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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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 2009度のクリスマス小説。
  克克ものです。ちょっとサンタクロースの逸話を
  ネタに使っているので宜しくです。
  微妙にヒヤっとする描写もあったりしますのでそれを
 了承の上でお読み下さい。コミカル、ギャグ要素も有。

  白と黒のサンタ                 

 克哉が唐突に意識を失ってから結構な時間が経過していた。
 いつの間にか時刻は日付変更を過ぎて、イブからクリスマス当日に
入っていた。

「んっ…はっ…」

 克哉は悩ましい声を漏らしていきながら、ゆっくりと意識を覚醒
させていった。
 目覚めた途端に視界に飛び込んだのは、鮮やかな真紅の色彩だった。
 いつの間にか赤い天幕に覆われた部屋に移動して、其処で眠って
いたらしい。

「ここ…確か、あいつと初めて顔を合わせた場所じゃないのか…?」

 この奇妙な感覚は以前にも覚えがあった。
 カードがキッカケになったのは今回が初めてだが、確かいつも柘榴の実を
かじるとこういう展開になっていた気がする。

「やっと目覚めたか…随分と待ちくたびれたぞ…」

「えっ…」

 すぐ傍でもう一人の自分の声が聞こえて慌てて振り返っていくと…其処には
さっきと同じ黒い色彩のサンタ衣装に身を包んだ、自分と同じ容姿をした
男が座っていた。
 どうやら克哉が横たわっていたのと同じソファの上に腰を掛けて、こちらが
目覚めるのを待ってくれていたようだ。

「あの…ここは一体…?」

「おいおい、お前は何度もここに来た事があるだろう? ここはあの男…
Mr.Rの運営する店の中だ。クラブRという名前ぐらいは聞き覚えがあるだろう?」

「えっ…うん、確かにうっすらと聞いた事があるような…気が、する…」

 そう、クラブRという名前は何度も黒衣の男性にようこそ、と挨拶された事が
あるから記憶の底に引っかかっていた。
 日常を送っている間は意識の其処に沈められていた記憶が…ゆっくりと
浮かび上がってくる。

―そうだ、思い出した…。オレは確か一番最初はここで…あいつに…

 初めて、もう一人の自分とそれぞれが個別の肉体を持って対面した場所。
 そしてなし崩し的に抱かれて、良いようにされてしまった…その快感を
伴う記憶が思い出されて、克哉の顔は一気に赤く染まっていく。

「あっ…」

 耳まで火照って、茹でダコのように自分の顔が真っ赤になっていく
自覚はあるが…こういう反応はそもそもコントロール出来るものではない。
 傍らに座っているもう一人の自分が、意地悪そうに微笑んでいるのが
目の端に入ってくる。

(ううっ…きっとこいつは、オレが今何を考えて…赤くなっているかなんて
きっとお見通しなんだ…!)

 そう思うと悔しくなってつい唇を軽く噛み締めていくが…相手の腕が
不意にこちらの肩に回されていくと、フっと克哉の身体から力が
抜けていった。
 自分と同じ造作をした…整った顔立ちが目の前に存在している。

「…何を一人百面相をやっているんだ…?」

「うる、さいな…。どうだって良いだろう…!」

 相手からスルリと頬に手を伸ばされていく。
 触れられた箇所の血が沸騰しそうなぐらいに熱くなっているのが
自分でも判る。
 どうして、こんな男にときめいているのだろうか…?

(何で、オレ…こんな意地悪でどうしようもない奴に…ドキドキして
しまっているんだろう…。これじゃ、コイツに恋をしているみたいじゃないか…!)

 心の中でそう自分自身にツッコミたくなった。
 とっさに相手から顔を背けようとして目を逸らそうとした瞬間…。

「…おいおい、つれない反応をするなよ…なあ、『オレ』…」

「っ…はっ…!」

 耳元で掠れた声で囁かれて背筋がゾクっと粟立つ。
 抵抗を殺がれた途端に、相手の指先がこちらの顎をしっかりと捉えていき…
克哉は強引に唇を塞がれて、荒々しく口付けられていったのだった―
 

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※この記事は冬コミお疲れ様~と言いながら
どんなものを買ったり、行動していたのか
ツラツラと語っているものです。

 興味ある方だけ「つづきはこちら」をクリックして
目を通して下さい。
 参加された方、狩に出かけた方…昨日は本当に
お疲れ様でした(ペコリ)

 とりあえず新刊、無事に出来たど~~!!

 という訳で明日はこそっと別ジャンルの友人の処に
委託する形で参加します。
 新刊は王レベの「始まりの場所」
 36Pのシリアスな長編話です。

 東地区のイ―39aにいますので、まあ…王レベに興味があったり
過去にハマっていたことがある方は手に取ってくだされば
幸いでございます。

 三月は鬼畜眼鏡も頑張るぞ~! おー!
 そして明日は絶対に鬼畜眼鏡セットをゲットするぞ~!
 と、燃え燃えのまま私はこれから旅立ちます!
 では、行ってきま~す!!

