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鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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 約、2年ぶりにコミケ当選しました! やったー!
 2008年12月以降…いつも友人にチケットは手配してもらっていたので
一般列に並ぶ事なく入れてましたけど…やっぱり、自分のスペースで
本を出したい! って気持ちはあったからマジで嬉しい!
 
…と、気持ちのテンションは高くなっておりますが…現在、女の子の日の為に
身体がついていかず(トホホ)
 ボチボチ更新したい、と思っても身体が連日ダルくて調子が出ません。
 何か先月辺りから、ちょっとその辺の調子がおかしいかも…。
 一回、婦人科で見て貰った方が良いかなぁ…。

 まあ、明日には終わっていて徐々に本調子にはなっていくと思うので
それから本腰入れて連載に取り掛かっていきますわ。
 無理せず、ボチボチ…それが今の自分のペースなので。
 冷静に考えてみると、自分が同人活動を始めて12年が経過している訳で。
 それだけ長い期間やっていれば、波が出るのも当然やと思う。
(鬼畜眼鏡ではそろそろ3年半前後活動している訳だし)

 今は職場に大部分のエネルギーを費やされている時期なので…以前に
比べれば、まったりペースになってしまっているけれど。
 自分なりの速度で、続けていく事に意義はあると思う。
 やれそうな内はサイトも、同人活動も続けていきます。

 気長に、良ければ付き合ってやって下さいませ。ではでは~。
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 夏コミの当落結果が出る頃ですね。
 何て言うか、4回連続で落ちているのでいい加減
今回ぐらいは受かっていて欲しいものです(汗)

 コミックシティ―にたまに参加したりしていたけど、
やっぱりコミケでちゃんと出たいですよ。
 何か鬼畜眼鏡で活動してから…コミケで自分のサークルで
出た事って一回しか実はないんですけどねぇ。
 人に委託させて貰う形で参加するのは、金銭を扱う責任を
相手に掛けちゃう訳だから…出来れば、自分のサークルで
堂々と出たいです。

 …夏コミ落ちていたら、夏のインテか10月のイベント辺りに
出る事も検討中です。
 受かっていたら、ちょっとペルソナ2の本とか10年ぶりに
無料配布とかでも良いから出したいかなとか考え中…。

 ちなみにやっと終盤に差し掛かって、淳が仲間になったよ。
 一時は達哉×淳にメチャクチャハマったりしていたものですが…
10年以上経って改めて見ても、やっぱりこの二人の掛けあいコマンドとか
全体的な台詞がおかしいんですが…(笑)

 王レベの方も最近は人のサークルに置いて貰うのが当然に
なってその辺で甘えきってしまっていたので…そっちも無料配布って
形でこっそり置こうかなって考え中。
 受かっていた場合は、鬼畜眼鏡も含めて新刊三冊…?
(スペースは鬼畜眼鏡で取っているんだからそりゃ当然です!)
 うん、頑張ります。
 その場合は6月から少しずつ準備した方が無難ですね…(汗)
 …我が家の食堂が猫の一家に占拠されてから、
すでに十日程経過しました。
 …おかげで、食堂が猫臭いです。
 とりあえず一時、あんまり帰って来なくなったうちの猫も、
家の各署にある仕切りや扉を上手く使って、猫の一家と
あまり顔を合わせないように配慮して、もう一つ出入り口を
別に作ったらどうにかチラホラ帰って来るようになりました。

 しかしこの家庭内別居のような状況は如何なものか(汗)

 元々、うちの猫もこの猫の一家の母親が産んだ兄弟なのになぁ。
 どうも調べてみたら…猫って一緒に育った兄弟でさえも
数カ月会わないでいたら忘れるらしいので、生まれが一年違ったら
兄弟と認識しないのも仕方ないかも知れない。
 今回の子猫は、三毛猫っぽい柄のが二匹。
 茶色と灰色っぽい縞模様の子が二匹という割合で…オスメス比率は、
どうもメス三匹、オス一匹の模様。
 んで、これが子猫の画像っす。

 縞模様の子(片方がオスです)

 

 これが三毛猫っぽい子たちの方。

 

 何て言うか、十日前に来たばっかりの頃はもうちょい小さかったのに
あっという間に一回り大きくなってしまいました。
 子猫の可愛い盛りって、あっという間に終わるもんなんだな…と
思うとちょっと残念なんですけどね。

