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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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※これは3月10日の御堂さんの日関連の連載です。
 御克の甘々なので、ご了承下さいませ~(ふかぶか~)

 高ぶった克哉の下肢から全ての衣類を引き抜いていくと…
ペニスも、後蕾もすっかり…ヒクついて淫らに揺れていた。
  御堂の視線が、己の浅ましい場所にしっかりと向けられて
いるのに気づくと、克哉は顔を真っ赤にしながら…甘い涙を
瞳に湛えていく。

「御堂さん、見ないで下さい…っ!」

 この三ヶ月で、嫌っていう程抱かれている。
 克哉の全身で御堂に見られていない場所も触れられていない箇所も
最早どこにも存在していない。
 それなのに、セックスの度に血管が焼き切れそうな程に恥ずかしくて
仕方なかった。

「…君のここは、こんなにも浅ましく私を求めているのにか…っ」

「言わ、ないで…っ」

 顔をそっぽ向けながら、必死に羞恥で首を横に振っていく
克哉の姿は御堂にとっては壮絶に可愛らしく映った。
 もうすでに散々抱いている。
 週末の度に必ず身体を重ねているのに…未だに飽きる気配がないのは
こういう時の克哉の反応が、変わらずウブなものだからだろう。
 彼の反応を見て、御堂の雄が激しく揺さぶられていく。
 彼の先走りが絡まった指を容赦なく突き入れて、やや性急に其処を弄っていく。
 まだ硬さが残っている其処を、傷つけない程度の強弱をつけていきながら
己を受け入れさせる為の準備をさせていく。

「克、哉…」

 熱っぽい口調で、愛しい相手の名前を呟く。
 その一瞬だけ、普段怜悧で滅多に感情を移さない御堂の紫紺の瞳が
激しい情欲に煌いていく。
 肉食獣のような、鋭い眼差し。
 その視線に…中まで深く犯されてしまいそうだった。

「あっ…はぁ…ふっ…ぁ…」

 熱に浮かされたように、克哉が甘い声で啼き続ける。
 御堂の視線を感じる度に、背筋がゾクゾクと粟立つようだった。
 お互いに相手が欲しくなって、荒い呼吸を繰り返していく。
 御堂の指が脆弱な場所を幾度も攻め立て、克哉を強引な手管で
自分の腕の下で花開かせていく。
 彼の指が蠢くたびに、克哉の身体は跳ねて…更に朱を帯びていく。
 その姿はまるで花が色づいていくようだった。

「綺麗、だな…こういう、時の君の肌は…」

「そ、んな…事、ないです…!」

 言われる賛辞の言葉も、快楽と羞恥を高めるだけに他ならない。
 そうして、指がようやく引き抜かれていくと…いきり立っている性器を
アヌスに宛がわれて、大きく足を開かされていった。

「抱くぞ…」

「は、い…」

 そんな短いやり取りだけを交わし、強引に克哉の中に押し入っていった。
 いつだって、恋人関係になってからは…御堂のペニスは本気で
熱くて、受け入れている箇所が火傷してしまいそうだった。
 ビクビクビク、と相手のモノが自分の体内で…大きく痙攣を
しているのを感じていく。
 最奥まで入られて、克哉の心拍数は更に激しく跳ね上がっていく。
 そんな中で、また…深く唇を塞がれていった。

「克哉、もっと…君を…」

「はい、オレも…貴方、を…」

 お互いにいつの間にか、恋に狂ってしまっていた。
 こんな風に熱に浮かされながら、こんなにも強く誰かを求めたことなど
今までの人生になかった。
 両者とも相手の身体をきつく掻き抱いていく。
 もう、声が漏れてしまうとか…ベランダの太陽光が差し込んでいるとか、
そんな事などどうでも良くなって来ていた。
 いや、多少は気にする気持ちも強い羞恥も存在している。
 けれどそれ以上に、この人が欲しくて仕方ない。
 克哉は掠れた声で、必死になって大好きな人に伝えていく。

―欲しくて、仕方ありません…

 その一言が囁かれた瞬間、御堂の理性などもう一欠けらも
残っていなかった。
 相手を壊さんばかりの勢いで激しく突き上げ、抽送を繰り返していく。
 お互いのリズムを合わせながら、グチャグチャとお互いの粘膜が
絡み合う音と、克哉の断続的な喘ぎ混じりの声が室内に響いていった。

「あっ…ぁ…はぁ…ん、んんっ…」

 それでもいじらしく、声を殺そうと努めている姿が…また可愛かった。
 けれどそんな枷も、いっそ粉々に砕いてやりたくて…御堂は激しく
腰を使い続けていく。
 こんな真似、自分でも正気の沙汰ではないという自覚はあった。
 けれど、もう止めてやる事など出来ない。
 だから…自分の指をそっと克哉の口元に宛がっていく。

「…声を出したくないなら、噛めば良い…」

「っ…!」

 一瞬、克哉の瞳が大きく揺れた。
 だが…彼もこれ以上は声を殺す自信がなかったのだろう。
 躊躇いがちにその瞳が揺れたと同時に、言われた通りにその指を
噛んでいく。
 途端に克哉のあえかな声は、くぐもったものに変わっていった。
 同時に、御堂の腰使いも強烈になって…最早、止めることなど
困難になっていた。

「出来るだけ、声を殺しながら…私を、感じろ…克哉…」

 熱っぽい口調でそう告げながら、頂点を目指すように…早く
忙しく克哉の内部を掻き回していった。
 その瞬間、克哉は…快楽の涙を浮かべていきながら、愛しい人の
指先をねっとりと甘く舐めながら、コクンと頷いていき…。

「ぁ…ぅ―!!」

 声にならない悲鳴を挙げていきながら、御堂とほぼ同時に昇り詰めて
いったのだった―


 

 
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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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