  2009度のクリスマス小説。
  克克ものです。ちょっとサンタクロースの逸話を
  ネタに使っているので宜しくです。
  微妙にヒヤっとする描写もあったりしますのでそれを
 了承の上でお読み下さい。コミカル、ギャグ要素も有。

  白と黒のサンタ               

  
  クリスマスイブの夜にもう一人の自分が唐突に現れ、赤ではなく、
白と黒のサンタクロースの衣装に身を包み…今年、自分と深く関わった
五人の相手にクリスマスプレゼントを一緒に配ることになった。
 そして最初の秋紀の家に行った時に意味深な笑みを浮かべて
いきながらもう一人の自分は確かにこういった。

 ―この埋め合わせはお前自身に取って貰うぞ…

 目の前で他の人間を…秋紀をもう一人の自分に抱いて欲しくなくて
阻んでしまった時、確かに彼はこういった。
 おかげで本多、片桐、太一、御堂の家にそれぞれ回っている間も
その発言が頭の中でグルグルと回っていて、集中出来なかった。
 秋紀の時には積極的に自らチョッカイを掛けようとしていた癖に
他の家を回っている時は眼鏡は非常に大人しかった。
 その事に克哉は軽く拍子抜けをした程だった。
 むしろ寝ている皆の方がなかなか愉快だったり意外な反応を
見せていたくらいだった。

 本多は寝ぼけて眼鏡の方に強く抱きついて、渾身の一撃を喰らって
床に撃沈をする羽目になり。
 片桐はメソメソしながら克哉の方にしがみついて…こちらが
全力で肩を叩きながら慰めて寝かしつけることになり。
 太一は寝ぼけている間、眼鏡を異常なぐらいに敵視して思いがけない
黒い一面を見せていき。
 御堂に至っては二人の克哉に対して非常に威圧的な態度を決して
崩さずに、寝ぼけていても妙に凛々しさを感じさせていた。

 それでも基本、全員が眠り薬で眠らされている状態だったので
意識を覚醒させても10分前後で再び寝入ってくれたので…プレゼント
配達自体はスムーズに完了した。
 そのおかげで日付変更間際には克哉の自宅のマンションに戻ることが出来て、
克哉はホっと一息をついていった。

「は~これで無事に終わったんだよな~。つっかれた~」

「…あぁ、とりあえず今夜用意してあったプレゼント箱はこれで殆ど
配り終わった。後はゆっくりとするだけだな…」

「…へ? 殆ど…? まだ一つ残っているのか…?」

「ああ、お前宛のが一つ残っている。最後のプレゼントはお前のだ」

「えっ…?」

 ただ一方的に手伝わされるだけだと思っていただけに、今の眼鏡の
発言は虚を突かれて驚いてしまった。
 しかし嬉しいという気持ちも同時に湧き上がっていった。

「オレに…プレゼント、用意してくれていたんだ…」

「ああ、まあ…用意したのはあの男だがな。良かったら開けてみろ…」

「うん!」

 そうして眼鏡は一通の封書を懐から取り出して克哉に手渡していった。
 
(手紙…? 何かのチケットか何かかな…?)

 他の人間に配ったプレゼントがそれなりの大きさの物ばかりだったのに
比べて…克哉用に用意されたものはどうみても手紙だった。
 だが、どんな形であれ贈り物が用意されていたことに嬉しくて…
克哉は警戒心を怠ってしまった。
 其れを素直に受け取って、相手に尋ねていった。

「ねえ…これ、すぐに開けても良いのかな…?」

「ああ、好きにしろ…」

「ん、判った。じゃあ…開けさせてもらうね…」

 そうして克哉は丁寧な手つきで手紙を開封していった。
 其処には一枚のメッセージカードが入っていた。
 そして流暢な文字で簡潔にこう記されていた。

『一仕事、どうもお疲れ様でした。
 今宵、私のお店に改めて貴方様を招待させて頂きます。
 甘美な一夜をどうか…もう一人のご自分と過ごされて下さい

                         Mr.Rより愛を込めて』

 最後の署名まで目を通した瞬間、ふいに部屋中に甘い香りが
いつの間にか漂っていたことに気づいた。

「っ…! 何だ、この甘い香りは…?」

 その匂いは脳内を官能的に蕩かすような…蟲惑的な芳香だった。
 あ、と思った時にはすでに遅かった。
 猛烈な眠気とだるさを同時に覚えていく。
 指先の一本すら満足に動かせない状況に追い込まれていった。

