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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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 スパコミ、皆様お疲れ様でした!
 
 え~と予告していた、御堂さんの誕生祝ネタ…28日に御堂×克哉編を。
 29日に眼鏡×御堂編をアップと言っていましたけれど…諸事情により
翌日30日の方に掲載させて頂きます。 
  代わりに27日のキャラソンを語ろう! チャットの中で書き上げた克克ものを
掲載しておきます。

 …絵茶行く度に、何か一本は書いているような気がする…あたい。
 今日、御堂さんの誕生日当日なのですが某チャット様で最後にどうしても
皆様と一緒にカウントダウンしたかったので(汗)
 明日には誕生祝SS 眼鏡×御堂編掲載させて頂きます。
 一応、お題チャットで絵師様の絵に合わせて誕生日Hネタ書く事になったものですが…
そのサイト様の投稿所の方に掲載してから、ここでもという形にしたいと思ったので…
こうさせてさせて頂きました。
 ご了承ください。

 興味ある方だけ、続きを…をクリックしてお読み下さい。
 キャラソンのミニドラマ後の克克…という妄想ネタです。
 …勢いで書き上げました。
 少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

 『甘美な旋律』

 もう一人の自分からメールが来て、強制的に接待カラオケに
参加させられた日の晩。
 10曲以上歌わされて、喉がカラカラになった時にもう一人の自分が
現れて、そして二人でディエットを歌った。

 同じ人間が同時に存在しているだけで異常事態なのに、しかもその後に
そいつにホテルに連れ込まれるというのはどんな展開だと言うのだ。

―ありえなさ過ぎるにも程があるよな…

 しみじみとそんな事を思いながら、例のカラオケ会場のすぐ傍の
ラブホテルの一室へと連れ込まれてしまっていた。

「付いたぞ…」

「う、うん…あっ…!」

 勢い良く扉を開けて中に入った瞬間、身体を正面から向き合う形で抱きすくめ
られていった。
 相手の体温を直に感じて、克哉はビクンと肩を揺らしていく。
 もう一人の自分の身体が熱くなっている事に気づいて…つい息を呑んでしまう。

「…さて、お前からのご褒美をたっぷりと貰うことにしようか…?」

「ん、あっ…」

 首筋に顔を埋められて、いきなり強く吸い上げられる。
 それから唇は耳朶から…首筋に掛けて移動していき、克哉の弱い場所を
丹念に刺激していく。
 その合間に…相手の手がスルリ、と臀部に指し伸ばされてその手の早さに
ぎょっとなっていった。

「ちょっ…と、待てよ。いきなり…!」

「いきなり、じゃない。一応…ホテルに連れ込んでやっただけでも、感謝しろ。
あのまま…路地裏でお前を抱いたって良かったんだぞ…?」

 耳元で低く掠れた声で、そんな事を囁かれたら堪ったものじゃない。

「そ、んな…! どうして、お前っていつもそんなに盛っているんだよ…!
 会うたび、オレに絶対いやらしい事仕掛けてくるし…!」

 口では抵抗の意思を示していくが、眼鏡の手は巧みに克哉の尻肉を
揉みしだいて性感を確実に刺激していく。
 もうすでに何度ももう一人の自分に抱かれている。
 そのせいで、ほんの少しこいつに触れられるだけで…克哉の身体は
熱が灯るように変わってしまった。
 熱っぽい吐息が、絶え間なく克哉の唇から零れていく。

「はぁ…んっ…」

 こんなに甘い声を漏らしてしまう自分が、信じられなくなる。
 だが…そのまま唇を強引に塞がれ、熱い舌先が口腔を弄っていくと…
全てがどうにでも良くなってきた。 

 クチャ…クチュ…ピチャ、ヌチャ…

 相手の舌が蠢く度に、淫靡な水音が脳裏に響いていく。
 深いキスをされながら、臀部を執拗に弄り上げられるだけで…満足に
足腰が立たなくなる。
 扉から入ってすぐの壁に背中を押し付けられ、そのまま素早い動作で
スーツの上着を剥ぎ取られて、床に落とされていく。

「はぁ…ん…」

 克哉の唇から悩ましい声が零れると同時に、すぐにワイシャツのボタンに
手を掛けられて…肌を外気に晒されていった。
 季節はすでに秋を迎えているせいで、肌寒さを一瞬だけ覚えたが…間髪
入れずに胸板全体に相手の掌が這わされるとそんなのを感じる暇すら
無くなっていった。

「あっ…んんっ…。お前、がっつき過ぎ、だぞ…んぁ…!」

「さっき、散々歌って…体力使ったからな。飢えているんだ…」

「…お前、一曲しか歌って、ないだろ~!」

 克哉が思いっきり叫んでいくが、眼鏡の方はどこ吹く風と言った感じで
愛撫を続けていった。
 眼鏡もさりげなく自分のスーツの前の部分を肌蹴させて、お互いの胸板が
擦りあうような形にしていく。
 相手が身動きをする度に硬くしこった胸の突起が刺激されて、ビクビクと
克哉は身体を跳ねさせていく。
 
