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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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 本日はオンリーの日ですね!! 
 今回の置き土産は、克克新婚ネタ7 ミラープレイ編です。
 克克が大丈夫!という方だけ続きを…をクリックして読んで
下さるようにお願い致します。
 では、本日はオンリー当日です。
 皆様、どうか楽しい一日を過ごして下さい。
 
 行けない方は…置き土産を見て、少しでも楽しんで
頂けば幸いですv


 

克克新婚ネタ7 ミラープレイ編
 
                                
 
―それは、もう一人の自分と挙式をして、克哉が眼鏡と同じ屋根の下で
暮らすようになってから早くも一ヶ月半が過ぎようとしていた頃の話だった―
 
シャワーを浴びた後、克哉はバスルームの前にある鏡の前に立って
ドライアーで丹念に髪を乾かしていた。
クシで髪を梳きながら掛けていたので時折、今朝来から雫がポタポタと
滴り落ちていた。その様を鏡を通して眺めていきながら、克哉は溜め息を
吐いていった。
 
(…きっと今夜もあいつに抱かれるんだろうな…)
 
そう考えた瞬間、もう一人の自分に抱かれている時の感覚を思い出して
しまってブルリ…と震えていった。
 甘美な快感の記憶が駆け抜けて、つい手も止まりがちになってしまう。
多分、この洗面所から出たら間もなくもう一人の自分に
仕掛けられる事だろう。
訳も判らぬ内に結婚式を挙げさせられて…一緒に暮らすようになってから
すでに一ヶ月以上が経過していて、それから毎晩のように抱かれている。
克哉の身体から、眼鏡の痕跡が消える事はない。むしろ毎回のように
刻まれて増える一方だった。
鏡に映る自分の裸身には無数の赤いキスマークが刻まれている。
情事の痕跡をこうやって相手に残すのは執着心や独占欲の現れであるという。
 
―それだけもう一人の自分は、こちらに関して執着してくれているのだろうか…?
 
そんな事を考えている内に恥ずかしくなって瞬く間に耳まで朱に染まっていった。
 
(…もう、あいつと結婚してから調子が狂いっぱなしだ…。何でオレの方が
こんなに恥ずかしい想いをしなきゃいけないんだ…!)
 
そんな事を考えながら鏡の前で一人で百面相を繰り返している内に、
いきなり洗面所の扉が勢い良く開け放たれていった。
 
バァン!
 
その大きな音にびっくりして思わずその方向に振り向いていくと…
もう一人の自分に問答無用と言わんばかりに、背後から抱き締められて…
顎を強引に捉われて、唇を塞がれていった。
間髪を入れずに眼鏡が熱い舌先を差し入れて、克哉の口腔全体をねっとりと
犯し始めていくと…その甘美な感覚に早くも腰砕け状態になっていった。
 
「んっ…ふぅ…」
 
克哉の口元から甘くて悩ましい声が溢れていく。そうしている間に
相手の熱い掌が身体の前面に回されていって、やんわりと胸元に
這わされていった。
 
「…あっ…やだ…」
 
不意に鏡の方に視線を向けていくと…背後から相手が愉しそうな顔を
浮かべながらこちらの胸の飾りを…いやらしく弄っている姿が嫌でも目に入ってしまった。
 
「…やだ、『俺』…。これ…凄く、恥ずかしい、んだけど…」
 
「ほう? 口では嫌がっている癖に…ここは随分と悦んでいるみたいだぞ…」
 
耳元で眼鏡がそんな事を囁いてくるだけで背筋がゾクゾクしてくる。
両方の突起を抓み上げ…痛みの混じった快感を与えられているだけで、
克哉はすでに頭がおかしくなりそうだった。
 相手の指が巧みにこちらの性感を刺激していく度に、克哉の身体は小刻みに
震えて…時折大きく跳ね上がっていく。
 その姿が…鏡にくっきりと映し出されてしまっていた。
 