「な、んだよ…これ…」
 
 克哉はようやくこの段階になって危機感を覚えていった。
 その瞬間、もう一人の自分の声が鮮明に頭の中に響いていった。

―さあ、もう日付が変わる頃だ…。そしてクリスマス当日を迎える…
お前に忘れられない一夜を俺からプレゼントしてやろう…

 その言葉を聞いた瞬間、期待するように…克哉の背中に甘い痺れが
走りぬけていく。

「意識、が…もう、遠く…」

 そう力なく克哉が呟いた次の瞬間…重い暗幕に覆われてしまったかのように
克哉の意識は急速に闇の中へと落ちていった―
 

 とりあえずここ暫く、出来るだけ連載をアップ出来るように
頑張りましたが現在切羽詰っております。
 

 つか、ぶっちゃけ…香坂は風邪気味っす

 こりゃ無理したらアカンやろ、というのでちょっと今日は
無理しないで早めに寝て身体を休めておきます。
 そういう訳で本日分は休みます…。

 現在冬コミ原稿追い込み中なのでヒーヒー言ってます。
 マジでギリギリやねん。
 5P漫画描くのが(大した絵じゃないっつーのに)こんなに手間が
掛かるもんやと侮りました。
 それでも3P完成して、2Pの下書きまでは終わっていて…
表紙は色塗り出来る段階まで持っていって…小説本文は
90%完成という処かな。
 二日間頑張れば出せる範囲! と自分に言い聞かせて
頑張っています!

 ほんっと別ジャンルの原稿で、ココを見ている方の大半には
関係ない話で申し訳ないっす!
 けど、一度やると言ったからには完遂したいので出来る限りは
やります。
 27、28日のどっちかには連載の内のどれか一話だけでも
書き進めてアップ出来るように努力はしますね~(超弱気)

おまけ

 今回の冬コミ新刊(王レベ)の線画
(興味ある方だけつづきはこちらで見てやって下さい)
 

 2009度のクリスマス小説。
  克克ものです。ちょっとサンタクロースの逸話を
  ネタに使っているので宜しくです。
  微妙にヒヤっとする描写もあったりしますのでそれを
 了承の上でお読み下さい。コミカル、ギャグ要素も有。

  白と黒のサンタ             
 
 秋紀に抱きつかれた瞬間、克哉は心の底から困り果てていた。
 だが、背後にもう一人の自分が立っていることを思い出すと、このまま
相手に投げる訳にはいかないと思った。

(どうしよう…! けど、このまま逃げ出したら、『俺』とこの子のラブシーンや
エッチシーンを見る羽目になるかも知れなくて…うわっ! 何かそれちょっと
嫌だよな…)

 克哉が頭の中でパニックになりかけている間も秋紀はグイグイとこちらの
腕の中にしがみついてくる。
 その力の込めっぷりから、どれだけこの少年がもう一人の自分と再会を
したいと思っていたのか伝わって来て胸が締め付けられるようだった。

「克哉さん、克哉さん…克哉さん!」

 小さな声ながら、眠りの世界に半ば意識が引きずられている状態ながら
秋紀は必死にこちらの名前を呼んでくる。
 それがいじらしいと思うと同時に、やはりちょっとチリリと焼け焦げるような
感情を呼び覚ましていって。

(御免ね…目の前に『俺』がいるのに…邪魔しちゃって。けど、オレも…
どっかで会いたいと思っていたから…)

 せめて好きなように相手に抱きつかせてあげよう、となどと情け心を
出してしまった。
 その瞬間、克哉は少年から思いっきり首元にしがみつかれて…唇を
奪われてしまった。

「っ!」

「ん…ふっ…」

 少年はつたないながら必死にこちらの口腔に舌を絡めて来て、
克哉の方は混乱しながらも…抵抗する気力を失い、成すがままになっていく。
 久しぶりの官能的な感覚を味わって、背筋にゾクゾクしたものが
這い上がって来そうだった。
 それに流されそうになった時、背後からヒヤリとした声が聞こえてきた。
 
「…お前達、俺を放っておいて…随分と愉しそうな事をしているじゃないか…?
どうせなら俺も混ぜてくれないか…?」

「ん、んんんん~!」

 その声で正気に戻って、克哉は慌てて秋紀を引き剥がしていった。
 このままではこの少年もろとも、自分も眼鏡の毒牙に掛かるかも知れないと
思ったら自己防衛本能で、全力で濃厚な口付けから逃れていた。
 もう一人の自分に抱かれるのが嫌な訳ではないが、この少年と一緒に
可愛がられるのだけは何だか気持ち的に嫌だった。

(…どうせなら、二人きりの状態で抱かれたい…。他の奴と一緒っていうのは
ちょっと…って、何を考えているんだ~!)

