いるのに気づくと、克哉は顔を真っ赤にしながら…甘い涙を
瞳に湛えていく。
「御堂さん、見ないで下さい…っ!」
この三ヶ月で、嫌っていう程抱かれている。
克哉の全身で御堂に見られていない場所も触れられていない箇所も
最早どこにも存在していない。
それなのに、セックスの度に血管が焼き切れそうな程に恥ずかしくて
仕方なかった。
「…君のここは、こんなにも浅ましく私を求めているのにか…っ」
「言わ、ないで…っ」
顔をそっぽ向けながら、必死に羞恥で首を横に振っていく
克哉の姿は御堂にとっては壮絶に可愛らしく映った。
もうすでに散々抱いている。
週末の度に必ず身体を重ねているのに…未だに飽きる気配がないのは
こういう時の克哉の反応が、変わらずウブなものだからだろう。
彼の反応を見て、御堂の雄が激しく揺さぶられていく。
彼の先走りが絡まった指を容赦なく突き入れて、やや性急に其処を弄っていく。
まだ硬さが残っている其処を、傷つけない程度の強弱をつけていきながら
己を受け入れさせる為の準備をさせていく。
「克、哉…」
熱っぽい口調で、愛しい相手の名前を呟く。
その一瞬だけ、普段怜悧で滅多に感情を移さない御堂の紫紺の瞳が
激しい情欲に煌いていく。
肉食獣のような、鋭い眼差し。
その視線に…中まで深く犯されてしまいそうだった。
「あっ…はぁ…ふっ…ぁ…」
熱に浮かされたように、克哉が甘い声で啼き続ける。
御堂の視線を感じる度に、背筋がゾクゾクと粟立つようだった。
お互いに相手が欲しくなって、荒い呼吸を繰り返していく。
御堂の指が脆弱な場所を幾度も攻め立て、克哉を強引な手管で
自分の腕の下で花開かせていく。
彼の指が蠢くたびに、克哉の身体は跳ねて…更に朱を帯びていく。
その姿はまるで花が色づいていくようだった。
「綺麗、だな…こういう、時の君の肌は…」
「そ、んな…事、ないです…!」
言われる賛辞の言葉も、快楽と羞恥を高めるだけに他ならない。
そうして、指がようやく引き抜かれていくと…いきり立っている性器を
アヌスに宛がわれて、大きく足を開かされていった。
「抱くぞ…」
「は、い…」
そんな短いやり取りだけを交わし、強引に克哉の中に押し入っていった。
いつだって、恋人関係になってからは…御堂のペニスは本気で
熱くて、受け入れている箇所が火傷してしまいそうだった。
ビクビクビク、と相手のモノが自分の体内で…大きく痙攣を
しているのを感じていく。
最奥まで入られて、克哉の心拍数は更に激しく跳ね上がっていく。
そんな中で、また…深く唇を塞がれていった。
「克哉、もっと…君を…」
「はい、オレも…貴方、を…」
お互いにいつの間にか、恋に狂ってしまっていた。
こんな風に熱に浮かされながら、こんなにも強く誰かを求めたことなど
今までの人生になかった。
両者とも相手の身体をきつく掻き抱いていく。
もう、声が漏れてしまうとか…ベランダの太陽光が差し込んでいるとか、
そんな事などどうでも良くなって来ていた。
いや、多少は気にする気持ちも強い羞恥も存在している。
けれどそれ以上に、この人が欲しくて仕方ない。
克哉は掠れた声で、必死になって大好きな人に伝えていく。
―欲しくて、仕方ありません…
その一言が囁かれた瞬間、御堂の理性などもう一欠けらも
残っていなかった。
相手を壊さんばかりの勢いで激しく突き上げ、抽送を繰り返していく。
お互いのリズムを合わせながら、グチャグチャとお互いの粘膜が
絡み合う音と、克哉の断続的な喘ぎ混じりの声が室内に響いていった。
「あっ…ぁ…はぁ…ん、んんっ…」
それでもいじらしく、声を殺そうと努めている姿が…また可愛かった。
けれどそんな枷も、いっそ粉々に砕いてやりたくて…御堂は激しく
腰を使い続けていく。
こんな真似、自分でも正気の沙汰ではないという自覚はあった。
けれど、もう止めてやる事など出来ない。
だから…自分の指をそっと克哉の口元に宛がっていく。
「…声を出したくないなら、噛めば良い…」
「っ…!」
一瞬、克哉の瞳が大きく揺れた。
だが…彼もこれ以上は声を殺す自信がなかったのだろう。
躊躇いがちにその瞳が揺れたと同時に、言われた通りにその指を
噛んでいく。
途端に克哉のあえかな声は、くぐもったものに変わっていった。
同時に、御堂の腰使いも強烈になって…最早、止めることなど
困難になっていた。
「出来るだけ、声を殺しながら…私を、感じろ…克哉…」
熱っぽい口調でそう告げながら、頂点を目指すように…早く
忙しく克哉の内部を掻き回していった。
その瞬間、克哉は…快楽の涙を浮かべていきながら、愛しい人の
指先をねっとりと甘く舐めながら、コクンと頷いていき…。
「ぁ…ぅ―!!」
声にならない悲鳴を挙げていきながら、御堂とほぼ同時に昇り詰めて
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HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
鬼畜眼鏡にハマり込みました。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
リンクは同ジャンルの方はフリーです。気軽に切り貼りどうぞ。
…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
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