(…鏡に、あいつに愛撫されているオレの姿が…まざまざと映っている…)
 
薄目を開けてつい、その光景を眺めてしまってつい…息を飲んでしまった。
ベット上の愛撫の最中は恥ずかしければ目を閉じて耐えていれば良い。
今だってただ…瞼を閉じて見ないようにすれば良いだけの話だ。
なのに…何かに魅入られたかのように、鏡の中を克哉は覗いてしまっている。
その度に身体の奥から妖しい疼きが生まれていった。
 
「…はぁ、ん…こんな、の…見たく、ないのに…」
 
熱っぽい声を漏らしていきながら克哉は身悶えていく。
眼鏡はそんな相手の姿を愉快そうに見つめていた。
 
「胸を弄っているだけですでに身体が火照って仕方ないみたいだな…。
ここはもう…俺の指に吸い付いてくるようだぞ…?」
 
「や…だ…お願い、だからこれ…以上は…」
 
言わないで欲しいと消え入りそうな声で懇願していくが、相手に
聞き遂げられる事はなかった。
むしろ眼鏡の愛撫は一層執拗さを増して克哉を翻弄していった。
 
「やっ…んんっ…」
 
胸に触れていた手の片方が、そっと克哉の下肢に伸ばされてやんわりと
其処を握り締めていく。
 
「嫌、と言っている割には此処はかなり堅く張り詰めているみたいだな…?
こんなに熱くなって俺の指を弾き返しているぞ…?」
 
クスクスと微かに笑いながら眼鏡は克哉の白いシャツを捲って、
直接性器を握り込んでいく。
その強烈な感覚に克哉は思わず嬌声を上げていった。
 
「ふっ…あぁ…や、め…」
 
こちらの意思に関係なく煽られてしまって、克哉のペニスはドンドン
硬度を増していった。
先端からははしたなく蜜が滴り始めて、刺激を受ける度に粘度が増していった。
そうやって与えられる刺激に意識が向いている間に、ワイシャツのボタンが
全て外されて前の部分が露出してしまっていた。
 
(…っ! これって全裸よりエッチに見えて…恥ずかしい…)
 
特に鏡の中に映っているもう一人の自分は…上着こそすでに脱いでいるが…
まだしっかりとワイシャツもスーツズボンも着込んでいた。
自分だけがこんなワイシャツ一枚を羽織っているだけのあられもない格好
なのは耐えがたいぐらいの羞恥を克哉に感じさせていた。
鏡の中で、自分のペニスの先端が小刻みに震えて先走りを滲ませている
様がまざまざと映し出されていた。
 其処から目を逸らしたいのに…食い入るように見てしまっている自分がいた。
その度に妖しい快感が競り上がって来て…克哉の全ての感覚が
鋭敏なものへと変わっていった。
 
「ふぅ…あっ…もう、おかしく…!」
 
あまりにも淫猥な光景が余計に克哉の劣情を煽って、理性も
何もかもを奪い去っていく。
そうやって眼鏡の腕の中であえいでいくと…不意に後蕾に、熱い塊が
押し当てられていった。
 
「あっ…」
 
その熱さに克哉が弾かれたように顔を後ろに振り向かせていくと…。
 
「…お前を此処で抱くぞ…」
 
そう一言だけ告げて、眼鏡は容赦なく克哉の中に己自身を
挿入していった。
熱い塊が容赦なく克哉の内部に押し入って来る。
その猛烈なまでの熱さと圧迫感に…克哉の意識は早くも
浚われそうになっていった。
毎晩のように、この剛直を受け入れされている。
けれど…未だにその感覚に慣れる事は出来ない。
初めて抱かれた頃に比べれば随分とすんなり挿入されるように
なっていたが…元々、極めて狭い隘路を割り開かれるのだから、
無理もなかった。
 