 自分の本心をうっかり省みてしまって、克哉は顔を真っ赤にしていく。
 気分は一人百面相である。
 克哉が勝手に浮き沈みを繰り返している間に…もう一人の自分の指先は
秋紀の方に伸ばされていき。

「寂しい想いをさせたな…秋紀。その代わり俺が今夜は存分に可愛がって
やるぞ…目一杯悦べ…」

「だ、ダメだ…一方的にそんな事…!」

「何を言う? コイツの心はこんなにも俺を一途に求めているんだぞ…?
サンタクロースとして願いを叶えてやるのが筋ってものだろうが…? なあ…?」

「ダメったら、ダメだー!」

 克哉は必死になって叫んでいく。
 だが、肝心の秋紀はどうしているかというと…。

「克哉さんとキッス…幸せ……スウッ……」

 と言って、こっちと気が済むまで強く抱きついてキスをたっぷりしたことで
満足したらしく、まさに天使の寝顔といった風で安らかに眠りについていた。
 眼鏡が必死になって揺さぶっても、全然起きる気配はない。
 幸せそうな寝息を立てて、ぐっすりと眠りこけていた。

「ねえ…『俺』…一言、良いかな……」

「何だ、言ってみろ…」

 克哉がおずおずと手を挙げていきながら口を開いていくと相手は
不機嫌そうに応えていく。
 それに一瞬怯みそうになったが、それでも負けじと言葉を続けていった。

「もしかしてMr.Rの薬が強すぎたんじゃないかな…? それにこの子、
さっきのキスだけでもう満足してこんなに幸せそうだよ…?」

「チッ…認めたくないが、そうみたいだな…」

「なら起こさないで、このまま寝かしてあげた方が良くないかな…?
幸せな眠りを妨げるのは良くないと思うよ…」

「…そう、だな。寝ている相手をどうこうしても反応がイマイチであまり
愉しくないからな…」

「それ以前に、人の寝込みを襲うっていうのは充分犯罪レベルだろ!
そういうのを強姦っていうんだぞ! 少しはモラルを考えろ~!」

 克哉が思いっきり叫んで突っ込んでも相手は何処吹く風である。
 …そうだ、こういう男だった。
 どうして自分はこんな男にうっかりと心惹かれつつあるのか非常に
疑問に思いつつ…克哉はガックリと肩を落としていった。

(こ、このぐらいでメゲていたらこいつとはこれ以上付き合えない…
頑張るんだ、オレ…)

 こっそりと自分を励ましつつ、克哉は気を取り直していった。

「ほら、『俺』…この子をベッドに上げる手伝いをしてよ…」

「…ああ、判ったよ。仕方ないな…」

 そうして二人で協力して、優しく相手をベッドの上へと引き上げて横たえていった。
 秋紀は相変わらず、幸せそうに微笑みながら眠り続けている。
 見ているだけで妙に和んで癒されそうな顔だった。

(赤ちゃんみたいな感じだな…。こういう顔をして寝ているとこの子はまだ…
子供なんだなっていうのが良く判るな…)

 好きな相手に会って、抱きしめられてキスされる。
 たったそれだけの事でも、この少年にとってはとても幸せなことだったのだろう。
 セックスだけで満たされる訳ではない。
 求めている方の佐伯克哉じゃなくて悪かったなという想いがあるが…
それでも追い求めていた相手に会えたという事実だけがこの少年を
満たしたのだろう。
 本当にそれは…幸福な寝顔だったのだ。

「おやすみ…どうか、良い夢を…」

 せめて祈りながら克哉は同じ相手に片思いをしている少年に…
穏やかな声で告げていった。
 もう一人の自分も、それにチャチャを入れたり邪魔したりはしなかった。

「…さあ、次のプレゼントを配りに行くぞ。まだ四人ほど残っているからな…。
さっさと行くぞ…」

「えぇ! そんなに配る相手がいるの! すっごく大変そうじゃない?」

「ごたくは良い…。とりあえず最後まで今夜は付き合ってもらうぞ。今やった事の
埋め合わせはお前自身に取ってもらうことに決めた。さあ行くぞ…」

「えっ…?」

 その一言に克哉はドキン、と胸が高鳴った。
 深く捉えると、それは…もしかしてと思ったからだ。
 だが克哉が迷っていると相手から少し怒気を含んだ声で促していった。

「ほら、さっさと行くぞ…」

 そういって立ち去る間際、不機嫌そうな黒いサンタは…袋から
一つのプレゼント箱を置いていき、そして二人で秋紀の家を立ち去って
いったのだった―
2009度のクリスマス小説。
  克克ものです。ちょっとサンタクロースの逸話を
  ネタに使っているので宜しくです。
  微妙にヒヤっとする描写もあったりしますのでそれを
 了承の上でお読み下さい。コミカル、ギャグ要素も有。

  白と黒のサンタ         

 あの朝、自分の隣にいた少年―秋紀の自宅は予想以上に立派な
豪邸だった。
 気まぐれな猫を思わせる印象の少年の自宅がこんなにも
大きなものであった事に改めて克哉はびっくりしていく。

