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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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 ※諸事情により若干時間を取られてアップが予定時間より
遅れました。本気ですみません(ペコペコ)

―どうせなら、もっと淫らに…俺の上で狂ってみろ

 媚薬によって極限まで欲情しきっている克哉に向かって…まるで、傲然と

眼鏡が言い放っていく。
 いつの間にか体制は、かなり淫猥なものへと変えられてしまっていた。
 眼鏡の方が下となり…克哉の臀部へと顔を埋めている。
 克哉は、己のもっとも恥ずかしい場所を相手に晒していきながら…眼鏡の
下肢へと顔を埋めるような格好になっていた。

「やっ…この、体制…凄く、恥ずかしい…」

 相手に促されるまま、ついこんな体制になってしまったけれど…まだ辛うじて
理性が残っているだけに、羞恥で神経が焼き切れてしまいそうだった。

「…その恥ずかしさを感じている方が、もっとお前も気持ち良くなれる筈だ。
お前がどれだけ…いやらしい身体をしているのか、俺は一番…良く知って
いるからな…」

「はっ…あ…言、わないで…ふぁ…!」

 ピチャリ、と音を立てながら…眼鏡が克哉の秘部へとゆっくりと舌を這わせていく。
 一応…毎晩のように抱かれているし、夕方頃にシャワーを浴びる時に
その内部まで綺麗に清めて準備はしてあるが…やはり、蕾を相手に舐め上げられるのは

相当な抵抗があった。

「ほら、もっと…俺のを口で愛してみろ…。俺も、お前のここを…丹念に、
愛してやるから…」

「はっ…んんっ、判った…ひゃう…!」

 言葉を言い終わると同時に、克哉の内部に熱い舌先がゆっくりと差し入れられて
指とも性器とも違う奇妙な感覚に肌が粟立ち始めていく。
 柔らかく熱い、滑るような感覚が…克哉の内壁の浅いところの脆弱な場所を
的確に刺激していく。
 その度に耐え難いほどの快楽が走り抜けて、相手の性器を己の手と口で愛する
ことがどうしても疎かになりかける。

「ふっ…うっ…んんっ…」

 くぐもった声を漏らしていきながら…息苦しさを堪えて、克哉は相手の
大きく張り詰めているペニスを口の中で必死に愛撫していった。
 先端の割れ目の部分に懸命に舌を差し入れてくすぐり…己の喉奥で
グイグイと締め付けるようにしながら、奉仕を続けていく。
 ジワリ、と…時折、苦いようなしょっぱいような相手の先走りを口内に
感じて…逆に、こちらが感じてしまった。

 同性のペニスをこんな風に口に含んで愛する事など、もう一人の
自分に抱かれるまでは考えた事もなかった。
 けど、それを夢中になってやっている自分を不思議に感じながらも
己が求めて止まないものを与えて貰うために、必死になって相手の

望みを叶えていこうとしていた。

(どうして、今夜はこんなに…身体が熱くて、こいつが欲しくなって
堪らなくなっているんだろう…)


 いつもの自分だったら、きっとこんな厭らしい体制―シックスナイン
なんてきっと抵抗がありすぎて、承諾なんて出来ない。
 自分の淫らに収縮を繰り返している箇所を相手の眼前に晒しながら
口でペニスを口に含んで愛するなんて、羞恥が邪魔をして…頷く
ことすら困難なものの筈だったのに…。

(どうしよう、オレ…今夜だったら、こいつの熱いのを与えて貰う為だったら
どんな事でも…してしまいそうなぐらい、欲情してる…)

 普段は理性で押さえつけている欲望が、歯止めが利かなくなっている。
 克哉は…それが、相手に一服盛られた媚薬のせいでそうなっている事実を
まだ、知らない。
 だから…そんな自分が恐ろしくて仕方なくて、けれど…溢れ出てくる欲望に
押し流されている部分もまた、同時に存在していたのだ。

「ねえ、もっと…オレ、を…愛して…」

 普段だったら、こんな風に甘ったるい声を出しながら…言えない言葉が
口を突いて出ていってしまう。

 男としての矜持、自尊心…意地、そういったものが…身体の奥底から
競り上がる欲望に、残らずへし折られていっているのが自分でも判る。

 グチャリ

 その言葉に答えるように、一層奥深くまで相手の舌と指が侵入して

こちらの内部を厭らしくグチャグチャになるぐらいに掻き回しているのが

嫌でも判った。
 相手の舌がこちらの内部を探る度に、普段のセックスの時とは毛色が違う
怪しい官能が競り上がってくる。
 疼いて仕方ない奥が、物足りないと蠢いているのに…同時に、浅い所に
ある前立腺を間接的に弄られている事で…今すぐにでも射精して放って
しまいたくなるぐらいの甘い快感も同時に感じていく。

こんな怪しい官能、今まで知らなかった

 排泄器官をこんな風に舌先で擽られるなんて、新婚生活を送るまでの
克哉には考えられない行為でしかなかった。
 だからその未知なる感覚は、新たな世界の扉を克哉に開かせていく。

「はっ…あぁぁ…ヤッ、もう…ダメェ…! も、イク…イッちゃう…からぁ…!」

 ペニスを弄られての快感と、後ろだけを的確に攻められて達する
快感は…明らかに系統が違っていた。
 性器から齎される悦楽は、単純で即物的なものだ。
 だが、前立腺から齎されるものはそれよりも遥かに濃厚で強烈な
快感だった。
 媚薬の興奮作用も手伝ってか、もう欲求を押し留められそうにない。
 いつになく克哉は相手の身体の上で悶えて、甘い嬌声を惜しみなく
漏らしていく。

