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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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※これは久しぶりに鬼畜眼鏡のキャラソングを聞いて
思いついた話です。
 ストーリーのその後の事をつい妄想して書いた話なんで
ご了承下さい。
 リハビリを兼ねた、軽いノリの話なんで宜しく。

お前に歌を 


 佐伯克哉は目覚めたら、気づいたらパーティールームを思わせる部屋に
連れ込まれていた。
 そしてもう一人の自分と対峙して、混乱している内に噛みつくようなキスを
されて面喰っていった。
 蹂躙されるように、熱い舌がこちらの舌を絡め取っていっている間は…
こちらの言葉は全て吸い取られてしまっていた。
 ようやく解放された頃には…克哉の顔は真っ赤に上気して、呼吸も
荒いものへなっていた。

「…お前は、俺が目の前にいるのに…余計な事ばかり考えているのか?
ククっ…大した余裕だな…」

「…バ、オレの何処に余裕なんてあるんだよ! それに…目覚めたら、全く
見知らぬ場所にいて…混乱しないでいられる訳がないだろ! ちょっとはオレの
立場になって考えろよ…!」

「…そんな無駄な事をして、何になる?」

「…グッ、それを無駄な事ってお前は切り捨てるのかよ…はあっ…」

 あまりにきっぱりともう一人の自分にこっちの訴えを切り捨てられて
しまったので克哉はガックリと肩を落としていく。
 だが…その隙を狙ったかのように…もう一人の自分の両手がこちらの
両肩に回されてぎょっとなる。

「わわっ…!」

「暴れるな。大人しくしていろ…」

 こちらがもがくよりも先に相手に抑え込まれて、強引にベッドシーツの上に
身体が縫い付けられていくような体勢にされていく。
 相手の顔が間近に存在して、こちらの顔を覗きこんでくると…嫌でも
意識をせざるえなかった。

「こ、こら…何するんだよ! 俺ってば…」

「何を今更純情ぶっている…。何度も俺に抱かれて、毎回のように快感に
もだえて俺の下で啼いている癖に…判らないのか?」

「うっ…! ど、どうしてお前はそう…いやらしい言い回しをするんだよ!
聞いているこっちの方が恥ずかしくなるだろ!」

 もう一人の自分はいつだってそうだ。
 克哉の気持ちなどお構いなしに、強引に自分のペースに持ちこんでくる。
 その自信満々の態度が非常に腹立たしくて、ムカムカしてくるのに…なのに、
この傍若無人な相手を、拒みきれない自分もまた確かに存在していた。
 相手の身体の下で暴れて、其処から逃れようと足掻いてみると…気づかない内に
克哉のシャツのボタンは外されて、胸の突起を執拗に弄られまくっていた。

「やっ…こら、止めろってば…『俺』…」

「断る、俺は…お前を啼かせてやりたくて仕方ない気分だからな…」

「や、やだって言っているだろ…止めろ、ってば…あっ…!」

 両手で胸の突起を攻め立てられていく度に、ジィンとした甘美な痺れが
全身に広がっていくのを感じていった。
 その度に身体が嫌でもビクビクと震えてしまい…どうしようもなくなっていく。

「やっ…あっ…! やだ、其処…弄るな、くっ…!」

「何をそんなに嫌がる理由があるんだ…? お前がどうしようもなくいやらしくて
淫らな身体をしている事なんて…俺にはとっくに判っている事だろう…?」

「違う…お前が、こっちの意思…なんて、お構いなしに…快感を
強引に引きずりだすんじゃない、か…ああっ…!」

「…ふん、ちょっと胸を弄られただけで…こんなに下半身を硬くしている奴が…
何を言っているんだ…?」

「あっ…やだ、其処…触らないで、くれよ…頼む、から…!」

 いつの間にかもう一人の自分の指先が、こちらの陰茎に絡んで
先端部分を執拗に弄り上げているのを見て…克哉は止めてくれるように
懇願していった。
 だがその願いは聞き遂げられる事なく…先走りを塗りこめるようにしながら
クチュクチュと音を立てて快楽を引きずり出されていく。
 全身を駆け巡る快感のせいで、満足に身体に力が入らない。

「やっ…やだぁ…ああっ…あっ―!」

 そして、頭を必死に何度も振りかぶりながら…克哉は強引に、もう一人の
自分の手によって絶頂に導かれていったのだった―
 
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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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