(結構お金持ちの家の子だったんだな…)

 少年の自室に向かっている最中も所々に置かれている調度品の
類もどれも高価そうなものばかりだった。
 その家に置かれている家具や調度品を見れば、どれだけの
資産力を持っているのか推測がつくというが…チラっと見ただけでも
この家はかなりの資産家である事が見て取れた。
 きっとこんな家だったらセキュリティとかも普通は万全じゃないのか?と
フっと考えた瞬間…克哉は青ざめそうになった。

「な、なあ…この家の防犯システムとかそういうのは大丈夫なのか?」

「…大丈夫だろう。あの男が一応、そういう面倒くさい類のものは
全部予め切っておいたとか言っていたからな…」

「へっ…? あの人…そんな芸当も出来るのか…?」

「…あの神出鬼没の得体の知れない男の事だ。それくらいの事ならば
朝飯前の事だろう。そもそも…俺たち二人をこうやって同時に現実に
存在させるような真似をしでかす男をまともに常識で図るつもりか?」

「…御免、オレが悪かったよ…」

 そうだ、目の前に奇跡の産物が当たり前の存在しているからその辺が
麻痺していたが…確かにあの謎だらけの男性だったら豪邸に設置
されているセキュリティ装置を無効にするぐらいは簡単にやってしまいそうだ。
 真っ当に常識だの何だのを考えている方がバカを見ると想い…深く
ツッコむ事も考えることを止めた。

(まともに考えたらこっちが負けだ…)

 その心理にようやく思い至り、相手と同じデザインの白いサンタ服を
身に纏った状態で廊下を進んでいく。
 
「…この部屋だな」

「まだ早い時間帯だね…。起きているかも知れないよ…」

 現在の時刻は21時半。
 あの少年は見た処、高校生ぐらいの年齢だったが…クリスマスイブの日に
それくらいの年齢の子がこの時間に就寝しているとは考えにくかった。

「ああ、心配ない。あの男が今夜俺たちがプレゼントを配る予定の
人間は全員…予め一服を持って寝かしつけてあると言っていたからな。
少しぐらい物音を立てたぐらいじゃ起きることはないそうだ」

「えええ~! そ、それって犯罪じゃ…!」

「…別にそれで悪さをする訳じゃないんだから良いだろう? さあ…行くぞ」

 克哉がためらっている間に、相手は迷いない動作で部屋の扉を開けて
中に滑り込んでいった。
 自分ばかりが立ち止まっている訳にはいかない。
 そう考えて後を追いかけていくと…豪華な内装の室内、キングサイズのベッドの
上にはあの見目麗しい外見をした少年が安らかな顔をして寝入っていた。

(…こうして見るとこの子も年相応な感じだな…。可愛い…)

 目を閉じて眠っている秋紀の表情は少し幼く見えてしまって…妙に
庇護欲を掻き立ててきた。
 
「さて、後に予定が詰まっている。さっさとプレゼントを置いていくぞ…」

 そうしてやや小さめのホールケーキでも収まっていそうなサイズのプレゼント箱を
白い袋から取り出していって眼鏡はベッドサイドに其れを置いていく。
 その時の相手の目が…普段よりも少しだけ優しい色を帯びているように
見えてしまって克哉の胸は小さく痛んでいった。

(な、何だ…この感情は…。どうしてこんなに…)

 無意識のうちに胸を手で押さえていきながら…少年の方へと歩み寄っていく。
 まさに天使の寝顔といった風情だった。
 あれから数ヶ月が経過して、それ以後一回も顔を合わせていなかったから
記憶が曖昧になっていたが…やはりこの少年の容姿は整っていて、見ていると
妙にドキマギしていく。 
 だが、次の瞬間…眼鏡が秋紀の額にそっと口付けていった。
 
「えっ…?」

 その行動に、克哉はアッケに取られていく。
 だがそうしている間に眼鏡は今度は唇にキスを落としていこうとして…
とっさに叫んでいた。

「な、何をやっているんだよ! お前…人の寝込みを襲うなんて犯罪だろ!」

「…何を言う。これはコイツの望みだぞ? 俺にもう一回会いたい…抱かれたいと
いうのがコイツの願いだ。今夜は俺たちはサンタクロースだと言っただろう?
サンタクロースが願いを叶えなくて何だというんだ?」

「は…?」

 予想もしていなかった答えが返ってきて、克哉は間の抜けた声を漏らしていく。
 だが、胸の中がモヤモヤして…暗く染まっていきそうだった。
 相手がこの少年にキスをしようとして、抱こうとしているのを見て…明らかに
イライラしている自分がいた。
 自分が目の前にいるのに、他の人間となんて許したくなかった。
 その想いが無意識のうちに眼鏡と少年の間に自らの身体を割り込ませて
さえぎらせるという行動に出ていたのだろう。
 己の身体で、相手を阻んで少年にそれ以上触れられないようにしていた。
 そして克哉にしては珍しく…不機嫌そうに本音を告げていった。

