鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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―ずっと深い闇の中で眠り続けていた
ピチャ…。
何か暖かい液体が、喉の奥に流し込まれていく。
その瞬間だけ…泥のように眠っている意識が、暫し覚醒していく。
ピチュ…。
暖かい液体と共に、舌先が入り込んでくる。
柔らかくてねっとりとした舌先が…こちらの舌の表面を優しくなぞりあげて
そっと絡み付いてくる。
その奇妙な感覚にゾクゾクしていきながら…ゴク、と唾液と甘酸っぱい液体を
嚥下していった。
これを果たして何度、繰り返された事だろう。
どれくらい自分は思考を放棄していたのだろうか。
もうそれすらも判らなくなってしまってから…どれ程の時間が経過したのかも
すでに彼には、判らなかった。
クチュ…ピチャ…チュル…グチュ…
いやらしく口腔を探られて、背筋がゾクっと大きく震えていく。
その間…首筋から鎖骨に掛けて、淫らな指先が這いずり回る。
チュッ…。
強く吸い付かれていくと、鋭い痛みが幾度も走っていった。
この強さからしたら…絶対に痕は刻まれてしまっている。
(どうしよう…)
そんな事を考えている間に、足を開かされるのが自分でも判った。
(えっ…?)
大股開きに、下肢を割られて…其処に誰かの身体が割り込んでくるのが
判って動揺していく。
だが…身体と頭は相変わらず、鉛のように重くてまともに働かない。
「…まるで、人形だな。まるっきり…反応がない…」
聞き覚えのある声が、耳に届く。
誰なのか…最初は判らなかったが、これは知っている人間のものである
事だけはどうにか理解していく。
「…身体の反応だけはキチンとあってもな…どうせなら、良い声でたっぷりと
啼いて欲しいものだがな…」
その瞬間、いきなり…下肢に熱い塊を押し付けられていく。
ビクン、と身体全体が震えた。
「…ほう? 今夜はまだ…反応が良いみたいだな。少しは愉しめそうだ…」
瞼が、満足に開いてくれない。
身体の神経の一つ一つがバラバラになってしまったかのようだ。
動かしたいのに、彼の意思に反して…指先一本まともに動いてくれない。
執拗に胸の突起を両手で弄られながら…藍色の浴衣の裾を捲り上げられて、
相手の昂ぶりを押し付けられていく。
(こ、この状況って…もしかして…)
「ひゃあ…!」
状況を認識する前に…いきなり根元まで性器を突き入れられていく。
反射的に漏れてしまう声。
強引に引き出される、快楽。
受け入れた場所から、みっしりとした熱い感覚が伝わってくる。
問答無用に…胸を弄られながら、腰を激しく突き入れられた。
「あっ…はぁ…あ、あっ…!」
甘い声を漏らしながら…今の彼にとっては、その強烈な感覚を
享受する以外になかった。
自分の意思と関係なく、己の内部は…男のモノをズブズブと淫猥に飲み込んで
搾取するように蠢き続けている。
「イイ声だ…。今夜は、随分と良く啼くな…楽しみ甲斐がある…」
「ひっ…んぁ…!」
白い簡素なベッドシーツの上に、自分の腕はダラリと置かれたまま満足に
動かない。
男の背中に回して縋りつく事も、シーツを握り込んでその感覚に耐える事も
出来ないまま…灼けつくような感覚が彼を襲い、ただ…快楽だけが伝えられていく。
(そ、うか…身体の感覚がないんじゃない…)
頭と、身体の連結が上手く出来ないだけだ。
ようするに…『自分の意思』で身体を満足に動かせないだけで…身体の機能
そのものが死んでいる訳では、ない。
その現実を理解していくと同時に、再び深く唇を塞がれていく。
「あっ…はっ…んんっ…はっ…」
両足を大きく割り開かれていく。
抵抗すら出来ない状況で、ただ淫らに犯されて…彼は、翻弄されるしか
なかった。
目隠しをされている訳ではない。だが…瞼は相変わらず重くて、瞳を開いて
自分を今…抱いているのが誰なのかを確認する事すら出来なかった。
(ここは、どこで…どうして、オレは…こう、されている…んだ…?)
疑問に覚えながら、必死に覚えている事を掻き集めようと思考を巡らせていくが
すぐに…ペニスを強く握りこまれる事によって、霧散していく。
こんな異常な状況では…じっくり考える事も出来ない。
ヌチャネチャ…ヌチュ…グチャリ…
先端から、蜜が溢れて伝わってくるのが判った。
男の手は握り込んだまま…指の腹で執拗にこちらの鈴口を抉ってくる。
中に熱い楔を埋め込まれた状況で…こんな愛撫をされたら、こちらとて
溜まったものではない。
「んっ…あっ…や、だ…やめ…」
そう、彼が呟いた時…ピタリと強引な抽送が止まっていく。
「…お前、もしかして…今夜は、意識があるのか…?」
ふいに、そんな事を呟かれた。
二人の間に…暫しの沈黙が落ちていく。
だが…彼の方からは、何も言えないままだった。動けないままだった。
身体の自由が効かない。
満足に単語を口にする事すら出来ない。
瞼一つ…開くのも大変なくらいなのだ。
それでも、現状を知らなければ…これから先どうすれば良いのかも
判断材料がないまま、だった。
(せめて、目を開けなければ…)
そう決意して、何度も試みて…やっと、瞳だけは開く事に成功した。
最初は満足に霞んで、見えなかった。
だが…自分は今、どこかのベッドの上で仰向けに寝かされていて犯されていた
事を理解していく。
そして自分を抱いていたのは…。
―『俺』だ…
それだけ、どうにか口に上らせていくと…自分と同じ容姿をして、紺色のスーツを
身に纏った男は…再び乱暴な抽送を開始していった。
ピチャ…。
何か暖かい液体が、喉の奥に流し込まれていく。
その瞬間だけ…泥のように眠っている意識が、暫し覚醒していく。
ピチュ…。
暖かい液体と共に、舌先が入り込んでくる。
柔らかくてねっとりとした舌先が…こちらの舌の表面を優しくなぞりあげて
そっと絡み付いてくる。
その奇妙な感覚にゾクゾクしていきながら…ゴク、と唾液と甘酸っぱい液体を
嚥下していった。
これを果たして何度、繰り返された事だろう。
どれくらい自分は思考を放棄していたのだろうか。
もうそれすらも判らなくなってしまってから…どれ程の時間が経過したのかも
すでに彼には、判らなかった。
クチュ…ピチャ…チュル…グチュ…
いやらしく口腔を探られて、背筋がゾクっと大きく震えていく。
その間…首筋から鎖骨に掛けて、淫らな指先が這いずり回る。
チュッ…。
強く吸い付かれていくと、鋭い痛みが幾度も走っていった。
この強さからしたら…絶対に痕は刻まれてしまっている。
(どうしよう…)
そんな事を考えている間に、足を開かされるのが自分でも判った。
(えっ…?)