「一曲でも、お前と一緒に歌った曲は全力を込めて歌ったからな…」

「…っ! それ、は…」

 脳裏に、さっきの…自分と一緒にディエットをしていた時の眼鏡の姿が
思い描かれていく。
 確かに、あの時の彼は格好良くて…隣で一緒に歌っていた自分もつい
見惚れてしまう瞬間があった。
 自分と同じ顔の容姿をしている筈なのに…低く掠れた声で歌う眼鏡は妙に
セクシーで…思い出すとつい、頬が赤くなってしまう。

「だから、俺は飢えている。だから…ご褒美に、お前を食べたい。そういう…
事だ、『オレ』。大人しく…俺に食われるんだな…」

「あっ…」

 そうしている間に、眼鏡の手はあっという間に克哉の下着ごとズボンを
下ろしていって…下半身を外気に晒していく。

「やっ…少し、寒い…」

「すぐに、気にならないぐらいに…熱くしてやるさ…」

「ふっ…あっ…」

 そうしている間に、眼鏡の指が克哉のペニスに伸びて…蜜を滴らせ始めている
先端部分を丹念に扱き始めていく。

「ほう…? もうお前もこんなに硬くして濡らし始めているじゃないか…。
口では散々嫌だと言っている割には、乗ってきているんじゃないのか…?」

「や、だ…言う、なってば…!」

 頭を振って、微々たる抵抗をしていくが…眼鏡にそんな事は通用しない。
 正面で向き合いながら、唇を何度も啄ばまれながら性器を弄られて…
早くも頭がおかしくなりそうになった。

 チュパ…チュッ…!

 口接音を立てながら、硬くいきり立った性器を好き放題に弄られているだけで…
麻薬のような強烈な快楽が背筋を走り抜けていく。
 
 ヌチャ…グチャ、グチッ…ネチッ…

 相手の指がこちらの亀頭に絡んでいく度に其処から厭らしい音が響いて
いくのが判る。
 たったそれだけで羞恥で死にそうになる。

「はっ…あっ…! やっ…ダメ、だって…」

 性器の快感に反応するように、早くも克哉の腰がねだるように蠢き始める。
 後口が、ヒクヒクと物欲しげに収縮を繰り返しているのが判る。

「やっ…『俺』…」

「…こちらに、求めるものがあるのなら…キチン、と口にするんだな…。
ちゃんと言えば…お前が欲しくて、堪らないものをやろう…」

「そ、んな…の、見れば…判る、だろ…?」

 克哉の腰はすでに、さっきから強請るように動き続けていく。
 耳元まで真っ赤に上気させながら、熱っぽい吐息を吐き出しているこの様子を
見たら、こちらの身体がすでに熱く火照っている事など一目瞭然だ。
 なのに、判っている癖にもう一人の自分はわざと口に出すように要求してくる。
 本当に、意地悪だ―

「いいや、判らないな。だから…ちゃんと、言え…」

「あっ…」

 煽られるように、唇を指の腹で辿られていくとそれだけで甘い電流が
全身を駆け巡っていくようだった。

「ん、あ…お前が、欲しい。オレの…中、に…」

 こんな事を言うのは、恥ずかしくて死にそうになる。
 けれど…言わなければ克哉が求めているものは決して与えられない。
 それならば…口に出して言うしか、ない。
 快楽の涙を目元に浮かべていきながら…キュっと唇を噛み締めながらそう
告げ終わると…ようやく眼鏡は満足そうな笑みを浮かべていった。

―それで良い

 そう呟くと同時に、克哉の身体を反転させて…正面を壁に押し付けるような格好に
なりながら…背後からしっかりと抱きすくめて、いきなり内部に熱い性器を挿入
し始めていった。

「ひゃっ…!」

 いきなり熱い塊に深く貫かれて、克哉は耐えられないとばかりに大きくその身体を
仰け反らせていった。
 だが、眼鏡は容赦しなかった。
 根元まで突き入れていくと…克哉のペニスを片手で扱き上げて、甘く攻め上げて
いきながら…抽送を始めていく。

「やっ…いきなり、そんなに…激しく、動くなよぉ…」

「…こんなのは、まだ…序の口…だろう…?」

 幾ら快楽を引きずり出されて、身体の準備が整っていたとは言え…
性急な挿入はかなりの負担が掛かる。
 だが…相手の舌がこちらの首筋を舐め上げ、幾つも赤い痕をつけていきながら…
性器を更に弄り上げていけば、甘く強烈な疼きが背骨の奥から生まれていく。

