鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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―人はその生命を燃やすとき、鮮烈に輝きます
他者の為を想い、自分さえも捨て去る
残された者にとっては暴力にも等しい行為
その瞬間、まるで夜空に輝く花火のように光を放ち
迷える者を照らす道標となることでしょう
―そして暗天の中、焔と男の豊かな金髪がが揺らめいていた
契約の通り、Mr.Rは克哉の魂を貰い受けて…その約束を果たしていく。
ここは御堂の夢の中。
その中に黒衣を纏った男は入り込み、迷える魂を助けていった。
人の心は、ある種…小さな小宇宙のようなものである。
一切の光源すら存在しない漆黒の闇の中、彼が来るべき道を照らすように
幻惑的な光を生み出していた。
―さあ、こちらへいらっしゃい。貴方が生きる事を…心から望んでいらっしゃる方が
此処にいますから
そうして…紅、蒼、翠、紫、黄、橙…様々な色が入り混じった多数光が、清冽な白い
輝きとなって深い闇を照らし出していく。
遥か彼方には、死へと繋がるどこまでも深い奈落があるのならば…男が照らし出す場所は
生へと繋がる箇所だ。
―己の命を賭けてでも、貴方の死を拒んだ方がいるのです…だから、こちらへ
貴方ほどに輝ける方が闇に堕ちるのはまだ早いですよ…御堂孝典さん
御堂の夢の中でも、男の歌うような語り口調は変わることがなかった。
かなり深い場所で、御堂の魂は惑いつつあった。
そちらの方に踏み入れそうになったその時、こちらの焔を見て…ゆっくりとだが、確実に
こちらの方へと向かって来た。
今、Mr.Rが出している幻想は、人の魂が見せる輝きそのものだ。
宇宙の中に輝く太陽、漆黒の夜空に瞬く一番星のように…どこまでも眩く光って
『生』へ繋がる道筋がこちらにある事を示していく。
幾重にも延びる光が作り上げるその光景は、まるでオーロラのようですらある。
様々な色の光が混ざり合い、重なり合ってどこまでも澄んだ光を放つ。
それは克哉の祈りの象徴だ。
―まるで聖人のようですね。一切のエゴを捨て去って…ここまで恋敵の為に
御自分の命を燃やし尽くせる方はそう…いないですよ。
呆れたように、感服したように…男は呟く。
そう、この光は…克哉の魂を使って生み出している。
だから男は、代価に彼の魂を求めた。
深い深い場所に、その魂魄が彷徨ってしまった場合は…引き戻すのはかなり
困難な行為だ。
時に助かる見込みのないものが生還する時、その時は必ず…誰かが命を燃やしたり
命すらも削る覚悟で祈り続ける事により奇跡が起こるのだ。
人というのは本当に奇妙で、面白いものだ。
容易に他者を妬んだり羨んだりして、本来の輝きを簡単に曇らす者もいれば
土壇場で自らすらも捨て去って、正しい道を選んで光る者もいる。
克哉は、後者だ。
彼は…二年と言う時間を閉じ込められて過ごす事によって、本来…人が持っている
全てのエゴを捨ててしまったようだ。
だからここまで、一点の翳りなく彼の魂は光り続けていた。
命の全てを燃やし尽くしても惜しくはないと、自分自身までがそれによって
消滅しても惜しくはないと―
その命を潔く諦めるくらいの覚悟がなければ、ここまで輝けない。
だから男は…ほんの少しの慈悲を見せて、彼の魂の一カケラだけを残していく。
―佐伯克哉さん。貴方の魂の高潔な願いに免じて、ほんの僅かだけ…使わずに
残しておいて差し上げましょう
それは本当に微かな、弱い焔。
男の掌の中にすっぽりと納まってしまいそうな小さなカケラだった。
だが、小さなその結晶は澄んでいて、美しかった。
Mr.Rはそれを握り込んでいくと…優しく語り掛けていく。
―此度の、貴方と私のゲームは…貴方の勝ちです。散々、こちらが示した誘惑や