「はっ…あぁ…んっ…熱い…」
 
 克哉はプルプルと両腕を震わせながら、犯される感覚に
耐えていった。
 唇からは飲み干し切れない唾液がツウっと伝って、淫靡だった。
 鏡に映る克哉の頬はうっすらと桃色に染まって、見るものをハっと
させるぐらいの華を放ち始めている。
 
「お前の中だって、燃えるように…熱いぞ。相変わらずキツいな…」
 
「…そんな、事…言われたって、器用に…緩めるなんて、出来ないよっ…」
 
 いつだって相手のモノが内部に押し入ってくれば…克哉の意思とは関係なく、
こちらの内部は相手の性器をきつく締め付けて絞り続ける。
相手の熱が欲しくて堪らないと、そう訴えているみたいで…挿れられる
瞬間はいつだって恥ずかしくて仕方ない。
 今夜は…鏡の前で、その痴態を見せ付けられながら抱かれるなんて
シチュエーションの為か、
いつもの倍増しで、羞恥を強く感じてしまっていた。
 
「…あぁ、お前にそんな事を要求したりはしないさ…。このキツさが、
お前が俺を欲しがってくれている何よりの証だからな…」
 
「なっ…」
 
 とんでもない事を呟かれて、あっという間に茹でダコのように克哉の顔
全体が赤く染まっていく。
 けれど…ふと、鏡の中を見てしまって…克哉は息を呑んでしまった。
 
(凄く、『俺』が…嬉しそうな、顔、している…)
 
 相手の満たされているような、そんな顔を鏡越しとは言え目の当たりに
してしまって…今、口にしようとしていた反論の言葉は全て奪い取られて
しまったようなものだった。
 そうしている間に、眼鏡の抽送は開始していった。
 不安定な状態で、腰を激しく突き入れられて…克哉は内部を淫らに
掻き回され続けていく。
 
「やっ…はぁ…音、が…」
 
 相手と繋がっている部位から淫らな水音が響き続けて、聴覚までも同時に
犯されてしまっているような錯覚を覚えていった。
 
「…ここだけじゃないな。お前の此処からも…いやらしい音が立ち続けて
いるんじゃないのか…?」
 
 フイに、眼鏡の方に身体を引き寄せられて…洗面台の縁に腕を付いていた
体制から…相手の胸の中にすっぽりと納まるような格好に変えられていく。
 すると…相手と自分の顔が、鏡の中に同時に並んで映っていた。
 その状態のまま…自由になった克哉の右手をそっと、己の性器の方へと
誘導させ…繋がったまま、自慰をさせるような形にさせていった。
 
「ちょっ…待て、よ…! こんなの…はっ…!」
 
 自分の性器をしっかりと握りこまされた瞬間、眼鏡の腰の動きが
止まっていく。
 相手のペニスが己の中で息づいている感覚を感じていきながら…
こんな体制で、行為を中断されるだなんて嫌がらせ以外の何物でもない。
 
「…どうせなら、鏡の前でお前を抱いている醍醐味をしっかりと味あわせて
貰おうか…? 其処で自分のを弄って、俺の目を愉しませてみろ…。
そうすればご褒美に…お前が欲しくて堪らないものをやっても構わないぞ…?」
 
「そ、そんなの…出来る、訳ないだろ…っ?」
 
「ほう…? 拒絶するならそれでも俺は構わないぞ…? その場合は
今夜はここでセックスは中断となるけどな…それでも、構わないんだな…?」
 
「はうっ…! や…胸を同時に弄りながら、そんな事を言うのって…
本気で、ズルいぞ…!」
 
 眼鏡は克哉をしっかりと押さえ込んでいきながら…脇から腕を通して、
克哉の胸元で両腕を交差させる格好で…胸の尖りを刺激し続けていた。
 内部に相手のモノを納めた状態で、こんな事をされ続けたら…嫌でも
身体が疼いて、もっと強い感覚を求めたくなって仕方なくなる。
 相手の意地悪な性分を、この時ほど呪いたくなる瞬間はなかった。
 