「…それが…この秋紀って子の願いなら叶えてあげるのが筋だと思うけど…
けど、オレはお前が他の人間を抱く姿を見たくない…」

「ほう? それは嫉妬か?」

「…そうかも、知れないね…」

 心の中に黒いものが滲んで広がる。
 それ以上、どういえば判らないでいると…いきなり、克哉の手に柔らかい
指先が触れていた。
 
「えっ…?」

 克哉はびっくりしていると、其処にはとても綺麗な二対の緑の瞳が
輝いていた。

「克哉さん…? 本当に、克哉さんなの…?」

 その瞳はまだ半分、夢の世界を彷徨っているような感じだった。
 現実と夢の狭間、どちらに今…自分がいるのかさえ判っていないような
曖昧な雰囲気だった。
 だが声の調子だけで、どれだけこの少年がもう一人の自分に会いたいと
思っていたのか伝わってしまって…どうしても突っぱねるような態度を
取れなかった。

「そ、うだよ…」

 だから、克哉が正直に答えていくと…次の瞬間、秋紀は全力で
こちらの胸の中に飛び込んできたのだった―

 
2009度のクリスマス小説。
  克克ものです。ちょっとサンタクロースの逸話を
  ネタに使っているので宜しくです。
  微妙にヒヤっとする描写もあったりしますのでそれを
 了承の上でお読み下さい。コミカル、ギャグ要素も有。

  白と黒のサンタ       

―自分ばかりがドキドキさせられてしまって、少し腹立たしかった

 ムスっとした様子で克哉はもう一人の自分が纏っているのと
対になっているデザインである、白いサンタクロースの衣装に
身を包んでいた。
 彼の方は、黒い衣装に身を包んでいる。
 デザイン自体は街中でこの時期に、沢山の人間が着ているので
見慣れているものだったが…克哉が強い違和感を覚えたのは
何よりもその色だった。

(…どうして赤じゃないんだろう…?)

 サンタクロースの衣装といったら、赤と白で構成されている
デザインのものが殆どだ。
 白と黒のサンタ衣装なんて、克哉は殆ど見かけたこともなければ
聞いた事もない。
 それにどうしてもう一人の自分が、自分と関わっている人たちに
プレゼントを配りに行こうという発想をしたのかも良く判らない。
 耳に届くのは結構大きなアイドリングとエンジンの音。
 
「…しかも、用意してある車は真紅のフェラーリだし…。車をこんなに
わざわざド派手な物にしなくても…」

「ん? 何か言ったか…?」

「ううん、別に…独り言だよ…」

 そういって高速で流れていく窓の外の風景を眺めていった。
 何というのだろうか…自分と一緒の顔として、似たようなデザインの服を
今は身につけているにも関わらず…もう一人の自分には妙にこの
赤いフェラーリが似合っていた。
 こういうゴージャスそうな車も、こちらの自分が運転していると妙に
様になるというか。
 克哉自身は免許は持っているが…自分で車を所有していなければ
ハンドルも何年も握っていないので完全にペーパードライバー状態である。
 自分の方がこの状態にも関わらず何でもない顔で運転している相手を
見るとちょっとだけ嫉妬の感情が湧き上がってくる。

(まあ…今更こいつに劣等感とかそういうのを抱いたって
無駄だって事は判りきっているんだけどね…)

 窓際に軽く肘をつけて、頬杖をついていきながら克哉は…
ただ風景と、窓ガラスに微かに映っているもう一人の自分の
残影を眺めていった。

(…オレがここ数ヶ月、どんな想いで過ごしていたか何て…きっと
こいつには判らないんだろうな…)

 どうして、自分の中にこの男に会いたいと思う気持ちがあったのか
克哉自身にもその感情が、何と言われる類のものなのか自覚がなかった。
 会えて嬉しい、と思う部分もあるのに…なかなか素直になることも出来ず。
 結局、少し不機嫌な顔をしながら相手に応対していた。
 チラっと相手を見つめていくと…どこまでも平常心で、克哉と会えてどう
思っているのかというのがまったく読み取れなかった。

「…オレばかりが悩んでいて、バカみたいだ…」

 そんなことを呟いている内に周囲の風景が変わっていった。
 どうやらこの辺りは高級住宅街のようだ。
 克哉が住んでいる場所も一応住宅街に位置しているが…其処とは明らかに
立てられている建物の類が異なっている。
 大きな敷地に、立派な家ばかりがズラっと並んでいる処を見ると…
この近くに住んでいるのは金持ちや、上流階級と言われる人達で
ある事は一目瞭然だった。
 だが、克哉自身にはまったく見覚えがなく、初めて来る場所だ。
 相手が車に取り付けられているナビを眺めて、小さく呟いていった。

