鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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※7月25日からの新連載です。
今回は「恋人関係」について掘り下げた内容になっております。
眼鏡が意地悪で、ノマは不安定で弱々しい場面も途中出てくる
可能性が大です。
他のカップリング要素を含む場面も展開上出てくる場合があります。
それを承知の上で目を通して下さるよう、お願い申し上げます。
恋人の条件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14
―二回目の行為をされる頃には、克哉は後ろに両手を纏められて
手首を縛られる格好で犯されていた
酷く抱いて欲しい、と願ったのを眼鏡は叶えてやったのだ。
全身の衣類は完全に剥かれて全裸の格好で、こちらに腰を
突きだす格好で犯される克哉の姿は酷く艶めかしかった。
その状態で息を付く間もない程激しく相手を犯し続けていった。
二度目、三度目と手首を縛られながらの行為は克哉にとって
苦痛と快楽がない混ぜになっている時間だった。
だが、相手の精が内部に放たれる度に克哉の内壁は柔らかみを
帯びて…相手の性器に一層吸いつくような動きに変わっていった。
「はぁ…んっ…あっ…あっ…」
克哉の瞳は、蕩けて焦点を失っていた。
今、眼鏡が与えてくれる感覚以外は意識が回らない…そんな
状態にまで陥っていく。
だからこそ、何度もベッドサイドで携帯がバイブ状態で振動していた事に…
何度も掛かって来ていたコールに、眼鏡が通話ボタンを押して一時…
こちらの声が筒抜けになってしまっていた事に気づいていなかった。
其れはまるで、電話の向こうにいる相手に「こいつは自分のものだ」と
暗に示すような行為に他ならなかった。
三度目の行為が終わる頃には克哉の手首はうっすらと鬱血が
始まっていた為に…その拘束を解いていってやる。
しかし腕に残された赤黒い痕は、すでに彼の肌に刻まれていた。
恐らく数日は、残り続ける事だろう。
(俺は一体…何をやっている…?)
三度目の精を克哉の中に放って、全身を汗まみれにしていきながら…
ようやく少し冷静になれた頭で自問自答していく。
どうして自分は、こちらの提示した条件を守れなかった克哉の前に
姿を現してしまったのだろうか。
その事に心底疑問を覚えつつ、荒い呼吸を眼鏡は整えていった。
胸の中にドロリ、とした想いがいつの間にか宿っている。
それを一言で説明するのが難しく…何とも言えない閉塞感を、どうにか
少しでも晴らしたくて彼は…無我夢中で克哉を犯していった。
そうした事で肉体的にはすっきりして、多少は気が紛れた。
しかし…眼鏡は今、自分が抱いている感情の正体に気づく事を
無意識の内に恐れてしまっていた。
(この訳の判らない感情の正体は一体なんなんだ…?)
男は、背後から克哉の身体を掻き抱きながら、疑問を覚えていく。
昨晩…御堂に身体を許したもう一人の自分に対して、どうしようもない
苛立ちを覚えているのは何故なのか。
その答えに薄々と判っているが、其れは彼のプライドが許さなかった。
―自分がこんな冴えなくて情けない半身に、同じように恋をしてしまって
いた事など…この時点の眼鏡には認めがたい事だったから
だから無言のまま、暫く小休止をせいった。
すると…ベッドシーツの上に突いていたこちらの手に、克哉の手が
そっと重ねられていった。
「ありがとう…『俺』…。夢でも、オレの処に来てくれて…」
こちらを振り返りながら、克哉は泣きそうな眼差しでそう呟いていった。
その目を見て、眼鏡は何とも言えない心境に陥っていく。
(何故、こいつの目を見ていると…こんなに心が落ち着かなくなるんだ…?)