罠に惑わされずにもう一人のご自分の為に、最後まで己を犠牲にしてでも…あの二人を
幸福にする事を願い続けたその意思の強さに、敬意を示しましょう―
そう、Mr.Rにとって…佐伯克哉という存在は、長い時間を生きて退屈と怠惰に侵されて
しまった彼をもっとも楽しませてくれる貴重なものであった。
一つの身体に二つの魂。
どちらの面が生き延びて表に出るか、もしくは融合するか…衝突してこちらの誘惑に
あっさりと陥落して落ちていくか。
こちらが指す手によって、毎回彼の選択は変わり…結果が大きく違って来る。
それが男にとっては、面白くて仕方ないのだ。
例に出せば、眼鏡の方の意識が出ている場合のケースだ。
嗜虐の果てに一人の人生を破壊し尽くして悔やむ彼
親友気取りの男を影で裏切り続けて、その生き甲斐すらも奪ってしまったり
軽い気持ちで弄り続けた男に涙ながらに刺されてその生を終える場合や
飼い猫として愛でていた少年にあっさりと捨て去られる時もある
克哉の方が表に出た場合は…散々好きなように弄ばれた果てに相手の気持ちが
見えないまま置いていかれてしまったり
自分を想って全身で体当たりしてくる相手を「親友だから」と言ってばっさりと振ったり
男が与えた眼鏡に土壇場で縋ってしまって愛しく想う相手の家族に殺されてしまったり
今回のように…もう一人の自分に強く惹かれて、狂ってしまったり…
深く関わる人物と幸福になれる道のりを辿ることもあれば、彼らに殺し殺される結果や
見限られる結末など…実に多種多様な運命を紡ぎだしていく。
その時に男が深く関与する事もあれば、まったく想いも因らぬ処で予想外の結果を
導き出すことがあった。
それがどれだけ…病理のように、深く蝕んでいる男の『退屈』を満たして潤して
くれた事だろうか。
だから男は、『佐伯克哉』という存在に執着する。
時に楽園で、エヴァを唆した蛇のように…地獄に突き落とす誘惑をしたかと思えば
幸福への道筋を気まぐれに示すこともある。そのような関わり方で―
無数に広がる彼の可能性、そして運命。
その全てを見尽くすまで決して男は…離れないだろう。
この運命の中で、眼鏡がもっとも必要としている存在。
その光が、こちらの輝きに導かれるように戻ってくる。
弱ってしまっている魂に、惜しみなく克哉の魂は輝きを与えていく
己の全てを相手に渡してしまっても惜しくないというように…
御堂の魂は、その光を飲み込んでいくと再び蘇り
残されたのは本当に僅かなカケラだけだった
―貴方に最上の幸福を与えてあげましょう
そして、手の中の光を男は解放して宙に放っていく。
両手を挙げて仰ぎながら…その光を包み込み、そっと目を伏せていった。
―貴方のカケラを、あの方の中へ。もうこれだけ弱ってしまったのならば…もう
私の力を注いでも、貴方は肉体を持って存在する事は出来ない。
ですが…あの方に受け入れられて、その身体の中で静かに眠るだけならば…
充分に存在出来る筈です。
お眠りなさい…本当に愛する存在のもっとも近くに存在出来る座で。
其処は世界を大きく変革していく者をこの世で一番…間近で観察して見守れる場所。
そして貴方の存在を受け入れた後ならば、もし再びあの方が大きな過ちを犯しそうに
なっても今までと違いその声はキチンと届く事でしょう…。
二つの身体を持って結ばれることは困難でも、『一つの存在』となって一体化し…
見守り続ける事が出来る。
相手を手に入れる、手に入れないという領域さえ超えた最上の幸福を…
己を犠牲にしてでも、二人の幸せを願った貴方の高潔さに免じて差し上げましょう―
そして、男は解放し…克哉の魂が有るべき場所に戻るように促していく。
―お行きなさい。そして…おやすみなさい、克哉さん。
男は優しい顔をしながら、克哉の魂を見送っていく。
この奇妙な男の中には、神とも悪魔とも取れる両極端な心が宿っていた。
人を陥れて、闇に突き落とす残酷さと。
相手の幸福に繋がる慈悲を見せる部分と…まったく相反する面が同意している。
