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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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 とりあえず現在の製作状況は切羽詰まっておりますが、
一応完成の目途みたいなものは立ちつつあります。
 つか、ここまで来たら意地でも出します!!(ムン) と
自分に言い聞かせて作業しております~。

 10月10日の当日の販売品について。
 以下の通りになります。

 当日新刊  『始まりの扉 続編  小さな祈り』

 内容はサイトに以前連載した御克前提で、秋紀が若干絡んでくる
お話のその後になります。
 御堂と克哉はラブラブですが、一応本編は御堂と眼鏡の方が
どうにかお互いに歩み寄ろうと頑張っている部分と、御克のラブラブな
部分がメインになります。
 後、この話後の設定だと…眼鏡とノマが精神で繋がっている為に、
御堂に歩み寄ろうとしている眼鏡に対してノマがいっぱい突っ込んだりする描写が
沢山ありますので宜しく。

 秋紀編はちょっと切ないですが…恋が散っても何かが残るような
そういう印象の話になります。
 18禁要素よりも、今回はメンタル面の描写が多い内容となります。
 ご了承下さいませ。
 


 オフ本
 
 INNOCENT Blue 克克新婚本1(おまけ本有)  1000円
 LUNA SOLEIL  克克新婚本2           1000円
 幻花繚乱 御克ルート前提の澤村本(シリアス)   500円
 胡蝶の夢  克克泣き系シリアス            500円
 
 コピー本

 聖痕  眼鏡×御堂 シリアス&18禁        300円
 SIREN -呼び声― 克克 切ない&シリアス  200円
 愛の言葉    御堂×克哉   甘ラブ       300円

 以上の八種類が当日、机の上に置かれている販売品となります。
 一応頼まれればスケブもやります(頼んで来た人は友人知人以外ではほぼ
皆無なんだけど…)
 絵描き道具の類も持っていきますので気軽にどうぞ~。

 後、一応…御堂×克哉&眼鏡編の方の冒頭部分を折りたたんで掲載
しておきますので良ければどうぞ~。
 

 新刊 冒頭部分試し読み

※この話はサイトに以前連載していた「始まりの扉」の
エピローグ後の話になります。
 その設定を踏まえた描写が沢山出て来ますので
それを了承の上で目を通して下さい。

 

 克哉が秋紀に心から謝罪してその関係を精算して…御堂に、もう一人の
自分の事を受け入れて貰ってから一ヶ月が経過していた。
 御堂もまた愛しい克哉の中に、全く正反対の心が宿っている事はすでに
理解している。
 眼鏡を掛けた別人のような人格もまた彼の一部であると受け入れて、その上で
克哉との交際を改めてスタートした訳だがここの所、週末を迎える度に
憂鬱にならざるを得なかった。
 克哉と付き合うようになってから平日はどれだけ残業を重ねても良いから、
土日の休日だけはキチンと確保出来るようにしていた。
 今までは周囲の目を一切気にすることなく共に過ごして愛し合える
その二日間をどれだけ待ちわびていたか。
 同時に終わる度に内心ではどれだけ名残惜しく思っていたか
判らない程だった。
 しかし、休日の一日は克哉の提案で眼鏡を掛けた方とある程度一緒に
過ごすという取り決めが出来てしまった事で御堂はその時間を非常に
ピリピリしながら過ごす羽目になってしまっていた。
 土曜日の午後の昼下がり。
 眼鏡を掛けた方の克哉と一緒に過ごす五度目の休日。
 うららかな日差しが窓から差し込んで来ているのに、御堂の心はそれに
反して暗澹たるものになってしまっていた。
 
(嗚呼…早く日付変更が来て私の克哉と一緒に過ごす事が出来ますように…!)
 
 眼鏡からしたらそんな失礼極まりない事を考えつつ、一定の距離を保って
本日届いた朝刊を眺めていた。
 普段なら早朝の内に読むのが習慣なのだが、昨晩は深く克哉と愛し合っていた。
 金曜日から土曜日の早朝までは、抱き合っている限りは眼鏡の方が
出てこないのを知っているから。
 だから結局、今朝は正午過ぎまでぐっすりと眠ってある程度やり過ごしたのだが
それでも後今日は半日程度残っている事が、大きな憂鬱の種になっていた。
 
―もう一つの心もひっくるめて君を受け入れる…!
 
 そう言ったのは紛れもなく御堂の方だ。
 そして彼なりに、眼鏡を掛けた方の人格も受け入れようと必死に
努力はしていた。
 だが一緒に過ごせば過ごすだけ克哉との違いがあまりに目に
つきすぎてしまって。
 それでも最初に休日を一緒に過ごした時に比べれば幾分か平常心に
近い心で、眼鏡に応対出来るようになっていた。
 心なしか時折、新聞を持つ手は微かにふるえてしまっているがそれ以外は
取り立てて動揺が表に表れる事はなかった。
 
(平常心、平常心だ私…。こんな男の前で動揺している事など悟られる
訳には行かない…!)
 