「あっ…はっ…やだ、もう…意地悪…過ぎ、だ…!」
 
 そう言いながらも、相手のギリギリまで張り詰めた性器がドクドクと
荒く脈動しているのを感じ取って、克哉はジリジリと追い上げられていく。
 これでもっと激しく、自分の脆弱な場所を擦り上げて欲しい。
 理性も羞恥心も、全てどうでも良くなるぐらいにおかしくして欲しい。
 そんな欲望が次第に高まって、克哉を突き動かしていく。
 
「…さあ、どうするんだ…『オレ』…?」
 
「―っ!」
 
 相手の舌先が耳の奥に差し入れられて、耳穴を容赦なく犯されていく。
 この状態だけでも神経が焼き切れそうになっているのに…更に
もう一押しをされて、もう我慢が出来なくなってしまった。
 唇から零れる吐息が、一層熱く忙しいものへと変わっていく。
 もう、羞恥などどうでも良くなった。
 
「んっ…判った。言う通りにする、から…オレを、グチャグチャに…
してっ…!『俺』…!」
 
 懇願するように、切羽詰った声で克哉はそう叫んでいくと…相手の
望むままに、鏡の前で己の性器を扱き始めていく。
 鏡の中の自分の顔が一層淫らに染まり、いきり立っている性器からは…
亀頭の部分から先走りが更に大量に滲み始めている様までくっきりと
映し出されてしまっている。
 それが余計に克哉の性感を高め、普段よりも遥かに強烈な快楽へと
誘われ始めていく。
 
「あっ…やっ…変! こんな、の…怖くて、もう…っ!」
 
 鏡の前でムチャクチャに自慰をしながら犯される、こんな異常な状況で…
克哉は本気で狂いそうになってしまっていた。
 コイツとのセックスはいつだって、このまま死んでしまうんじゃないか…
と恐怖を覚えるぐらいなのに、それなのに時折…今夜のように、その枠を
超えた快感へと導かれる時がある。
 頭が、変になりそうなぐらいに気持ちが良かった。
 そのまま克哉は…激しく刻まれる相手のリズムに連動させるように、
こちらからも腰を動かし続けてシンクロし続けていく。
 もう、必死に目を瞑りながら…その感覚を追うことだけに専念せざるを得なかった。
 
「もう、トコトンおかしくなれよ…『オレ』…お前だけが、俺をこんなに
興奮させて…愉しませて、くれるんだからな…」
 
「あぁ―」
 
 掠れた声で落とされたその一言に、ゾクゾクする程感じてしまった。
 相手の言葉を頷けるように…一層大きく、相手のペニスが膨張して
限界が近いことを訴えていく。
 頭が真っ白になって、このまま空も飛べそうなぐらいの強烈な浮遊感を感じていく。
 そして…克哉は一足先に達していった。
 
「あっ…あぁぁっ―!」
 
「くっ…!」
 
 ほぼ同じタイミングで二人は頂点に達して、克哉の内部がキツく眼鏡の
ペニスを締め上げていくと同時に内壁に熱い精液が勢い良く解放されていった。
 ドクドクドク…と互いの鼓動が乱れて、早鐘を打ち続けていく。
 そのまま…克哉は、ガクリと意識を失っていった。
 
(ダメだ…感じすぎて、意識が…)
 
 今夜は恥ずかしすぎて、興奮しすぎて…達すると同時に意識が
途切れそうになった。
 崩れそうな克哉の身体を、眼鏡がとっさに背後から強く抱きすくめて
支えてくれるのが判った。
 それを感じられたからこそ…安堵して、克哉はガクっと意識を手放していく。
 その顔は、無邪気で…安らかなものだった。
 
―しょうがない奴だな…
 
 意識が完全に落ちる寸前、眼鏡のそんな声を聞きながら…唇に、
優しいキスを落とされるのを感じながら、克哉は深い眠りへと
就いていったのだった―
 
 
 
 
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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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 …一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
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