見送る男の顔は優しく、同時に何かを面白がるような愉しげな顔をしていた。
そう…彼にとって、佐伯克哉が幸福になっても不幸になってもどちらでも構わないのだ。
…自分をその道筋を持って楽しませてくれれば良い。
そして今回の顛末は、自分の予想を何度も小気味良く裏切ってくれて飽きる事が
なかったから…その労いとして、気まぐれに慈悲を見せた。
ただそれだけの事だった。
―さて、次なる貴方と新たな遊戯(ゲーム)を楽しむ事にしましょうか…
何度でも、何十回でも…こうして、貴方と楽しもう。
次の彼は、一体どのような顛末を自分に見せてくれるのか。
それは当面、終わる予定のない繰り返されるチェスのようなもの。
次回は圧倒的にこちらが有利な状態で相手を追い詰めた状態からスタートするか…
もしくは時に隙を見せて、たまには相手を有利にしておいてやるか。
そういう事を考えるのが、男は愉しくて仕方がない。
―人とは本当に不思議なものです。
とてつもなく美しい部分と、醜い部分が常に同居して存在している。
此度の貴方はとても輝いておりました。ですから…次も、愉しませて下さいね。
ねえ、佐伯克哉さん…。
両方の彼に語りかけるように呟きながら、漆黒の闇の中。
男の姿は掻き消えていった。
其処に残されたのは、強く輝く御堂の魂のみだった。
それは赤々と強く輝き、生きたいと訴えかけているように燃えている。
もう其処には…死の影など一切見当たらない。
そして御堂の魂は還っていくだろう。
心から、自分を必要として戻って来る事を望んでいる…眼鏡の元へと―
他者の為を想い、自分さえも捨て去る
残された者にとっては暴力にも等しい行為
その瞬間、まるで夜空に輝く花火のように光を放ち
迷える者を照らす道標となることでしょう
―そして暗天の中、焔と男の豊かな金髪がが揺らめいていた
契約の通り、Mr.Rは克哉の魂を貰い受けて…その約束を果たしていく。
ここは御堂の夢の中。
その中に黒衣を纏った男は入り込み、迷える魂を助けていった。
人の心は、ある種…小さな小宇宙のようなものである。
一切の光源すら存在しない漆黒の闇の中、彼が来るべき道を照らすように
幻惑的な光を生み出していた。
―さあ、こちらへいらっしゃい。貴方が生きる事を…心から望んでいらっしゃる方が
此処にいますから
そうして…紅、蒼、翠、紫、黄、橙…様々な色が入り混じった多数光が、清冽な白い
輝きとなって深い闇を照らし出していく。
遥か彼方には、死へと繋がるどこまでも深い奈落があるのならば…男が照らし出す場所は
生へと繋がる箇所だ。
―己の命を賭けてでも、貴方の死を拒んだ方がいるのです…だから、こちらへ
貴方ほどに輝ける方が闇に堕ちるのはまだ早いですよ…御堂孝典さん
御堂の夢の中でも、男の歌うような語り口調は変わることがなかった。
かなり深い場所で、御堂の魂は惑いつつあった。
そちらの方に踏み入れそうになったその時、こちらの焔を見て…ゆっくりとだが、確実に
こちらの方へと向かって来た。
今、Mr.Rが出している幻想は、人の魂が見せる輝きそのものだ。
宇宙の中に輝く太陽、漆黒の夜空に瞬く一番星のように…どこまでも眩く光って
『生』へ繋がる道筋がこちらにある事を示していく。
幾重にも延びる光が作り上げるその光景は、まるでオーロラのようですらある。
様々な色の光が混ざり合い、重なり合ってどこまでも澄んだ光を放つ。
それは克哉の祈りの象徴だ。
―まるで聖人のようですね。一切のエゴを捨て去って…ここまで恋敵の為に
御自分の命を燃やし尽くせる方はそう…いないですよ。
呆れたように、感服したように…男は呟く。
そう、この光は…克哉の魂を使って生み出している。
だから男は、代価に彼の魂を求めた。
深い深い場所に、その魂魄が彷徨ってしまった場合は…引き戻すのはかなり
困難な行為だ。
時に助かる見込みのないものが生還する時、その時は必ず…誰かが命を燃やしたり
