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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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 ※3月23日より再開しました。現在の連載物のメインは
この話になります。
 克克で、歓楽街を舞台にしたお話です。
 良ければ読んでやって下さいませ。

  夜街遊戯(克克)                 5           10 
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 ―たった今、着たばかりの学ランのズボンをあっという間に膝下まで
引き下ろされて、克哉は真っ赤になっていった。

 恥ずかしさの余りにしきりに身を捩っている間に…ベッドの上で腰だけを
突きあげているような、淫らな体制を取られていく。
 気づけば窄まりの周辺に、生々しい相手の熱を感じ取っている。
 眼鏡の両手は…克哉の双丘に添えられ、奥まった箇所を暴くかのように
尻肉を捏ね続けていた。

「あっ…ぁ…ぅ…! や、だ…止めろ、よ…」

「…もっと、の間違いじゃないのか…? お前の穴は、こんなにも貪欲に…
俺を求め始めているぞ…?」

「や、擦りつけ、るなよ…」

 克哉の声はどこまでも弱々しかった。それでも、この状況だけですでに
感じている自分を認めたくなくて、必死にベッドシーツに額を擦りつけている。
 背後から覆い被されているこの体制では、相手がどんな表情をしているのか
次にどこに手を伸ばされるのかがまったく見えない。
 それが余計に…興奮を呼び覚ましている現状。 
 相手の先端が早くも濡れ始めているのが、嫌でも自覚してしまう。
 トロリとしたものが何度も、浅ましく蠢いている入口に塗りつけられているだけで
ビクビクビク、と電流に似た快感が走り抜けて克哉の理性を焼いていく。

「あっ…ん…」

 そんな動作を繰り返している間に、もう克哉は堪らなくなってしまていた。
 無意識の内に、相手の熱を求めるように…腰を自ら押し当て始める。
 彼が切羽詰まって自ら擦りつけてくるような行為を始めていくと…相手は
そのタイミングを見計らったように、そっとペニスを外し始めて…。

「えっ…? な、何で…?」

 克哉は肩透かしを食らったような、声を漏らしていった。

「…せっかくそんな恰好をしているんだ。どうせなら…学生らしく、なりきってみせろ…」

「な、何だよ…それっ…! くっ…!」

 相手に耳元でそんな挑発的な言葉を囁かれると同時に、カッとなって相手の
方に向き直ると同時に…後頭部を押さえつけられてシーツの上に縫いつけられる。
 気づけば右腕も後ろで折り曲げられて、後ろで押さえつけられている。
 もう一方の腕は不安定な体制を支える為に用入られているから…実質、これで
克哉の自由は殆ど奪われてしまったようなものだ。
 窄まりからは先端が外されてしまっているが…双丘の狭間に、相手の熱を
直接的に感じてしまっている。
 こんなの悔しいのに、それなのに…気づけば克哉の吐息はダンダンと荒い
ものに変わっていく。

「…そうだな。今の俺の格好は、学校の教師とかでも通じそうだしな…。お前が
その生徒役というのなら、俺の心を揺さぶるような…そんな告白でもしてみせろ。
コレが欲しいというのなら…こっちをその気にさせられるぐらい、な…?」

「ひゃ…ぅ…!」

 瞬間的に、襞を捲りあげる程度までペニスを挿入されて…克哉は鋭い声を
漏らしていく。
 だが、それは奥まで侵入せずに…あっという間に引き抜かれてしまう。
 今の克哉にとっては、そんな焦らすような行為はある種の拷問に近い。

「そんな、事…出来な、い…んあっ!」

 克哉が頭を振って拒んでいくと、次は前方に手を伸ばされて…すでに臨戦態勢に
あったペニスを強く握り込まれた。
 其処を力を込めて握り込まれると、すでに鋭敏になった底から痛み混じりの
快感が背筋を走りぬけていく。

「…お前が素直に応じない限りは、ずっとこのまま…だぞ…」

「っ…!」

 次は、耳朶に鋭く歯を立てられていく。
 すでにここまで高まってしまっている状態では…痛覚すらも、快楽のアクセントに
なってしまう。
 たったそれだけの刺激で、相手の手の中に納められたペニスからは…滴るぐらいに
大量の蜜が溢れ始めていく。
 こちらの羞恥を煽るように、グチャグチャとわざと卑猥な水音を立てて性器を
扱かれ続けると…感じるあまり、克哉の全身は赤く染まってしまう。
 意志と関係なく、瞳からは涙が滲み始める。