 ちなみに縞猫達の方はユー子とユー太、
三毛猫二匹の方はチ―子とミー子になりました。
 …気づいたら、母が勝手につけているんですが。

 しかし父の方は縞猫の方は、コトラ(♀)とトラオ(♂)とか
つけているので、猫達混乱するだろうって内心ツッコミ
しております…。

 まあ、去年からのパターンで行くと…母親が子供の元から、
「もう一人前になったんだから良いでしょ!」とつきっきりじゃなくなるのは
恐らく8月から9月に掛けて…と行った頃なので、その頃に4匹の中で
残る子は、家にそのまま居つく可能性はあるな…と。
 ただ、今年はもう仕方ないけど…来年も子供を産まれて、それ以前に
産んだ子を追い出すような真似をされるのは困るので…母親猫をどうにか
捕まえて不妊手術するか、猫用の出入り口を新しく作って…専用の首輪を
つけている猫だけしか家の中に入って来れないようにするかを検討中。

   本能のままに猫を増やされたら面倒見切れなくなってしまうので、
対策はそろそろ講じないといけない頃ですからね。
 子猫達の中で、うちに居ついた子に関しては時期を見て不妊手術をするのも
考えに入れています。
 …猫は可愛いけど、責任負うっていうのもなかなか大変です。
 可愛いだけじゃ、生き物を飼えないっていうのは本当ですね。はふ…。




 
※この話は記憶を一部欠落した状態で生活している設定の
ノマと、真実を隠している眼鏡と閉ざされた空間で生きると
いう内容のものです。
 一部ダークな展開や描写を含むのでご了承下さいませ。

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―あの頃の克哉は、すでに看病疲れとかそういう域に精神が達していたのだろう

 真面目で、他者の事を優先して考えてしまう優しい性格の人間程…
そういう場合、追い詰められてしまうのだ。
 人の事を素直に恨める性格をしていたら。
 本多にとって大切な友人だから、と理性を働かせず…松浦を憎む事が
出来ていたら、もしかしたら…ここまで追い詰められなかったかも知れない。
 胸の中にそのせいで嫌な感情が、吐き出す場所を失ってドロドロと色濃く
息づいてしまっていた。
 そして最も、最悪の形でその負の感情は堰を切って表に出ようとしてしまった。

(ゴメンね…出来るだけ、苦しませないようにするから…。オレ、も…
すぐに後を追うから…許して…。もう、生きている事にも…待つ事にも…
心底、疲れてしまったから…)

 凍りついた冷たい目をして、果物ナイフを右手に持ってゆっくりと本多の
元に歩み寄っていく克哉の姿は尋常ではなかった。
 コツコツ、と靴音が静寂に支配された病室内に響き渡っていく。
 刀身が微かに差し込む月光に照らされて妖しく輝いて…そして克哉は
凶器を振りおろそうとしていった。

「ゴメン…本多…!」

 そして、そのナイフをそう告げながら喉元に目掛けて振りおろそうとした。

『止めろ!』

 瞬間、もう一人の自分の声が頭の中に鮮明に響いていった。
 その声が…ギリギリの処で、克哉を押しとどめていく。
 
「あっ…あぁ…」

 それが、寸での処で克哉の手を止めていった。
 そして…とっさに、自分の左で無理に振りおろしていった刃を
受けて…本多を庇っていった。
 ポタポタ、と本多の胸元を己の血で汚していってしまう。
 けど…その痛みで、克哉は正気を取り戻した。

「オレ、は…何て、事を…。この手で、本多を…自分の恋人を…殺して
しまおうと…する、なんて…」

 そしてたった今、自分がやろうとした事に対して戦慄すら覚えた。
 長期間、身内の介護をする事になったケースの場合…克哉のように
時に介護者の方が追い詰められて凶行に及んでしまう場合は決して
珍しい事ではない。
 真面目な人間程、周囲に対して愚痴を余り零さない良い人と形容
出来る人程…その悲劇が起こってしまう可能性がある。
 適度に周りの人間に甘えて、感情を吐露して整理していく事は…
苦しい時こそ、必要なものなのだ。
 狭すぎる人間関係というのはそういう危うさを持っている事を…
克哉は、知らなかった。
 だから…このような事態を招くまで自分を追い詰めてしまっていた事を…
彼は自覚していなかった。

「…本多、ゴメン…。こんな、オレが…本多の傍にいる資格なんて…
もう、ないよな…。お前をこんな状態にしたキッカケを作った挙句に…
今、一緒に心中に巻き込もうとしたオレなんかが…いて、良い訳ないよな…」

 そしてポロポロと、涙が溢れてくる。
 久しぶりに克哉はこの日、泣いていた。
 日常を変わらず送る事で周囲に心配を掛けまいとしていたから…一人で
ずっとこっそりと後悔に苛まれながら涙を流して耐え続けていた。 
 ギリギリの処で恋人への思いが、克哉に最大の過ちを犯させる事を
止めさせていった。
 だが…克哉は、一瞬でも本気で恋人を殺そうとしてしまった己を恥じた。
 
(離れなきゃ…本多から…もう、オレなんかが傍にいちゃいけない…)

 そして追い詰められた克哉はとっさに、病室を飛び出して…屋上に
向かい始めた。
 本多を守りたいという想いと…楽になりたい、と願う気持ちが…今度は心中
という形ではなく、自殺という形になって表に出ようとしていた。
 本当はこの時、克哉の言葉を本多は聞こえていた。
 そして涙をうっすらと浮かべて…意思表示をしていたのだ。
 言葉という手段で、想いを伝えられなくても…意識を失っていても、
本多はずっと傍らにいる人間達の声は聞こえていたのだ。
 其れを返す事すら出来ない己を、どれだけ悔しくて歯がゆく思っていたのか…
克哉は、気づく事が出来なかった。

―行くな克哉! お前が死んだら…俺は…!