「…そろそろ目的地だな」

「…なあ、一体お前は何処に行くつもりなんだ…?」

「…今夜は俺達はサンタクロースだと行っただろう? プレゼントを配る相手の家に
行くだけの話だが…?」

「えっ…? けど、ちょっと待てよ…。お前、誰にプレゼントを配りに行く
予定なんだよ…」

「…覚えていないのか? 亜紀とか言ったあの金髪の子供だ。一度俺が存分に
可愛がってやったな…」

「はっ…?」

 その瞬間、克哉の脳裏に…ある朝の記憶が鮮明に蘇っていく。
 そうだ、あの例の眼鏡を掛けた翌朝…自分はホテルのベッドに寝ていて…
隣には整った容姿をした高校生ぐらいの少年が裸で寝ていた。

(ここ…! もしかして、あの子の家だっていうのか…! どうしてこいつが
そんなのを知っているんだよ…!)

 事実を聞かされた途端、克哉の胸にはモヤモヤした感情が湧き上がっていった。
 それが何と言われる感情なのか、自覚したくなかった。
 必死になって抑え込んで…なんでもない顔を浮かべていくと、何でもないような
顔をしてもう一人の自分が言葉を続けていく。

「さて、夜は短い。モタモタしていたら全員分にプレゼントなど配れなくなって
しまうぞ…。さあ、行くぞ…『オレ』…」

「ちょ、ちょっと待てよ…! 待てったら…!」

 克哉がグルグルと考えている間に、相手は大きな袋を肩に担いでさっさと
家の中に入っていこうとしていた。
 克哉もまた慌ててその背中を追いかけていく。

(一体…今夜はどうなってしまうんだよ~!)

 克哉は心から叫んでいきながら、それでも…もう一人の自分を追いかけて、
一緒に家の中へと足を踏み入れていったのだった―


 
  ※2009度のクリスマス小説。
  克克ものです。ちょっとサンタクロースの逸話を
  ネタに使っているので宜しくです。
  微妙にヒヤっとする描写もあったりしますのでそれを
 了承の上でお読み下さい。コミカル、ギャグ要素も有。

  白と黒のサンタ     

―意を決して自分の自室に足を踏み入れていくと…今朝、出かけに
確かに全部消した筈の電灯が煌々と灯っていて明るかった。
 一歩歩く度に自分の身体が緊張で震えているのが判った。
 何故、自分の住んでいる部屋の中を歩いているのにこんなに
気を張らなければいけないのだろうか。

(まったく…本当にMr.Rは毎回、ロクな事をしないよな…)

 先程、唐突に電話掛けてきた相手に対して心の中でブツブツと
文句を言いながら克哉はリビングの方へと進んでいった。
 その瞬間、芳醇なブランデーの香りが鼻腔を突いていき…
目の前に広がっている光景に呆然となった。

「……はっ?」

 克哉はつい、マヌケな声を漏らしてしまう。
 それぐらい、それは想像していた光景からかけ離れていた
ものであったからだ。
 まず、部屋の様相が今朝の時点と大きく変えられていた。
 リビングの中心には巨大なクリスマスツリーが飾られ、ドライアイスに
水を入れて発生するような白い煙が部屋中を覆っていた。
 そして何色もの明かりがスポットライトのように煙に当てられて
クリスマスツリーの周りにオーロラのような幻惑的な光が生まれていた。
 ツリー自体も太陽と月、靴下やステッキ、小さなヒイラギの飾りに
白いフワフワの綿、色のついた銀紙が張られた玉や星飾りなど
実に豪奢なくらいに下げられて…眩いばかりのイルミネーションで
飾り付けされていた。

―自分の部屋がクリスマステイストに知らない間にクリスマステイストに
内装を変えられてしまっているのを見て克哉はアッケに取られていく。

「な、何だこれはー! 一体オレが今朝家を出た後に何があったんだー!!」

 思わず叫んだ瞬間、不意に背後から肩を叩かれた。
 振り返ると其処には…克哉と同じダーク系の色で纏められたスーツに
赤いネクタイをしているもう一人の自分の姿が其処にあった。
 久しぶりに見る相手の顔は相変わらず嫌味なぐらいに自信に
満ち溢れていた。 

「…まったくうるさい奴だな。せっかく一人で寂しくクリスマスを過ごすお前の
為に準備をして待ってやったのに…その言い草は何だ…?」

「へっ…? あ、『俺』? な、何でお前が部屋にいるんだよ!」

「…たった今言ったばかりだぞ。寂しいクリスマスを過ごすお前の為に
こんなに豪華な飾りをしつらえて待っていてやったのに…帰って来るのは
遅いわ、喜ぶ前に叫びだすわ…まったく張り合いがない奴だな…」

