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考えていたり、部屋を整理して心の整理をつけて過ごして
おりました。
ちょっと数日、音沙汰がなかった事はすみません。
けど結論言うと…それで色々と吹っ切れた部分あります。
ここ最近の自分、言いたいことを我慢して…能面みたいになって
しまっていたんですよ。
喜怒哀楽がなくなってしまっているというか、人と会話するのが
凄い苦手になってしまって上手くしゃべれなくなってしまっていたというか。
本当にそんな感じで。
結局はそれ…自分に自信失くしてしまっていたからなんですけど(苦笑)
ただ、何ていうのかな。
確かに本音を垂れ流しにすれば良い訳じゃない。
やっぱりある程度は建前というかオブラートに包んで伝えないと
周囲の人と摩擦起こしてしまうものだけど。
本心を隠しすぎて何も言わないでいるのも極端だったな~とちょっと
反省している今日この頃。
結局は自然体でいるのが一番良いんじゃないかな~って思った。
肩肘を張りすぎず、適度にリラックスしている方が自分にとっても
傍にいる人にとっても心地良い気がする。
何か最近の自分、意地を張りすぎてしまって…自然体で過ごすというのを
忘れてしまったな、と厳しい一件があったけどそれで気づけた気がします(トホホ)
とりあえずこの連休でちょっと気持ち切り替えられましたのでまたボチボチ
更新再開しますわ。
とりあえず目標は今月中に桜の回想終わらせます。
まったりペースになっててすみませんが、更新は今の自分で出来る範囲で
無理なくやっていきますです。はい(ペコリ)
今回の冬コミ、ちょっと絵が書き慣れている
前ジャンルの方での新刊で7~8年ぶりに漫画を描いてみることに
致しました。
友人に何人か告知して、発破掛ける為にゲスト原稿まで
頼んだからさあ逃げられないぞ!
今回のはリハビリなので、長く活動してて絵も書き慣れている
ものの方が良いだろうっていうのでこちらのジャンルに序盤に
6P程度のプロローグ部分だけ漫画で描くという形に
決めました。
本当は全部漫画で描いてみたいって気持ちありましたが、
これから会社忙しくなるし、久しぶりに漫画描くのにそんな高い
ハードル掲げたらまず挫折するな、というので妥当なラインから
挑戦してみることにしました。
んで昨日、6P分のネームをまず書いてみたんですが…
何か描いたら活動したばっかりの事を思い出しましたわ…。
香坂は同人暦は今年で丁度十年です。(前ジャンルの王レベは
八年やっております)
活動したばっかの頃は香坂…実は小説書きがメインではなく。
実は漫画&絵描きだったんだよ!!
…ん~と一番最初はペルソナ2と幻想水滸伝1&2を扱っていて
オリジナルのグッズをちょっと手がけているような感じで運営している
サークルでした。
ペーパーを発行したり、友人に相当手伝って貰ってどうにか活動
しているひよっこでした。
んで、手先は不器用で…漫画描きの癖に定規使っても線が真っ直ぐ引けないわ、
売り子は出来ないわ、トーン貼らせると原稿貫通するわ…紙を二つ折りさせれば
根本的に曲がっているわ…で、漫画と小説は書くけどそれ以外はな~んも出来ないって
感じのダメダメな子でした。
ん~周りが過保護で、こっちを完全に子ども扱いしていたので…ちょっとでも
危なっかしいことやそういう事はすぐ止めさせられて、おとなしく待っていなさいと
そんな感じだったんですよね(汗)
んで、やらせて貰えないからな~んも出来ないまま。
王レベで活動するまではそんな感じでした。
その時代はちょっとBLっぽい話を書いていたけどせいぜい抱き合うか
チューする程度のレベルだったし、健全なものだったり男女ものを書いていたり
そんな感じで、今みたく男同士のエロをがっつり! 何て執筆しませんでしたね。
何か高校時代の友人や従妹に手伝って貰っていたんですが…彼女達が
それ以上濃いのを書くと製本手伝ってくれそうにない空気だったので…
顔色伺いながら活動していましたね(苦笑)
けど王レベに出会って、自分の書きたいものを書きたいって想いが暴走して
そっから自分一人で製本するようになったり、漫画も一人で描けない上に
(何せ当時マジでワク線が自力で引けないっていう致命的な弱点あった)
右手腱鞘炎になったから本気で数年はまともに漫画描けなくなって。
それで小説の方をメインにしたら、そっちの方に客がついてしまったという
切ない経緯で小説書きになった訳ですが…(遠い目)
漫画描いていると十年前のダメダメすぎる自分の事が思い出されて
微妙に頭が痛くなるんですが。
久しぶりに漫画描きたいって思ったのって、私は元々絵描きでして。
アナログでも画材見ると、これ試してみたいってワクワクするし。
