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九月にちなんで月見を二人でする話です。
ノマが微妙にエロい子です(笑)
月夜の恋人 1
湯上りに浴衣を纏っている克哉の身体を掌で弄って、御堂は
恋人を見た時に一瞬感じた違和感の正体に気づいていった。
(どうりで…微妙にラインがおかしかった訳だ。まさか下着を
履かないで…浴衣を直接纏うとはな…)
克哉は意識的に浴衣をぴったりと合わせないで、多少タボつくように
着ていたのと…性器が通常の状態だったから気付かなかった。
だが…こうして相手の身体を掌で辿り、その事実に気づいていくと…
どうしようもなく御堂の雄の部分が刺激されていった。
「…まさか、下着をつけないで浴衣を着てくるとはな…。大浴場から
ずっとこの格好で来たというのなら…君は大層な淫乱だな…」
「いや…孝典、さん…言わないで…下さい…」
御堂の言葉に、克哉は目を伏せて顔を真っ赤にしながらフルフルと
震えて…そう懇願していく。
だがそんな仕草でさえも、こちらの心を大きく煽っていくだけだ。
男は愉快そうな笑みを浮かべて…更に言葉で弄っていった。
「いいや…言わせて貰おう。まさか…君がこんなに大胆な事をするとはな…。
ならこの浴衣の裾を巻くっていけば、君の恥ずかしい場所がそのまま
暴かれてしまう訳だ…」
「ふっ…あっ…そう、です…」
グイ、と克哉の腰を掴んでこちらに強引に引き寄せていく。
するとビクン、と相手の身体が大きく跳ねていき…呼吸が徐々に乱れて
いくのを感じていった。
僅かに開かれている口元から覗く赤い舌が何とも艶めかしく…
こちらの男心を煽っていく。
(…君の今浮かべているその顔…凄くそそるな…)
その舌先に引き寄せられるように御堂は強引に唇を重ねていった。
クチャリ…という水音を立てながら、唇が重ねられてお互いの舌が
濃厚に絡まり合っていく。
舌を出し入れする度にグチャグチャと淫靡な水音が響き渡り…セックスを
しているかのような錯覚すら覚えていく。
「ふっ…ううっ…」
克哉は身をよじらせて、くぐもった声を漏らしていく。
それでも…御堂は容赦してやらず、唇を一足先に…貪るように
犯していった。
そうしてキスをしていきながら…さりげなく、窓際に克哉を誘導していく。
ガラスの向こうには見事に整えられた庭が広がっている。
すでに日は暮れて薄暗く、客室の前を通る人間など滅多にいないだろう。
それでも…克哉の身体を強引に大きなガラスに押し付けていくと…ゆっくりと
浴衣を脱がし始めていった。
「た、孝典さん…何、を…?」
「今夜はまずはここで君を犯してあげよう…。布団に行ったら、君は
綺麗な月を…見損ねてしまうだろう…?」
「そ、そんな…! こんな処でしたら…誰に、見られてしまうか…?」
「別に見られても構わないだろう? 君がどれだけ貪欲で浅ましいか…
他の人間に見られていると思えば、更に燃えるんじゃないのか…?」
「そ、そんな事…ひ、あっ…!」
強引な力でガラスに身体を押し付けられて、克哉は必死にもがいていく。
しかし…御堂の腕からは逃れる事は叶わなかった。
割り開かれた襟元と裾から…それぞれ御堂の手が侵入して胸の突起と
ペニスに手を添えられて愛撫を始められていってしまう。
最初は優しく、そして硬さを帯びていくのと同時に徐々に強くなっている
的確な愛撫に、克哉の性感帯は素直に反応していってしまう。
熱っぽい吐息が、更に乱されたものになる。
「あっ…は…う、ううんっ…!」
そうして腰が砕けそうになってしまいながら…抵抗すら奪われて
御堂の為すがままになっていった。
窓の外には、見事な庭園と…満月よりも少しだけ欠けてしまった月が
煌々と輝いている。
それが妙に意識されて…克哉は、ゾクゾクと身体を震わしていった。
(まるで…月に、見られているみたいだ…)
そう意識した途端、克哉の背筋に背徳の喜びが広がっていくようだった。
自分が感じていて見られる姿を、他の人間に見られる。
其れは途方もなく恥ずかしさが伴うが…同時に、普段は隠されている
克哉の中の被虐性を強く刺激していく。
窓ガラスの冷たさと…自分を閉じ込める御堂の身体の熱さの対比が
更に彼の心を大きく煽っていく。
―最愛の人に犯されて、貫かれて貪られる…
すでにその抱かれる喜びを散々教えられてしまった身体は…
その事を期待するだけで大きく震えて、歓喜し始めていた。
「あっ…やだぁ…孝典、さん…駄目…」
「何が、駄目なんだ…。こんなに、硬くしている癖に…」
そして、裾をまくり上げられて…ドクドクと息づいているペニスを
握りこまれていく。
チラリとその様子を自分でも見て、更に恥ずかしくなって耳まで
真っ赤にしていった。
「恥ずか、しい…! はっ…あああっ!」
そう呟きながら…御堂の手は更に淫靡に、的確にこちらの快楽を
引きずり出していった。
激しく熱を帯びた動きになる度に…克哉の性器ははちきれんばかりに
なっていき、あっという間に性を吐きだしていく。
「随分と早いな…。お愉しみは、これからだぞ克哉…?」
「はっ…んん、孝典、さん…」
御堂の言葉に、甘い声で応えていく。
そして…ガラスに手をついて腰を相手に就きだすような淫らな格好をしながら
ついに大きく浴衣の裾を捲くられてて…克哉の背中から臀部に掛けてが
相手に晒されていったのだった―
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当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
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