大股開きに、下肢を割られて…其処に誰かの身体が割り込んでくるのが
判って動揺していく。
だが…身体と頭は相変わらず、鉛のように重くてまともに働かない。
「…まるで、人形だな。まるっきり…反応がない…」
聞き覚えのある声が、耳に届く。
誰なのか…最初は判らなかったが、これは知っている人間のものである
事だけはどうにか理解していく。
「…身体の反応だけはキチンとあってもな…どうせなら、良い声でたっぷりと
啼いて欲しいものだがな…」
その瞬間、いきなり…下肢に熱い塊を押し付けられていく。
ビクン、と身体全体が震えた。
「…ほう? 今夜はまだ…反応が良いみたいだな。少しは愉しめそうだ…」
瞼が、満足に開いてくれない。
身体の神経の一つ一つがバラバラになってしまったかのようだ。
動かしたいのに、彼の意思に反して…指先一本まともに動いてくれない。
執拗に胸の突起を両手で弄られながら…藍色の浴衣の裾を捲り上げられて、
相手の昂ぶりを押し付けられていく。
(こ、この状況って…もしかして…)
「ひゃあ…!」
状況を認識する前に…いきなり根元まで性器を突き入れられていく。
反射的に漏れてしまう声。
強引に引き出される、快楽。
受け入れた場所から、みっしりとした熱い感覚が伝わってくる。
問答無用に…胸を弄られながら、腰を激しく突き入れられた。
「あっ…はぁ…あ、あっ…!」
甘い声を漏らしながら…今の彼にとっては、その強烈な感覚を
享受する以外になかった。
自分の意思と関係なく、己の内部は…男のモノをズブズブと淫猥に飲み込んで
搾取するように蠢き続けている。
「イイ声だ…。今夜は、随分と良く啼くな…楽しみ甲斐がある…」
「ひっ…んぁ…!」
白い簡素なベッドシーツの上に、自分の腕はダラリと置かれたまま満足に
動かない。
男の背中に回して縋りつく事も、シーツを握り込んでその感覚に耐える事も
出来ないまま…灼けつくような感覚が彼を襲い、ただ…快楽だけが伝えられていく。
(そ、うか…身体の感覚がないんじゃない…)
頭と、身体の連結が上手く出来ないだけだ。
ようするに…『自分の意思』で身体を満足に動かせないだけで…身体の機能
そのものが死んでいる訳では、ない。
その現実を理解していくと同時に、再び深く唇を塞がれていく。
「あっ…はっ…んんっ…はっ…」
両足を大きく割り開かれていく。
抵抗すら出来ない状況で、ただ淫らに犯されて…彼は、翻弄されるしか
なかった。
目隠しをされている訳ではない。だが…瞼は相変わらず重くて、瞳を開いて
自分を今…抱いているのが誰なのかを確認する事すら出来なかった。
(ここは、どこで…どうして、オレは…こう、されている…んだ…?)
疑問に覚えながら、必死に覚えている事を掻き集めようと思考を巡らせていくが
すぐに…ペニスを強く握りこまれる事によって、霧散していく。
こんな異常な状況では…じっくり考える事も出来ない。
ヌチャネチャ…ヌチュ…グチャリ…
先端から、蜜が溢れて伝わってくるのが判った。
男の手は握り込んだまま…指の腹で執拗にこちらの鈴口を抉ってくる。
中に熱い楔を埋め込まれた状況で…こんな愛撫をされたら、こちらとて
溜まったものではない。
「んっ…あっ…や、だ…やめ…」
そう、彼が呟いた時…ピタリと強引な抽送が止まっていく。
「…お前、もしかして…今夜は、意識があるのか…?」
ふいに、そんな事を呟かれた。
二人の間に…暫しの沈黙が落ちていく。
だが…彼の方からは、何も言えないままだった。動けないままだった。
身体の自由が効かない。
満足に単語を口にする事すら出来ない。
瞼一つ…開くのも大変なくらいなのだ。
それでも、現状を知らなければ…これから先どうすれば良いのかも
判断材料がないまま、だった。
(せめて、目を開けなければ…)
そう決意して、何度も試みて…やっと、瞳だけは開く事に成功した。
最初は満足に霞んで、見えなかった。
だが…自分は今、どこかのベッドの上で仰向けに寝かされていて犯されていた
事を理解していく。
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―『俺』だ…
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HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
鬼畜眼鏡にハマり込みました。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
リンクは同ジャンルの方はフリーです。気軽に切り貼りどうぞ。
…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
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