命すらも削る覚悟で祈り続ける事により奇跡が起こるのだ。
人というのは本当に奇妙で、面白いものだ。
容易に他者を妬んだり羨んだりして、本来の輝きを簡単に曇らす者もいれば
土壇場で自らすらも捨て去って、正しい道を選んで光る者もいる。
克哉は、後者だ。
彼は…二年と言う時間を閉じ込められて過ごす事によって、本来…人が持っている
全てのエゴを捨ててしまったようだ。
だからここまで、一点の翳りなく彼の魂は光り続けていた。
命の全てを燃やし尽くしても惜しくはないと、自分自身までがそれによって
消滅しても惜しくはないと―
その命を潔く諦めるくらいの覚悟がなければ、ここまで輝けない。
だから男は…ほんの少しの慈悲を見せて、彼の魂の一カケラだけを残していく。
―佐伯克哉さん。貴方の魂の高潔な願いに免じて、ほんの僅かだけ…使わずに
残しておいて差し上げましょう
それは本当に微かな、弱い焔。
男の掌の中にすっぽりと納まってしまいそうな小さなカケラだった。
だが、小さなその結晶は澄んでいて、美しかった。
Mr.Rはそれを握り込んでいくと…優しく語り掛けていく。
―此度の、貴方と私のゲームは…貴方の勝ちです。散々、こちらが示した誘惑や
罠に惑わされずにもう一人のご自分の為に、最後まで己を犠牲にしてでも…あの二人を
幸福にする事を願い続けたその意思の強さに、敬意を示しましょう―
そう、Mr.Rにとって…佐伯克哉という存在は、長い時間を生きて退屈と怠惰に侵されて
しまった彼をもっとも楽しませてくれる貴重なものであった。
一つの身体に二つの魂。
どちらの面が生き延びて表に出るか、もしくは融合するか…衝突してこちらの誘惑に
あっさりと陥落して落ちていくか。
こちらが指す手によって、毎回彼の選択は変わり…結果が大きく違って来る。
それが男にとっては、面白くて仕方ないのだ。
例に出せば、眼鏡の方の意識が出ている場合のケースだ。
嗜虐の果てに一人の人生を破壊し尽くして悔やむ彼
親友気取りの男を影で裏切り続けて、その生き甲斐すらも奪ってしまったり
軽い気持ちで弄り続けた男に涙ながらに刺されてその生を終える場合や
飼い猫として愛でていた少年にあっさりと捨て去られる時もある
克哉の方が表に出た場合は…散々好きなように弄ばれた果てに相手の気持ちが
見えないまま置いていかれてしまったり
自分を想って全身で体当たりしてくる相手を「親友だから」と言ってばっさりと振ったり
男が与えた眼鏡に土壇場で縋ってしまって愛しく想う相手の家族に殺されてしまったり
今回のように…もう一人の自分に強く惹かれて、狂ってしまったり…
深く関わる人物と幸福になれる道のりを辿ることもあれば、彼らに殺し殺される結果や
見限られる結末など…実に多種多様な運命を紡ぎだしていく。
その時に男が深く関与する事もあれば、まったく想いも因らぬ処で予想外の結果を
導き出すことがあった。
それがどれだけ…病理のように、深く蝕んでいる男の『退屈』を満たして潤して
くれた事だろうか。
だから男は、『佐伯克哉』という存在に執着する。
時に楽園で、エヴァを唆した蛇のように…地獄に突き落とす誘惑をしたかと思えば
幸福への道筋を気まぐれに示すこともある。そのような関わり方で―
無数に広がる彼の可能性、そして運命。
その全てを見尽くすまで決して男は…離れないだろう。
この運命の中で、眼鏡がもっとも必要としている存在。
その光が、こちらの輝きに導かれるように戻ってくる。
弱ってしまっている魂に、惜しみなく克哉の魂は輝きを与えていく
己の全てを相手に渡してしまっても惜しくないというように…
御堂の魂は、その光を飲み込んでいくと再び蘇り
残されたのは本当に僅かなカケラだけだった
―貴方に最上の幸福を与えてあげましょう
そして、手の中の光を男は解放して宙に放っていく。
両手を挙げて仰ぎながら…その光を包み込み、そっと目を伏せていった。