「んっ…ぁ…ああっ…ふっ…!」

 早く熱い熱で穿って欲しくて堪らないのに、別の処ばかりに鋭い快楽を
貰って身体が激しく焦れ始める。
 もういっそ、正気など完全になくなってしまった方がよほどマシだ。
 おかしくなって、もう理性など意味を成さなくなる。
 気づけば、ただ相手が欲しいという純粋な欲望だけが克哉を支配
するようになっていた。

(…もう、ダメだ…。悔しいけど…これ以上、焦らされたらきっと…正気なんて
保っていられない…)

 そして、追い詰められた果てに…ついに、相手の術中に堕ちていった。

「先、生…早く、オレに…下さい…」

 こんな事を言うのは、悔しかった。けれど…相手の望みを満たさなければ
こちらも満たされることがないのなら、背に腹は変えられなかった。
 そしてついに、一言…相手を先生と呼んでいく。
 その瞬間、奇妙な陶酔感を齎していった。

「…何がお前は…欲しいんだ…? 正直に言ってみせろ…」

「…先生が、欲しいです…貴方が、好きだから…だから、オレに…貴方の
熱いのを…たっぷり、と…下さい…!」

 こんな言葉、普段の克哉だったら絶対に口に出来ない。
 けれど…これは相手が求めているプレイだと割り切ってしまえば、そうしなければ
ならないのだという状況が…彼を逆に開き直させていた。
 なりきってしまえば、いつもと違うペルソナをつけて演じなければという意識が…
ずっと口に出来ないでいた『好き』という単語を解放してしまう。

「…良い、だろう…」

 相手もまさか、この状況で克哉が…『好き』だというとは予想外だったらしく
少し間が空いていた。
 そうして…相手の熱が窄まりに宛がわれていくと。

「好き、です…!」

 一度口にしたら、一種の開き直りのような思いが胸の中に満たされる。
 堰を切ったように、意地で覆い隠していた本心が迸り…こちらを駆り立てていった。
 克哉は必死に相手の方を向き直り、瞳に強い想いを宿して…相手をまっすぐに
見つめていく。
 それはかなり彼に苦しい体制を敷いたが…けれど、開き直りの極地に陥りながら…
迫真の気合を込めて、もう一度…告げた。

『貴方が、好きです…!』

 自尊心とか、そういうのが邪魔をして言えなかった言葉。
 それを、演技している最中に…必死に訴えていく。
 プレイなんかで、終わらせたくなかったから。ただ…相手に弄ばれているだけの
時間にしたくなかったから。
 そして、相手に振り回されているだけなんて…嫌だったから。
 だから克哉は…相手の予想外と思われる、真剣な気持ちを乗せていく。
 それは…今、この時ならいざとなれば…プレイの一環だったという言い訳が
利くからという理由もあったかも知れない。
 その一言を口にした瞬間…。

『――――――』

 ふいに、もう一人の自分に何かを囁かれた。

「えっ…?」

 あまりに予想外の言葉で、克哉が瞠目していくと…もう一人の自分は克哉の
足を大きく開かせていくと、身体を大きく反転させて…正面から向かう合う体制で
…深く熱いペニスを、挿入していったのだった―

 
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はじめまして
初めまして。
勝手にお邪魔させていただきました。

いいですよね、克克(^◇^)

すごく文章が上手くて驚きました.
NONAME 2009/04/12(Sun)23:43:27 編集
ありがとうございます
 こんにちは、初めまして。
 随分と返信が遅くなりましたが、こちらの文章を褒めて下さってありがとうございますv  克克は、良いですよね!
 ぶっちゃけそれにハマったからこそ…こんなブログまで作ってしまった訳なんですけどね(汗)

 ちょっと4月から迷走して浮き沈みが激しかったので本当に返信遅れてすみません!
 メッセージ感謝します! ではでは!
香坂 2009/07/06(Mon)22:58:37 編集
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香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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