デジタルも独力ながらある程度は使えるようになった。
それに知り合いが漫画や絵を描いている時の話とか聞かされると…
オイラも試してみたい!! ってウズウズするんですよ。
自分は漫画描きより、小説書きの方がメインだし…他の人もそっちの
方を求めているって判っているんですが、一人でな~んも出来なかった
頃の事をちょっと乗り越えたいんですよ。
一人でも漫画描けるようになったよって。
人に頼ってばかりの頃の甘ったれな自分からは少しは変わったんだよって
自分に言い聞かせたいっていうか。
何かそんな動機からです。
多分別ジャンルの話ですし、このサイトを見ている大部分の人には
関係ない話だって承知の上なんですけどね。
私は絵がそんなに上手くないって自覚あります。
けど、絵を描くのが好きだから上手くなりたい。
そして出来ることをもっと増やしたい。
今回、漫画を描こうって決めたのはそんな気持ちからです。がお。
36話に伸びそうです。本当、このシリーズだけでどれだけ時間を
掛けているだって突っ込まれそうですが、それでも地道に
アップしてやっとゴール間際までこぎつけました。
香坂的に、澤村はノマルートの方で出て来て欲しかった!って
想いと、もうちょい掘り下げて描いて欲しかった…というのと、
友人の裏切りという出来事に対しての痛みとか、そういうのをキチンと
描いておきたかったという色んな思い入れから初めて、七月から
始めて完結まで四ヶ月ぐらい掛かっていますが、それでも
どうにかここまで来れました。
最近、週に2~4回程度の頻度になっておりますが、それでも
まったりペースで続けていくと思います。
次は書き欠けになっているバーニングか、太克の悲恋のどっちかを
年内中に終わらせたいです。
後二回、どうぞ付き合ってやって下さいませ(ペコリ)
桜の花が舞い散る中、自分という心が生まれる前のことを
探り始める克哉がメインの話です。後、鬼畜眼鏡Rではあまりに
澤村が不憫だったのでちょっと救済の為に執筆しました。
桜の回想 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32 33
彼の方の人格が消えたのとほぼ同時ぐらいだった。
ベッドの真っ白いシーツの上でぐったりと倒れ込んでいた。
しっかりと抱きしめられている。
こうして背後から抱きすくめられると背中を丸ごと包み込まれているような
安心感を覚えていく。
背後から御堂が手を伸ばして克哉の胸元にそっと運んでいく。
縁を口元に運んでいった。
するには十分であった。
大きくなっていく。
とんでもないと感じていた、その誘惑にグラリと心が傾きかけていく。
軽く喉で笑った気配を感じていく。
いきながら、言葉を紡いでいく。
いきながら呟いていく。
一度でも流されて頷いてしまったら現実に二度と戻れないぞ…!
本当に愛しくて大切な人だけを見つめてずっとそうして永遠に一緒にいられる…!
その幸せを手にしたらいけないのかよ…!
忠告すらもうるさく聞こえてしまっていた。
止めはしない。だが、御堂と二人きりで永遠に生きる選択をしたならば…お前は
友人と思っている存在たちに…本多や片桐さん、太一や…お前の両親やMGNに
いる藤田や川出やその同僚達にも二度と会えなくなるんだぞ…
一瞬にして現実へと意識が傾いていく。
構わないとさえ思っていた。
顔が鮮明に脳裏に浮かんで…涙さえ、滲んで来た。
騒いだりして過ごしているからこそ成り立っているものなのだ。
消えて、あっという間に冷静さを取り戻していく。
心はグラっと揺れていく。
まったく気づかなかった…)
事が判らなかったのだろう。
求め合う…それだけをしていれば良い世界。
こちらを抱いたり…そんな日々だけがいつまでも続いていく。だが…。
跳ねていくのが判った。
最初に感じた違和感が正しかった事を克哉は改めて実感していく。
切り捨てて二人だけの楽園を築くことなど間違っているんだ…)
ぐらいに強く抱きしめられていく。
御堂が不快そうにしているのが伝わってくる。
孝典さん。オレ達が生きている現実へ…」
その身体に己の痕跡を刻みつけていく。
及んで強情を張るとは…。まだお仕置きが必要なようだな…!」
ペニスに貫かれていった。
二人で生きたいと望むのはむしろ自然な事だろう。
預かっている限り、その願いはまず叶えられる事はない。
ものに変えていく。
そう遠くない内に飽きを生んでいくだろう。
いる時間は深くなり、より輝くのだ。
良いものになっていきそうだった。
御堂の方を向き直っていく。
駆け巡っていくようだった。
貴方以上に愛せる人なんて存在しない、ですから…!」
何よりの真実だからだ。
オレは貴方の傍を決して離れません。だから、現実を捨てて夢の世界に逃避
しようなんて…そんな考えを、捨てて下さい…!