「はっ…あっ…! やっ…凄く、熱い…!」

「…くっ…お前の中も、熱くて…良い具合だぞ…。悪くない、味だ…」

「ん、ふっ…そういう、事…口に、出すなよ…! バ、カ…!」

 口では悪態を突いていっても、すでに克哉のその声音すら甘く蕩けてしまっている。
 そのまま…片手が胸の突起を交互に弄り上げながら、徐々に克哉の身体は
追い上げられていく。
 グチャグプ…と、接合部から、自分達が絡み合っている証の水音が部屋中に
響き渡って居たたまれなくなる。
 立ちながら、もう一人の自分に激しく犯される。
 そんな普通ならありえない、倒錯的な状況に…克哉の神経は焼き切れそうに
なっていく。
 
「…一緒に歌っている時のお前の声も良かったが…やはり、お前はこうやって…
俺の腕の中で…啼いているのが、一番イイ声を出しているな。
聴いている、だけで…興奮して、熱くなれるぞ…」

「あっ…そ、んな事…ふっ…!」

 言われた内容が恥ずかしすぎて、反論しようとした矢先に…激しく唇を
貪られて、それ以上の言葉は続けられなかった。
 そうしている間に眼鏡の腰使いは激しくなり、克哉を翻弄していく。
 相手の先端がこちらの脆弱な場所を擦り上げて快楽を引きずり出して
いく度に、克哉の背中は魚のようにビクビクと跳ね続けていく。

―こんな強烈な快楽に、耐え切れない…!

 もう一人の自分に抱かれていると、いつだってそうだ。
 気が遠くなるぐらいに気持ちよくて仕方なくて。
 このまま…死んでしまうんじゃないかって疑いたくなるぐらいに強烈な
快楽を一方的に与えられ続けるのだ。

「んんっ…ぅ…!」

 気持ちよすぎて、頭が真っ白になる。
 呼吸もまともに出来なくて苦しい状況の上に、唇まで塞がれてしまったら
まさに酸欠寸前だ。
 こんな甘い拷問、こいつに抱かれるまで知らなかった。
 互いに熱くなって、肌からじっとりと大粒の汗が滲み始める。
 頂点まで、もう少しだった。

「あぁ…あぁっ…!」

 あられもなく声が零れ続ける。
 それはまるで、歌っているかのよう。
 感じて、理性のタガを外している克哉はただ…甘美な音色を鳴らし続ける
楽器のようになっていった。
 その音楽は何より、眼鏡の心を大きく揺さぶり…満たす至上のメロディへと
なっていった。

「んっ…はっ…熱く、て…気が、狂いそう…! イイ…凄く…!」

「あぁ、俺も…凄く、イイぞ。やはり…お前は、こうやって…激しく
啼かすに限る、な…」

 しっかりと克哉を抱き締めていきながら、情熱的なキスを再び施す。
 それだけで意識が飛びそうになるぐらい、気持ちよかった。
 眼鏡のペニスが自分の内部で膨張して、限界が近い事を訴えかけていく。
 克哉は、必死に壁に縋りながら崩れそうな己の身体を支えていった。

「イ…くっ…! もう、『俺』…イっちゃう…!」

 こんなAV女優のような言葉、自分が実際に口する日が来るなんて
以前はまったく想像した事もなかった。
ゾクゾクゾク…と肌が粟立つような強烈な快楽が繋がっている箇所から
溢れ出て、克哉を飲み込んでいく。
 それに連動するように眼鏡の性器も…克哉の中でビクビクと小刻みに
震えて、ドクン! と荒く脈動していった。

「イケ、よ…俺も、一緒に…!」

「あぁ―!」

 ほぼ、同じタイミングで克哉と眼鏡は達していく。
 熱い白濁が己の際奥に放たれて、克哉の中に満たされていった。

「はぁ…んっ…」

 物憂げな、甘い声を零しながら克哉はついに己の身体を支えられなくなって
眼鏡の腕の中に凭れていく。
 顔は見えなかったけれど…相手の腕の中に包まれているような感覚は
何故か酷く安心出来て…。

 ドックン、ドックン…ドックン…

―相手の荒い脈動を感じて、逆に愛しくさえ思えた。

「ん…満足、出来た…?」

 だるくて、意識を失いそうになる間際…相手にとって、これがご褒美に
鳴り得たのかだけ気になって、小さく克哉が問いかけていく。

「あぁ…満足した。ご褒美としては、上等だったぞ…」

 頑張って相手の方に振り向いていくと…満たされたような顔をして
もう一人の自分が強気に笑っていた。

「良…かった」

 それだけ、キチンと聞けて克哉はホっと安堵の息を吐いていった。
 そのまま…心地良いまどろみの中に意識が落ちていき…。

「また、な…」

 もう一度、会える事を密かに願いながら…克哉は意識を落としていく。
 その腕の中にしっかりと抱き締められるのに、小さな幸福感を覚えていった。
 
「…まったく、お前は…」

 そんな彼を見守りながら、眼鏡は…苦笑していく。

「あぁ…またな、オレ…」

 だが、最後にそう言葉を残して…眼鏡は克哉をベッドの方までどうにか
運んでやった。
 その顔は、思いがけず…穏やかで、優しい表情であった―

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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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