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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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  ―恥ずかしくてつい、相手から目をそらしていたが…チラリと横を見ると
克哉が柔らかく微笑む様子が目に入って…ゆっくりと相手の方へと
顔を戻していく。
 
「…ふん」

 そんな一言を発していきながら、今度は御堂の方からそっと克哉の
頬へと手を伸ばしていく。
 自分よりも七歳も年下の恋人の肌は、男性の割には凄く滑らかな
感触をしていて心地好かった。
 そして…意趣返しとばかりにこちらの方から噛み付くようなキスを
落としていった。
 クニュ…と相手の弾力ある唇を歯で軽く噛むと、なかなか面白い
感触がしてつい夢中になっていく。
 恋人同士らしい戯れの時間。
 そうしている間に…克哉の指先が御堂の髪や項に触れて、愛しげに
撫ぜ擦っていく。

「…こら、克哉…あんまり触れると少し…くすぐったい」

「…くすぐったいだけか? これだけ愛情を込めてあんたに触れて
いるというのに…」

「あ、こら…耳元で何か、んんっ…囁くな…」

 克哉は片手で相手の背中をやんわりと撫ぜ上げていくと…
そのまま御堂の耳元に口元を寄せて、腰に響くような低い声音で
囁きを落としていった。
 熱っぽい吐息が同時に送り込まれて、それだけで肌が粟立つような
感覚が襲い掛かってくる。
 そして気づけば…克哉はゴンドラの座席に腰を掛けて、御堂が
正面で向かい合う形で彼の身体の上に乗り上げる体制になっていた。

(…さっきまで激しいキスをされてつい失念していたが…このまま彼と
ここでこうやって触れ合っていたら…危ない気がする…)

 …この男とこんな近くで密着し合っていたら…絶対に穏やかでは
ない展開になりそうな気がして、本能的に後ずさろうとした。
 だが…身を引こうとする御堂の肩をしっかりと掴んで、克哉は
決してそれを許そうとしなかった。

「…克哉、あんまり触れるな…。ここでそんなに君に触られまくったら…
私とて冷静ではいられなくなってしまうから…」

「・・・あんたは俺と一緒に二人きりでいて、冷静でなんかいられると
思っているのか? しかもこんな特別に夜に…?」

「だ、だが…ここはゴンドラの中だぞ! こんな所でするなど、
君は…正気か!?」

「…問題はない。今夜、この園内にいる人間は皆…俺の息が掛かっている
人間ばかりだからな。…ゴンドラ内でどれだけイカれたセックスを俺たちが
ヤろうとも…外部にそれが漏れるような事はないさ。
 その点はちゃんと考慮してある…」

「だ、だが…それ、でも…」

 相手があまりに自信たっぷりに言い切るので、常識とかモラルとかが
瓦解して…つい、欲望のままに相手を求めたい衝動に御堂は駆られていった。
 いくら廃園になっているとは言え、観覧車の中でセックスをするなど
彼の今までの常識では考えられない。
 そんな事を要求されてすぐに素直に頷ける訳がない。

(…君という男は…! どうして、こんな時でも私をおかしくさせるような…
そんな触り方ばかり、するんだ…!)

 興奮と憤りで、耳たぶまで真っ赤に染めている御堂の全身に…厭らしく
克哉の掌が這いずり回っている。
 彼の手が、こちらの衣類をゆっくりと剥ぎ取りに掛かっていく。
 火照った身体が徐々に外気に晒されていく。
 一瞬…肌寒くてブルっと震えたが、胸の突起を執拗に弄られている内に
空気の冷たさなど気にならなくなっていく。
 
「やっ…めろ、克哉…! 本当に、これ以上は…!」

「…俺を求めて、腕の中でよがり狂えよ…孝典…」

 そうしてついに眼鏡の手が…御堂の下肢の衣類へと伸びていく。
 流石に観覧車の中で…膝の上に乗せられた体制で、そこまでやられると
ぎょっとなってしまう。
 だが男の手はまったく躊躇いを見せずにそれを引きずり落として
あっという間にこちらを全裸に近い格好へと変えていった。
 自分ばかりが脱がされて、肌を晒される現状に身体全体が
紅潮していく。
 自分の下半身に、熱く猛った性器が息づいている。
 先端からは先走りが淫らなくらいに濡れそぼって…陰毛が
茂っている箇所を汚していく。

「はっ…やっ…其処を、弄るな…克哉ぁ…」

 克哉の手がこちらの硬く張り詰めたペニスへと伸びていく。
 丸みを帯びた鈴口を執拗に弄られるだけで、あまりに強烈な感覚が
走って呼吸が上がっていく。
 たったそれだけの刺激で奥まった箇所が淫らに蠢いて浅ましく
息づいているのが自分でも判る。

「…こんなに濡らしている癖に、口でいつまでイヤと言い続けている
つもりなんだ…。今更、あんたもコレを止める事など出来ないだろう…?」
 
「そ、んな…事、はぁ…はっ…んんっ!」

 尿道の付近を爪で抉られ、痛み混じりの快感が電撃のように
走り抜けていく。
 その瞬間、ドバっと蜜が一層大量に溢れて…ペニスを弄る克哉の
手を一気に濡らしていく。

「…ほら、口で拒んでいてもあんたの身体はこんなに正直に
気持ちいいって訴えているぞ…」

 そうして、暫く其処を執拗に扱きあげた後、イク寸前間際に唐突に
愛撫を止められて…その先走りでグショグショになった指先を
ついに後蕾へと延ばされていく。
 散々焦らされて、煽られた身体は瞬く間にその指先を飲み込んで
深々と受け入れていく。
 相変わらず克哉の手は、的確だった。
 こちらの快感ポイントを正確に突いて、追い上げてくる。
 首筋から鎖骨に掛けて大量の赤い痕を刻み込まれていきながら…
前立腺をねちっこいぐらいに責められ続けている間…御堂は本気で
気が狂うかと思った。

「はぁ、あぁ…! もう、ダメだ…早く、君を…!」

 ついに耐え切れずに御堂が、彼の身体の上で艶やかに腰をくねらせながら
懇願の声を漏らしていった。
 もう、ここがどこなのかすらもどうでも良くなっていった。
 求めて、相手が欲しくて仕方なくて…もうその欲望以外、思考回路の中に
存在しなくなっている。
 御堂が切羽詰った様子で顔を歪めてくる。
 克哉はその表情を見て…実に満足そうに微笑んでいく。

「あぁ、俺も…もう、あんたを感じ取りたくて仕方なくなっている…。
抱くぞ、孝典…」

「あっ…はぁ…」

 悩ましい声を思わず御堂が漏らした次の瞬間、自分の狭間に克哉の
熱い滾りが押し当てられているのが判った。
 その瞬間、ゆっくりと熱い塊が御堂の内部へと押し入って行ったのだったー
 
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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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