散々言っていた。
無理矢理叩きつぶしたりする人じゃない。
稲妻に打たれたかのように激しい反応を示していった。
もう一人の俺があの一言を言ってくれなかったら、オレはきっと陥落してしまっていた…)
だが、それで良いと克哉は思っていた
靡いてしまっていたかも知れなかった。
かけがえのないものだと思っている。
生きるというのは歪んでいて病んでいる考えだと思うから。
フワリと水中から浮上するような感覚を覚えていった。
温もりを感じていきながら再び、意識を落としていった。
桜の回想の克哉側のクライマックスシーンを執筆して
いましたが…今週、会社の方がドタバタしているのでちょっと
余裕持って書く事にします。
もう少しお待ち下さいませ。
七人しかおらへん会社で、今週一人新型インフルエンザで
休んでおられる方がいるので、ちょっと皆でその穴を必死に
埋めている状態なのでヘロヘロ~です。
本当は18日中にアップしたかったですが今夜はダウンです。
19日の夜辺りにアップ出来れば、と思っております。
おやすみなさいませ(ペコリ)
ちょっと近況。
最近、語彙を少し増やそうとDSiのDSiウァアの「ちょっと文学全集20」を
ダウンロードして、合間にチョコチョコ読み進めております。
最近、シャーロック・ホームズシリーズ三作ぐらい読破した。
結構面白いですv
そして文章の言い回しとかが結構勉強になるので意識して覚えるようにして
表現方法を増やそうとしています。
後、フォトショップの使い方もある程度慣れたので漫画を7年ぶりぐらいに
描いてみたいかな~とか考え中です。
(元々、香坂は同人活動スタートした当初は絵描き&漫画描きでした。
一年ぐらいで右腕腱鞘炎になって、文章書きに転じてそのままになったけど)
右腕がやっと二時間ぐらい続けて描いても大丈夫な段階まで回復したから
これなら描けるかな~と思って、ちょっとデジタルでの原稿の作成の仕方も
勉強中です。
最近はこんな感じです。
では失礼しますね~。
2009年度 御堂誕生日祝い小説
(Mr.Rから渡された謎の鍵を使う空間に眼鏡と御堂の二人が
迷い込む話です。ちょっとファンタジーっぽい描写が出て来ます)
魔法の鍵 1 2 3 4
深海を思わせる部屋を二人は選んで、其処を使用することに決めていった。
深い海の底を歩いているような気分になっていく。
突っ込まなかったが…現実でこんな部屋を作ろうとすれば一体どれくらいの
費用が掛かるのかまともに考えるだけバカらしくなりそうな造りだった。
現実で再現しようとすれば莫大な金が掛かりそうだからな…」
方へと歩み寄り、その上に腰を降ろしていく。
ような柔らかさと暖かさがあった。
安眠出来そうな感じだ。
ベッドか。…実際に使ってみたのは今夜が初めてだが…意外に悪くないものだな。
スプリングが効いたベッドとはまた違った感覚で新鮮だ」
感触で良いものだな。癖になってしまいそうだ…」
いったので…克哉の心臓は小さく跳ねていった。
連れて来られてしまった訳だが…ジタバタした所ですぐに現実に戻れる訳ではない。
楽しむことにするか…)
大きな何らかの魚の影がユラリ、と揺らめいてヒレを蠢かしてゆったりと泳ぎ続けていく。
初めての事かも知れないな…」
浮かんでいるのに近い感触が得られる。
自然な形でフィットしていった。
包み込まれているような気分になっていく。
ような忙しさであったし。
強くなりすぎてなかなか寛ぐことが出来なかったかも知れない。
苦笑しながらその言葉に頷いていった。
こんな風に心の底から寛いで接しているのは初めてかも知れないな…」
繋がっているという。
その効能かも知れなかった。
目がいつもよりも柔らかくて、まるで別人みたいだ…」
少しだけ素直になっているのかもな…」
顔を寄せていくと唇にキスを落としていく。
体制にごく自然に変わっていく。
良いと思い始めていく。
目の当たりにして克哉の心の中には相手を愛しいという想いだけで満たされていく。
こうして触れ合いと望むのが自然だろう…? 今の私にとって、君だけが公私共に
パートナーであり…こうして抱き合いたいと望む存在なのだから…」
御堂の体に施し始めたのだった―
いう話題が出まして…それで何度も頭の中で思い浮かべて
いる内に頭の中で組みあがった人魚姫の話を聞かせたら、
「それ読んでみたい!」と言ってもらえたので今日から明日に
掛けてちょいとカタカタ打っておりました。
鬼畜眼鏡の話じゃなくて申し訳ないですが…香坂って子供の頃から
人魚姫のお話って凄い思い入れがあるんですよ。