 本多は訴えていた。
 けど…克哉にその必死の叫びは届かなかった。
 溢れんばかりの涙が、その日…本多の目元を伝っていた。
 だがその頃には…克哉は、すでに屋上に辿り着いてしまって…フェンスの
向こうに飛び越えようとしていたのだった。
 落下防止の為に、フェンスはかなり高く設定されていた。
 だが、無理をすれば…多少変形をさせてしまう恐れもあるが、どうにか
よじ登って目的を果たす事が出来そうだった。

―誰か誰か…克哉を助けてくれ! 俺を待っている事で…そんな風に追い詰められて
しまうなら…俺の事なんて、忘れてしまって良い…! 誰か克哉を助けてやってくれ!
あいつが死ぬぐらいなら…どうか、自由に…!

 そして、本多は祈った。
 心から、自分の事よりもただ克哉の事だけを案じて、思い遣った。
 その瞬間…克哉の元に、眼鏡を掛けたもう一人の自分が立っていて…背後から、
克哉の腕を強い力で掴んでいった。

「えっ…?」

 突然、現れた人の気配に克哉は驚きを失っていく。
 しかし戸惑うよりも先に…気づけば、抱きしめられていた。
 その時の…もう一人の自分の顔は見えなかった。
 …だが、眼鏡は…本多の声にならぬ声に呼応して…現れたのだ。

―克哉を守ってやってくれ…

 二年前に…本多が昏睡状態に陥る直前に交わした約束を守るために…。
 どれだけ見て見ぬ振りをしても…佐伯克哉にとって愛しい人間の必死の願いを…
もう一人の克哉が、無視をする事は出来なかったし…このまま見過ごせば、
彼の命もまた…克哉と共に終わるのだから…。

「バカが…こんなに追い詰められるまで…どうして一人で抱え続けた…」

「…どうして、『俺』が…?」

「…お前が自殺なんて、馬鹿な真似をしようとするからだ…。お前が死ねば、
俺も巻き添えを食って一緒に死ぬ事になるからな…。黙っておける訳が
ないだろう…」

「あっ…」

 その時になって、克哉はようやく…自分は一人じゃなかった事に
気づいていった。
 Mr.Rから銀縁眼鏡を貰った当初は認めたくなかったし恐れすら抱いていた。
 けれどこうして抱きしめて貰う事で…初めて、もう一人の自分に抱き締めてもらう事で…
自殺するという事は、彼をも巻き込んでしまうのだという事実に思いいたっていった。

「ごめん、な…」

 それに対して本当に申し訳ないと思って…子供のように克哉は
眼鏡の胸の中で泣きじゃくっていった。
 其れはあまりに弱々しい姿で…見ているだけで、妙に保護欲のようなものを
掻き立てられていった。
 その瞬間に…眼鏡の中に、一つの感情が宿ってしまった事など…きっと
克哉は気づかなかったのだろう。
 ようやく、克哉は人前で泣けた。
 その涙は留まる処を知らなかった。
 そうしている間に…頭の中がグチャグチャになってまともに考える事など
出来なくなった。

 屋上に冷たい夜風が吹きこんでいく中…二人はそうやって抱きあい続けた。
 そうしている内に…何故か、Rの声が鮮明に聞こえていった。

『疲弊して今にも擦り切れそうな貴方の心の再生の機会を与えて差し上げましょう…。
貴方の恋人の本多様は、強く望まれましたから…。自分を忘れてでも良いから、
生きる気力をどうぞ克哉さんに取り戻して欲しいと…。その要望に答えて…ささやかなる
世界を一時、貴方に与えましょう。其れは…やり直す為の、ゆりかごのような世界…。
本多様の思いで満たされた、優しい世界に…貴方を誘いましょう…』

「えっ…?」

 唐突に、克哉は現実から切り離された。
 もう一人の自分の腕の中にいた状態で…急速に、思考が停止していく。
 何も考えらなくなっていく。
 自分の記憶が、奪われていくのを自覚しても…抗う事すら、出来なかった。
 そして…克哉は、恨みも憎しみも一時全てを忘れたのだ。