眼鏡は、何も言えずに克哉の瞳を真っすぐに見つめ返していった。
克哉はそんな彼を愛しげに見つめていく。
引力がその瞬間、二人の間に発生していく。
吸い寄せられるように顔を寄せていくと、克哉の唇にそっと重なり触れるだけの
口づけを交わしていった。
チリリ、と胸が焦げていくような気分だった。
何かに、心が浸食されていく。
だが…眼鏡は、言葉を失いながら…暫し、その口づけに応じていった。
「大好きだよ…『俺』…」
泣きながら、克哉はそう告げて…そうして意識を手放していった。
崩れるようにその肉体がシーツの上に突っ伏していった。
元々の体調の悪さも手伝ってか、ブレーカーが落ちるように克哉の意識も
閉ざされていく。
其れを見つめていきながら…眼鏡はそっと呟いていった。
「お前は一体、俺にとって何なのだ…?」
その問いの答えに、まだ彼は気づけないままだった。
そして意識を失った克哉にそっとキスを与えていくと…眼鏡は身支度を
整えて彼の傍から立ち去っていく。
―そして数時間後、克哉が目覚める頃には…その姿はまるで幻か
何かのように完全に消えてしまっていたのだった―
今回は「恋人関係」について掘り下げた内容になっております。
眼鏡が意地悪で、ノマは不安定で弱々しい場面も途中出てくる
可能性が大です。
他のカップリング要素を含む場面も展開上出てくる場合があります。
それを承知の上で目を通して下さるよう、お願い申し上げます。
恋人の条件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14
―二回目の行為をされる頃には、克哉は後ろに両手を纏められて
手首を縛られる格好で犯されていた
酷く抱いて欲しい、と願ったのを眼鏡は叶えてやったのだ。
全身の衣類は完全に剥かれて全裸の格好で、こちらに腰を
突きだす格好で犯される克哉の姿は酷く艶めかしかった。
その状態で息を付く間もない程激しく相手を犯し続けていった。
二度目、三度目と手首を縛られながらの行為は克哉にとって
苦痛と快楽がない混ぜになっている時間だった。
だが、相手の精が内部に放たれる度に克哉の内壁は柔らかみを
帯びて…相手の性器に一層吸いつくような動きに変わっていった。
「はぁ…んっ…あっ…あっ…」
克哉の瞳は、蕩けて焦点を失っていた。
今、眼鏡が与えてくれる感覚以外は意識が回らない…そんな
状態にまで陥っていく。
だからこそ、何度もベッドサイドで携帯がバイブ状態で振動していた事に…
何度も掛かって来ていたコールに、眼鏡が通話ボタンを押して一時…
こちらの声が筒抜けになってしまっていた事に気づいていなかった。
其れはまるで、電話の向こうにいる相手に「こいつは自分のものだ」と
暗に示すような行為に他ならなかった。
三度目の行為が終わる頃には克哉の手首はうっすらと鬱血が
始まっていた為に…その拘束を解いていってやる。
しかし腕に残された赤黒い痕は、すでに彼の肌に刻まれていた。
恐らく数日は、残り続ける事だろう。
(俺は一体…何をやっている…?)
三度目の精を克哉の中に放って、全身を汗まみれにしていきながら…
ようやく少し冷静になれた頭で自問自答していく。
どうして自分は、こちらの提示した条件を守れなかった克哉の前に
姿を現してしまったのだろうか。
その事に心底疑問を覚えつつ、荒い呼吸を眼鏡は整えていった。
胸の中にドロリ、とした想いがいつの間にか宿っている。
それを一言で説明するのが難しく…何とも言えない閉塞感を、どうにか
少しでも晴らしたくて彼は…無我夢中で克哉を犯していった。
そうした事で肉体的にはすっきりして、多少は気が紛れた。
しかし…眼鏡は今、自分が抱いている感情の正体に気づく事を
無意識の内に恐れてしまっていた。
(この訳の判らない感情の正体は一体なんなんだ…?)
男は、背後から克哉の身体を掻き抱きながら、疑問を覚えていく。
昨晩…御堂に身体を許したもう一人の自分に対して、どうしようもない
苛立ちを覚えているのは何故なのか。
その答えに薄々と判っているが、其れは彼のプライドが許さなかった。
―自分がこんな冴えなくて情けない半身に、同じように恋をしてしまって
いた事など…この時点の眼鏡には認めがたい事だったから
だから無言のまま、暫く小休止をせいった。
すると…ベッドシーツの上に突いていたこちらの手に、克哉の手が
そっと重ねられていった。
「ありがとう…『俺』…。夢でも、オレの処に来てくれて…」
こちらを振り返りながら、克哉は泣きそうな眼差しでそう呟いていった。
その目を見て、眼鏡は何とも言えない心境に陥っていく。
(何故、こいつの目を見ていると…こんなに心が落ち着かなくなるんだ…?)
眼鏡は、何も言えずに克哉の瞳を真っすぐに見つめ返していった。
克哉はそんな彼を愛しげに見つめていく。
引力がその瞬間、二人の間に発生していく。
吸い寄せられるように顔を寄せていくと、克哉の唇にそっと重なり触れるだけの
口づけを交わしていった。
チリリ、と胸が焦げていくような気分だった。
何かに、心が浸食されていく。
だが…眼鏡は、言葉を失いながら…暫し、その口づけに応じていった。
「大好きだよ…『俺』…」
泣きながら、克哉はそう告げて…そうして意識を手放していった。
崩れるようにその肉体がシーツの上に突っ伏していった。
元々の体調の悪さも手伝ってか、ブレーカーが落ちるように克哉の意識も
閉ざされていく。
其れを見つめていきながら…眼鏡はそっと呟いていった。
「お前は一体、俺にとって何なのだ…?」
その問いの答えに、まだ彼は気づけないままだった。
そして意識を失った克哉にそっとキスを与えていくと…眼鏡は身支度を
整えて彼の傍から立ち去っていく。
―そして数時間後、克哉が目覚める頃には…その姿はまるで幻か
何かのように完全に消えてしまっていたのだった―
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プロフィール
HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
鬼畜眼鏡にハマり込みました。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
リンクは同ジャンルの方はフリーです。気軽に切り貼りどうぞ。
…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
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