子供の頃に、人魚が海の中で泳いでいる絵をずっと
飾り続けていたぐらいあの海の底に人魚達が住む風景って
凄く大好きで。
それで今から10年くらい前から頭の中に存在していた
自分のオリジナルの人魚姫のお話、ちょっとだけ書き出してみました。
興味ない方はスルーして下さいませ。
けど、ちょっと小さな頃に思い描いていた物語を書いて
楽しかったです。
興味ある方だけ目を通して頂ければと思います。
小さな王子様と、人魚姫の出会いのお話です。
最近、ちょっと運営スタイルを変更してどんな風に
変えていこうか考え中だったりします。
このブログ…最初は一日一話ってペースで話を書いて
いましたけれど…今は正直、2~3日で一話書くのが精一杯
の状態です。
一応香坂、大体一時間で4~5Pぐらいのスピードで書けるんですが
毎日書いていた頃は出勤する時間の一時間半~二時間前には起床して
それでやっていたんですよね。
クライマックスのシーンとか10Pぐらい掛かりますから…その時は
二時間ぐらい執筆時間確保して、それで早起きした勢いでガガガーと
書いていて、それを一年三ヶ月ぐらいは必死に続けていたんですが。
元々一日一話は、「三ヶ月で止める」つもりだったから始めただけで。
二年とか三年運営することを視野に入れているなら、これは短距離の
ペースでマラソンを続けているようなもんです。
毎日、40分から一時間以上執筆時間を確保して…そして携帯電話の
メール機能で10分間で400~500文字以上の速度で文章を打ち込んで
オフ原稿を作る。
…それがまあ、去年の香坂の毎日やっていたことで一日に2~3時間
以上は何かしら打ち込んでおりました。
今は平均、30分から1時間ちょい…と言った処です。
冷静に考えてみるとムチャクチャだよなおい! と自分で突っ込みたいっす。
多分、現時点での自分が無理しないで続けられるペースは一日に1時間~
一時間半程度。
今は早起きは一時間までにして、通勤時間にPOMERAで打ち込んで作成
していますが…POMERAだとパソコンで打ち込むのの70~80%程度の速度に
なっているので毎日「SS」なり「連載」を投下するには厳しい現状です。
けど、サービス精神があるので…出来る範囲で読み手を愉しませい想いも
あるんですよね。
んで、今考えている方向性は「絵」も組み合わせていくか…私の体験の中で
面白いネタになりそうな話を語っていくかっていうのを考え中なんですよ。
もしくは兄上が重度のゲーマーなので物心をついた時には香坂、ゲームに
触れ続けているんですよね。
兄上はゲームを購入しては、それをどういうユーザーにとってはオススメかというのを
紹介しているブログを運営しているので…うち、月に2~5本ぐらいは何かしらの
ソフトが増え続けている環境なんですよ。
それをちょこっと僕もたまにやらせてもらうか。
20~30分程度で書けそうな分量で続けていく、というかそういう方向性で
ちょっと色々考え続けてはいます。
何か実際、公開していないだけで絵は結構描いている奴なので。
後は、ちょっとフォトショップの練習の為に漫画を少しそれで描いて
みようかなというのも検討中。
組み合わせて、今の自分にとって無理なく出来そうなことって何かな~と
ちょっと探しています。
今の自分には「物語」は週に3~4本書くのが精一杯ですわ。
自分の限界を理解した上で、「何か」を考えてみますね。
ではでは…。
桜の花が舞い散る中、自分という心が生まれる前のことを
探り始める克哉がメインの話です。後、鬼畜眼鏡Rではあまりに
澤村が不憫だったのでちょっと救済の為に執筆しました。
この話は渾身の力を込めて書いたので間が空いてすみません。
とりあえず、これが現段階での香坂の目一杯です。
桜の回想 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32
衝動的に口にしていく。
消えると思ったのだろう。
途切れなかったんだろうな…)
裏側の事情を打ち明けたことに納得がいった。
レベルではなかった。
姿へと変わっていく。
進学してくれなかったんだよ! 遠くの学校に行くなんて、どうして…!」
と言われて…少し迷っていたから、澤村に自分は相談した事があった。
どうしようかって迷っているんだ…
頭の中で組み上がって一つの回答を導き出していく。
場所だった。そんな場所に…君は当然のように進学すると口にして
『自分が落ちる可能性』なんてこれっぽっちも考えていなかった!