「は…へっ? こ、これ…お前がわざわざ用意したのか…?」

「ああ、あの男に全部用意をさせたがな…。とりあえず綺麗に飾りつけたのは
俺の手柄だ。少しは感謝しろよ…?」

 物凄く偉そうな態度であったが…もう一人の自分がわざわざこうして
自分の為に準備をして待っていてくれた事に…じんわりと嬉しさがこみ上げてくる。

(相変わらず偉そうな態度なのがちょっとムカっとするけど…それでも、誰とも
会えないで一人で過ごす虚しいクリスマスよりも…ずっと良いかも…)

 さっきまでその侘しさを感じ捲くりの状態だったからこそ…例えどれだけ
傲岸不遜な態度でも、もう一人の自分の顔が見えて良かったと口には出さず
こっそりと思っていった。

「う、うん…感謝するよ。けど、凄い光景だよな…。この白い煙はもしかして
ドライアイス? 何かステージとか結婚式の披露宴以外でこんなに大量に
出ているのを初めて見たよ…」

「いや、Mr.Rが…あの男が手を翳したらその煙が発生して一時間ぐらいは
そのまま変わらずにいるんだが。…一体何だろうな、それは…」

「はっ…?」

 いきなりそんな奇怪な事実を聞かされて克哉は再び目を剥いていく。
 何というか確かにあの謎多き男性ならそれくらいの事は朝飯前で
やってのけるのかも知れないが…手を翳しただけで煙を発生させて
それが変わらずに存在し続けるというのはますます穏やかな話ではない。

(わ、話題変えた方が良いかも…。あの人の事はまともに考えたら
こちらが負けになる気がするし…)

 そうして苦笑しながら周囲を見回していくと…不意にもう一人の自分に
見つめられているのに気づいた。

「あっ…」

 たったそれだけの事で顔が火照ってしまっている自分が何か
おかしかった。
 だが、何かそれ以上のリアクションをされる前に唐突に触れられるだけの
キスを相手に落とされてしまう。
 久しぶりに触れる柔らかい唇の感触に、言葉を失いかける。
 啄ばむように優しく何度も落とされるキスなどこの相手から初めて
された為に…甘い感情がジワリと湧き上がって、抵抗することも
出来なくなってしまう。

「な、何…?」

「今夜は…クリスマスの前夜だな…」

「そ、そうだね…」

 ねっとりと何とも形容しがたい空気が二人の間に流れていく。
 初めて流れる甘いムードだった。
 克哉の心臓はドキドキと早鐘を刻んでいき、放っておいたら破裂して
しまいそうな感じだ。

「…クリスマスはどんな風に過ごすかお前に希望はあるか…?」

「そ、そんな事…急に言われたって、思いつかないよ…?」

 心なしかいつもよりも相手の声音さえも優しいので、余計に強く突っぱねる
ことが出来ないで腕の中に閉じ込められてしまう。
 頬と鼻先にもキスを落とされて、思わずうっとりと仕掛けてしまう。

(ううっ…! オレ、何…こいつ相手にドキドキしているんだよ!)

 心の中でそう突っ込みたくなったが、相手から与えられる感覚の全てが
心地良くてそれに浸っていたくなった。

「…なら、俺のやりたいように過ごして良いな…」

「う、うん…良いよ…」

 少し迷ったが、多分この流れならセックスになだれ込まれると半ば読めて
いたので…小さく克哉は頷いていった。
 抱かれることにまったく抵抗がない訳ではないが、この相手との行為は
半端ではない快楽が伴うことをすでに克哉は知っている。
 だから覚悟して頷いていったが、次の瞬間…予想もしていなかった
展開になっていく。

「そうか…なら、お楽しみの前に一仕事をするぞ。お前も手伝え…」

「はぁ…?」

 するといきなり甘く絡んでいた腕が解かれて、相手の身体も離れていく。
 克哉がその流れに呆然となっていると…いきなり何かを投げつけられた。

「わっ!! わわわっ!」

 克哉は慌てた声を出してそれを受け止めて…またびっくりする事になった。
 投げつけられたのは白い服だった。
 これは一体なんだろうと疑問に思っていると。

―なら、今夜は俺と一緒にプレゼントを配りに行くぞ…。たまには
サンタクロースの真似事も悪くないだろう…

 そう少し離れた位置から告げてくる相手の手には…自分と対になる
デザインをした、黒い衣装が存在していたのだった―


 ※現在、別ジャンルの冬コミ原稿にて
慣れない漫画にチャレンジしている為に
ちょっとワタワタしています。
 そんな状況を軽く報告している記事です。

 興味ない方はスルーでお願いします。
 目を通してやっても良い方だけ「つづきはこちら」を
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※1Pだけ現在製作中の原稿を掲載してあります。
 ご了承下さいませ(ペコリ)
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小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
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 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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