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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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この話は御堂×克哉のクリスマスネタです。
切なさとほんのりとした甘さが信条の話と
なっておりますので了承の上でお読みください。

いつかのメリークリスマス               

 
 御堂からの口づけは強引で、情熱的だった。
 恋人同士になる前から、執拗なキスだと常々感じていたが…それは
今でも変わらない、いや余計に力強さを増したようにさえ思える。

「ふっ…うっ…」

 克哉の唇からくぐもった声が自然と漏れていく。
 相手の背中に縋りつき、そのシャツを強く握りしめていきながら
その感覚に必死になって耐えていった。

(キスだけで、本当におかしくなりそう…だ…!)

 体中が敏感になって、御堂から与えられる快感に反応して
しまっているのを自覚する。
 胸の突起も、ペニスも…奥まった蕾すらも愛しい相手を求めて
過敏になってしまっている。
 御堂の手で乱暴に衣服を剥かれていく。
 未だにこの瞬間に慣れないでいる。

「御堂、さん…見ない、で…」

「断る。君の恥ずかしい姿を見ないのは勿体ないからな…」

「ん、ふっ…」

 部屋の明かりが点けられた状態のまま、性急な手つきで裸身を
晒す羽目になる。
 御堂の眼差しがこちらに絡みついてくるようで…触れられても
いないのに、怪しい電流が視線が注がれている個所に走り抜けて
いくようだった。
 胸の突起を荒々しく弄られるだけで、ビリリと甘い痺れが走って
ペニスが一層力強く息づいていくのを自覚していく。
 
「やっ…御堂さん、早く…下、触って…」

 もうさっきから、下半身が反応しているのに決定的な刺激を
与えられないままなのが辛くて…思わずそう懇願していってしまう。
 腰をしきりに捩り、股をすり合わせるようにしながら…克哉は
つい瞳を潤ませて訴えかけていく。

「…もう、恥ずかしい場所に触れられるのを君はおねだりするのか…?
今夜は随分と積極的じゃないか…」

「やっ…言わないで、下さい…んんっ…」

「ほう…もう、燃えるように熱くなっているな…。この家に来てからずっと…
私にこうされるのを期待し続けていたのか…?」

「は、はい…そうです…。貴方の匂いを感じてしまったら、オレは…
冷静でなんかいられないですから…はっ…」

 御堂の手がこちらの衣服に侵入してきて、的確にペニスを刺激し始めていく。
 それはじれったいぐらいの速度ながら…克哉の感じる部位を的確に攻めて
くるせいで…あっという間にまた性器の先端から蜜が溢れていった。
 ドクンドクン、と荒く脈動するペニスは如実の克哉の性欲を表していて…
それを自覚した途端に更に耳まで真っ赤になっていく。

「…体調は本当に、大丈夫なのか…?」

「はい、大丈夫です…。風邪じゃなくて、その…これは…貴方の家に来て…
身体が、収まり切らなくなってしまったからですから…」

 その真相を打ち明けるのが恥ずかしくてカアァ…とまた顔が赤くなってしまう。
 御堂に事実を伝えるのは多少、躊躇いがあった。
 けれど抱きあうからにはこの人に加減などして欲しくなかった。
 本当に体調不良なら仕方ないと思う。
 明日だって仕事が控えている訳なのだから…けど、今はそうじゃないのだから
全力で自分に触れて、抱いて欲しいと心底思った。

「…ほう、やはり君には淫乱の素質があるようだな…。たったそれだけの事で
ここまで顕著に反応してしまうなんてな…」

「やっ…言わないで、下さい…はっ…」

 そう耳元で揶揄する言葉を囁かれていきながらごく自然に体制を
変えられていってしまう。
 ベッドの上で四つん這いになり…御堂に向かって高々と腰を突き出すような
体制になった時、あっという間に下着ごとズボンを引き下ろされていった。
 臀部に冷たい外気が触れて、ゾクっと背筋に寒気のようなものが走っていく。
 だが…欲情で身体がほてっているせいか、それも僅かな間の事だった。

「今夜はバックから、君を抱くぞ…」

「あ、はい…御堂さんの好きに、して下さい…」

 御堂の手が克哉の滑らかな臀部を辿って…ゆっくりと揉みしだき
始めていく。
 この体制だと自分の浅ましい個所は御堂に赤裸々に晒される事になるので…
頭のてっぺんから火を噴きそうなぐらいに恥ずかしくて仕方なかった。
 ヒクヒクと相手を求めて、自分の蕾が収縮を繰り返してしまっている様を
見られているのを自覚して…それだけで気が狂いそうになる。

「君のこっちの口は本当にいやらしいな…。さっきから何度も私を
求めてパクパクと収縮を繰り返しているぞ…」

「ん、あっ…言わないで、早く…御堂、さん…!」

 言葉で苛まれる度に嗜虐的な喜びが克哉の背中に走り抜けていく。
 それが限界近くにまで達したのか、克哉は必死になって背後にいる
愛しい人に強請っていった。
 そう告げた瞬間、臀部に冷たいものが大量に掛けられていく。

「は、んんっ…冷たい…」

「すぐに熱くしてやる…心配するな…」

「はっ…くっ…!」

 御堂の指先が、克哉の蕾の中に侵入してくる。
 ローションの滑りがプラスされているせいかあっさりと奥まで挿入されて
克哉の脆弱な個所を探り当てられていく。

「ん、はっ…御堂、さん…其処、イイッ…あっ…!」

 そしてすぐに御堂から与えられる強烈な刺激に翻弄され…指だけにも
関わらず克哉はベッドの上で大きく身体を跳ねさせていきながら
暫くその感覚を享受していったのだった―
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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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