―貴方のカケラを、あの方の中へ。もうこれだけ弱ってしまったのならば…もう
私の力を注いでも、貴方は肉体を持って存在する事は出来ない。
ですが…あの方に受け入れられて、その身体の中で静かに眠るだけならば…
充分に存在出来る筈です。
お眠りなさい…本当に愛する存在のもっとも近くに存在出来る座で。
其処は世界を大きく変革していく者をこの世で一番…間近で観察して見守れる場所。
そして貴方の存在を受け入れた後ならば、もし再びあの方が大きな過ちを犯しそうに
なっても今までと違いその声はキチンと届く事でしょう…。
二つの身体を持って結ばれることは困難でも、『一つの存在』となって一体化し…
見守り続ける事が出来る。
相手を手に入れる、手に入れないという領域さえ超えた最上の幸福を…
己を犠牲にしてでも、二人の幸せを願った貴方の高潔さに免じて差し上げましょう―
そして、男は解放し…克哉の魂が有るべき場所に戻るように促していく。
―お行きなさい。そして…おやすみなさい、克哉さん。
男は優しい顔をしながら、克哉の魂を見送っていく。
この奇妙な男の中には、神とも悪魔とも取れる両極端な心が宿っていた。
人を陥れて、闇に突き落とす残酷さと。
相手の幸福に繋がる慈悲を見せる部分と…まったく相反する面が同意している。
見送る男の顔は優しく、同時に何かを面白がるような愉しげな顔をしていた。
そう…彼にとって、佐伯克哉が幸福になっても不幸になってもどちらでも構わないのだ。
…自分をその道筋を持って楽しませてくれれば良い。
そして今回の顛末は、自分の予想を何度も小気味良く裏切ってくれて飽きる事が
なかったから…その労いとして、気まぐれに慈悲を見せた。
ただそれだけの事だった。
―さて、次なる貴方と新たな遊戯(ゲーム)を楽しむ事にしましょうか…
何度でも、何十回でも…こうして、貴方と楽しもう。
次の彼は、一体どのような顛末を自分に見せてくれるのか。
それは当面、終わる予定のない繰り返されるチェスのようなもの。
次回は圧倒的にこちらが有利な状態で相手を追い詰めた状態からスタートするか…
もしくは時に隙を見せて、たまには相手を有利にしておいてやるか。
そういう事を考えるのが、男は愉しくて仕方がない。
―人とは本当に不思議なものです。
とてつもなく美しい部分と、醜い部分が常に同居して存在している。
此度の貴方はとても輝いておりました。ですから…次も、愉しませて下さいね。
ねえ、佐伯克哉さん…。
両方の彼に語りかけるように呟きながら、漆黒の闇の中。
男の姿は掻き消えていった。
其処に残されたのは、強く輝く御堂の魂のみだった。
それは赤々と強く輝き、生きたいと訴えかけているように燃えている。
もう其処には…死の影など一切見当たらない。
そして御堂の魂は還っていくだろう。
心から、自分を必要として戻って来る事を望んでいる…眼鏡の元へと―
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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
鬼畜眼鏡にハマり込みました。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
リンクは同ジャンルの方はフリーです。気軽に切り貼りどうぞ。
…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
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…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
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