 御堂は人一倍、負けん気が強く同時に人に弱みを見せるのを苦手と
する性分だった。
 最愛の恋人である克哉にはそれでも最初の頃に比べれば弱った姿を
見せられるようにはなってきた。
 だが、それ以外の人間の前で見せる事は彼の性格上、とても出来ないし…
特に眼鏡に関してはその反発心は人一倍強く感じていた。
 向こうの方も何かのビジネス書を読んで、反対側のソファに腰を
掛けながら時間を過ごしている。
 相手の関心が本に逸れている分だけ少しはマシだが、御堂の緊張は
解ける事はなかった。
 せっかくの休日をこんな風に気を張り詰めながら過ごしていたらかえって
疲れてしまう事ぐらいは判っている。
 だが理性で判っていても心はついていってくれない事は人間、良くあるものだ。
 
(彼の事を意識しないようにすれば…新聞の文面だけを目で追うように
していれば大丈夫な筈だ…)
 
 そう考えて、御堂は新聞に書かれた情報を目で追って頭の中で取捨選択
していく事に専念していった。
 そうして必死に集中状態を作り出し、自分にとって必要な情報を頭の中に
刻みつけていく。
 大企業の部長職に就いている身としてはある程度世情に通じていなければ
世間話に応じる事も出来ない。
 御堂自身は本題以外にあまり時間を費やすのは好きではないが、取引先の
相手によってはまずある程度世間話をしてから商談に入っていくという
人間も少なくはない。
 例え休みの日でも、新聞に目を通して…大きな話題となりそうなニュースソースや
株の市場の情報をある程度
仕入れておくのもまた彼の仕事の一つと言えた。
 
(ここに座っているのが克哉の方なら…たわいない雑談をしながら、軽く身を
寄せ合って過ごす事が出来るんだがな…)
 
 心の中で克哉を心底、恋しがった瞬間…刺すような眼差しが向けられている
事に気づいて、弾かれたように顔を上げていく。
 その瞳がどこか冷酷な色合いを帯びているのに気づいて背筋が思わず
凍り付きそうになるのを感じていった。
 アイスブルーの冷たい輝きに、意識が一瞬にして囚われていってしまう。
 
「ねえ、御堂さん…。今、貴方は何を考えていたんですか…?」
 
「えっ…そ、そんなのは君に関係ないだろう…?」
 
「いいえ、関係あるでしょう? 大方、目の前にいるのがもう一人のオレ
だったら良かったのにとか考えていたんでしょう? 思いっきり貴方の顔に
書いてありますよ?」
 
「っ…! そんな、事は…!」
 
 たった今考えていた事を的確に当てられてしまい、とっさに後ろめたい気分に
なって相手から顔を背けていく。
 張り詰めた空気が、お互いの間に流れているのを実感して御堂は嫌でも
緊張せざる得なかった。
 
(…だから、彼と一緒に過ごすのは何となく苦手なんだ。克哉と違って抜け目の
ない性格をしているから…曖昧に誤魔化したりも出来ない。こちらの考えなど
あっと言う間に看破して、読まれてしまうから…どうしても彼の前だと緊張を
解く事が出来なくなってしまう…)
 
 相手の目が、こちらの心を見透かすように注がれていく。
 この眼差しがどうしても苦手だった。
 自分と彼の間に起こった、苦い一件をどうしても思いだしてしまうから…。
 無理やり、早朝の執務室で犯されそうになった出来事。
 本当にあれは強姦寸前だった。後もう少し…克哉の方に人格が切り替わって
くれなかったら自分は無理やり、相手に貫かれてしまっていただろう。
 その出来事に対して、未だに恐怖心が残っているから…だから、彼とこうして
一緒に過ごすのが苦手だったし…怖かった。
 無言のまま、重苦しい時間が五分…十分と過ぎていく。
 御堂はその雰囲気に耐える事が出来ず、一旦ソファから立ち上がっていった。
 
「…御堂さん、何処に行くんですか?」
 
「…用を足しに行くだけだ。生理現象なんだから仕方ないだろう…」
 
 そうして御堂は、無難な口実を設けて相手の前から一旦離れていった。
 眼鏡もまた…其れを持ち出されたら、無理に引き止める訳にもいかないと
いうのは判っているのだろう。
 軽く溜息を吐いていきながらこちらから視線を外し、目を逸らしていった。
 
(…助かったな…)
 
 相手との間に流れていた微妙な空気が、霧散していくのを感じていって…
御堂は深く安堵の息を漏らしていった。
 そうしてトイレの方に向かって、御堂は体制を立て直す事にしたのだった―
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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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