それがどれだけ…僕にとっては悔しくて辛い事だったのか、君は
考えた事もなかったんだろう!」
それで良かったのに…! 君は自らの意志で僕が追いかける事が出来ない
場所に行こうとしていた。だから、僕は…僕は…!」
いつの間にか澱んでしまった想い。
消えていくのを感じていった。
親友を追いつめる事になるなんて考えもしなかった。
大切だったと、そう思っていた頃の自分の感情が蘇っていく。
歯がゆかったけれど…それでも僕にとって、君は…憧れだったんだ…。
一緒に…いたかったんだよ…」
消えていくのを感じていく。
歩めていたかも知れなかった。
受け取ってしまったり、ささいなすれ違いが重なって決別をしてしまう事がある。
気持ちと…お前と一緒にいたいという願いが、交差してな…」
平行線が再び交わった瞬間だった。
進学するのは止めようと、そう思って…お前に真っ先に、相談したんだ…」
そっちに進学したじゃないか!」
いじめを食らうようになって…心が決まったんだ。それでも…卒業式の日までは、
お前とだけは別れるのは寂しいと…それだけが唯一の心残りだった」
しまっていたんだ…」
進学して欲しくないと己の本心を訴えるか、もしくは彼と同じ学校に進学する
為に死ぬもの狂いで勉強をするかどちらかをするべきだったのだ。
するような行動しか取らなかった。
選択してしまっていたのだ。
長い年月が過ぎて、やっと判るなんてどれだけ皮肉なんだ…)
キッカケで壊れてしまう関係があるのだろうか。
関係が存在するのだろうか。
想いをキチンと伝える事が出来ていたならば澤村紀次は必死になって努力して
彼に追いつこうと努力するか、もしくは他の学校に進学しようとする克哉を
説得していたかも知れない。
ではなく、必死になって努力して親友に追いついていればこんなにも長い期間…
自分たちは離れて生きずに済んだのかも知れなかった。
日常の中に紛れていた
僕は…僕はあんな事、しなかったのに…」
俺の犯した罪、だったのかもな…」
もう一つの罪状を察していく。
しようという努力を怠っていた。
歪みを生み出してしまうのだ。
「自分が思っているように」感じているのか疑う心を持つようにすることが
一番良いバランスなのかも知れない。
ずっと親友のままでいられたのかも知れない。
もう一人の自分と、その周囲にいる人間たちの事だった。
敵意から始まっていた。
マイナスのベクトルにあった感情をプラスのものへと転じて、そして今となっては
絆と呼べるものすらその相手と築いていった。
今と違う結果が生まれていたかもな…」
僕には余計に不安だったのかも知れないね…」
接していただろうか。
問題点も見えてくる。
折れて相手に合わせる事が多くなかっただろうか?
ばかりではなかっただろうか?
笑顔を浮かべて接している。
気づいていった。
色んな真実が判ってくる。
抱きついて謝罪していく。
演技だとはとても思えなかった。
抱きしめ返していった。
俺は…お前を決して忘れない。だから…もう、前に進め…紀次…」
解き放つ為にそう告げていった。
輪郭を失っていった。
どうして消えちゃうんだよ! いなくならないでよ克哉君! 僕には君が
必要なんだ! もう一度…僕は君との関係をやり直したいんだ! 親友として…
君の傍にいたいんだよ!」
澤村と和解することが出来たならきっと自分はこの手を取っていただろう。
人格を表に出して生きていくしかない。
あいつであり…俺ではない。俺が生きることを選択すれば悲しませることに
なるから…だから、俺はこのまま静かに消え去ろうと思う…)
人間ならば、眼鏡にとっても彼は大切な人なのだ。
あの二人を不幸にしたくなかった。
彼の正直な気持ちだったのだ。
ゆっくりと光の中へと溶けていった。
己を省みて…そして変えていこうとまではなかなか思えないものだ。
静かに消えていった。
※本日は香坂のちょっとした近況報告&心境の変化を
記してあります。
興味ない方はスルー出来るように折りたたんであるので
見てやっても良いという方だけ読んでやって下さい。
ちなみに本日は休みで、一年ぶりぐらいに大掛かりな
部屋の大掃除やっていました。
携帯電話を変えました。
主軸はそれにちなんだ話題です。あしらかず。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
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10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
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…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。