(…これだけ、こいつが乱れてくれるなら…たまに、薬の類を飲ませて
理性を壊させるのも…悪くは、ないな…)

 普段の克哉が、どれだけ抱いても恥じらいを失わない処女のような一面を
持っているとすれば…今の克哉は、まさに快楽に忠実な娼婦のような
ものだった。
 普段と違う一面を見せる相手に、眼鏡もまた…興奮していく。
 少しだけ残念なのは、この体制では自分のモノをいやらしく愛している
相手の顔を見れない事だ。
 ビデオカメラで撮影するか、鏡か何かで見れるようにしておけば
良かったかとチラと思ったが…媚薬の効果が出ている以上、用意する
暇もなかったと…チラリと思い直していく。

「あぁ…イケよ。とことん、俺の上でよがり狂ってみせてみろ…」

 眼鏡もまた、熱っぽく告げながら…二本の指を差し入れて
窄まる肉壁を掻き分けながら…奥深い場所へ、グチャリと大きな
水音を立てながら差し入れていく。

「ひゃぁ…んんっ…!!」

 一際大きく、克哉が啼いていく。
 その瞬間、窄まりが一層きつく収縮して…内部を犯している舌と指を
痛いぐらいに締め付けていった。
 足の間で揺れている性器が、まるで落ちる寸前の熟れた果実のようだ。
 ビクビクビク、と小刻みに痙攣を繰り返して…イキたいと訴えかけている。
 眼鏡はそれを促してやるかのように…そっと指を這わせていくとグリっと
鈴口に爪を立てて、痛み混じりの強烈な刺激を与えていってやった。
 それが合図となって…克哉もまた、最後の足掻きとばかりに…チュウウ…と
強めに眼鏡の性器の先端に吸い付いてくる。
 もう、限界だった。

「あぅっ…はぁぁぁ…!!」

 克哉はついに堪えきれず、頂点に達してしまった。
 ギュウっと眼鏡の竿の付け根を握り締めながら、こちらの意識を飲み込んで
しまうぐらいに強烈な快感を享受するしか出来なかった。
 その先端からは勢い良く白濁が飛び散り、眼鏡の掌を汚していく。
 どうにかこちらに体重を掛けないように支えていた四肢から力が抜けて
克哉はぐったりと相手の身体の上に覆い被さっていた。

「あっ…ふ…何か、凄く熱くて…まだ…」

「…俺を悦ばせろ、と言ったのに…自分が先にイクなんて、随分と堪え性が
ないんだな…そんなのじゃ、ご褒美をやる訳にはいかないな…」

「そ…んな…っ…!」

 眼鏡の一言に、克哉が驚愕の声を漏らしていく。
 ここまで頑張ったのに、今の彼がもっとも求めて止まないものを与えて
貰えないなんて文字通り、気が狂ってしまいそうだった。

「何でも、するから…早く、頂戴…! もう、お前が欲しくて…オレ、は…
狂ってしまい、そう…だから…」

 それは無意識の媚態だったのだろうか。
 克哉は相手に下半身をいやらしく晒した状態のまま首を振り向かせて
相手の顔を涙目で見つめていって、いやらしく荒い吐息も零していった。
 一瞬、熱い舌先がチラリと口元から覗いて舌なめずりをするかのように…
己の唇を舐め上げていく。
 その様は妙に蟲惑的で…まるで男を誘っている淫乱な娼婦のような
表情だった。
 普段の清楚とか、真面目な雰囲気の克哉が滅多に見せない…欲望に
忠実になっている姿。それを見て…つい、ズクンと性器が疼いていく。

「…まったく、お前は本当に性質が悪いな…」

 呆れたように呟くと同時に、今の克哉の顔に煽られて…こちらも硬度を
増してズクズクズク…と脈動を繰り返している。
 相手をトコトンまで焦らして、たっぷりと今夜は狂わせてやろうと思ったが
今の顔が決定打になってしまった。

―俺もコイツが欲しくなって堪らなくなっている…

 だから、ゆっくりと身体を起こして…体制を変えていってやる。
 そして…相手の腰をゆっくりとなぞり上げて、抱えていくようにしながら
自分の上に来るように誘導していった。

「…グチャグチャになるぐらい、犯してやるよ。だから俺の上に乗って…
淫らに、踊り狂え…」

 そう言いながら、自分が口で愛してすでにトロトロに解れ切った蕾へと
熱いペニスを押し当てていく。
 それだけで克哉の後口は…歓喜の余りに激しく収縮を繰り返して
熱くなっていた。

「あ…んっ…頂戴…早く…お前、を…!」

 眼鏡の唇に、積極的に吸い付きながら…首元に強く抱きついて、こちらを
夢中で求めていく。
 ここまでストレートにこちらを克哉が求めて来たことは、今までなかった。
 行為の最中でもよっぽど燃え上がらない限りは羞恥も理性も捨てきれない
性格をしているので…だからこそ、今夜のこの姿は新鮮だった。

「あぁ、俺をたっぷりとお前の中に送り込んでやる…だから、正直に
感じたままに声を出すんだぞ…?」

「うん…はっ…ぁ…!」

 そうして、お互いの熱い舌先を熱烈に絡ませていきながら…眼鏡はようやく
克哉の内部へと、侵入を始めていった。
 その瞬間、克哉は大きく身体を反らせていくと…歓喜のあまりにくぐもった声を
零して、フルフルと全身を震わせていったのだった―
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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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