 ―自分が再生して欲しいと強く願った本多が生み出した世界に招かれる事で…

 それが、忘却の彼方に克哉が知った…真実だった。
 そしてこの世界に来るまでに至る経緯を全て思い出した時…克哉は
現実に戻り、遠くで潮騒の音を微かに聞いていったのだった―


 今回は、香坂の日常。
 つか、兄貴関連の話題っす。

 香坂の兄は、カレーとチョコレート、後ゲーム関連の
マニアでチョコチョコ、カレーとチョコレートに関しては
新商品を買って来た際に味見させて貰っている。

 この間買って来たので珍しいと思ったのがメープルとクルミを
使用したホワイトチョコレート。
 何ていうかメープルだけなら美味しいんだけど、クルミが
入ってしまったおかげで微妙な感じだった。
 まあチロルのきなこ餅の存在を教えて貰ったのも兄貴だったし、
たまには新しい味覚を開拓する上で助かっている訳ですが…。

 何でカレーチョコレートなんて買ってくるかなぁぁぁ!!

 …何か最近、横須賀海軍カレー本舗っていう場所にチョコチョコ
足を運んでいるんですが、そこで4枚セットで買ってきたんですわ、
この微妙な味わいの商品を(汗)

 フラリと兄貴の部屋に立ち寄った時におすそわけをされたんですが、
少し食べたら、うん…一度食べたら良いかなって味でした。
 ホワイトチョコレートにスパイシーな風味と、ナツメグの風味が混ざって…
ついでにちょっとニッキに似た味も感じて…私的には微妙でした。
 一枚だけ買ってくるなら判るんやけど、何故4枚セットで買ってくる!

 そしてそれから一月後…今回はカレーキャラメル買って来やがった。
 値下がり処分価格になってきたから、と言っていて一つ渡されたので
食べてみたんですが…。

 チョコレートよりはマシだけど、そもそもカレー風味はキャラメルに合わんだろ

 というのが率直な感想。
 確かに横須賀の名物は海軍カレーだよ。
 町のあちこちで海軍カレーのレトルトパックが売っているし、
地元の人間には馴染みのある味だよ。
 …しかし、幾らカレーが名物だからって甘いお菓子系で開発をせんでも
良いじゃないか。
 
 後、海軍カレー本舗にはカレーソフトクリームなるものも売っています。
 兄貴いわく、これは案外美味しいとの事なんですが、ちょっと悪ノリ
しすぎてないか? とちょっとツッコミたかった。

 しかし4枚のカレーチョコ、後一枚で片付くらしいんですが…兄上、
妹は絶対、それを食べるのもう手伝わないからね(ニッコリ)

…まあ、こういう話のネタになる事をやらかしてくれている兄貴が
傍にいるおかげで、ちょっと厳しい環境にいても毎日シリアスにならずに
どうにかやり過ごせているので、その点は感謝しているんだけどね…(ボソ)
 忘却の彼方に、かなりゆっくりの更新スピードで
進行していましたが…全40話で、完結します。
 とりあえず終了まですでにカウントダウン状態に
なりましたので軽く報告しておきます。

 この作品や、過去に書いた作品の中には…共通した
テーマが存在します。
 一つは、どれだけ愛し合っていてもお互いを殺すとか、片方が
自殺するぐらい追い詰められたり、傷つけあうようになったら別れて
新しい道を探した方が良いっていう考えです。
 愛しているが故に、人は時に傷つけあう事があります。
 同時に、相手に対して独占欲を覚えて…周囲を見回す余裕を
失って…社会性を失ってしまう場合もあります。

 私は正直、そういう恋愛はダメだと思う。
 ストーカーして、相手が自分のものにならないから傷つけたり
殺そうとしたりする人間なんて、人を愛しているんじゃなくて…
自分の嫉妬心を抑える事も出来ないだけだろ、と思うし。
 自分と、相手の力で生計を立てて…周囲の、その友人達と
関わっている人達とも上手くやっていく。
 そのバランス感覚を持たないで、恋愛感情だけで突き進もうとする
恋愛は…社会性を失っている場合は、必ず破たんが来るという
考えを持っています。

 友達も、仕事も、環境も…その人が持っている弱さも丸ごと
受け入れる。
 そういう覚悟のない恋愛は、壊れる。
 良い面だけを求めて、マイナス面を否定している内もまた…
上手くいかないだろうな、と思う。
 一人の人間と付き合うという事は、恋人という形であれ…友人という
形であれ、良い面と悪い面の両方を受容しなきゃ上手くイカンと思う。
 その人の友達や、家族もひっくるめて受け入れる。
 恋愛事態は二人だけで完結出来ても、長い時間一緒にいる場合は…
周りの関係者も受け入れないといけない。
 結局、忘却の彼方で言いたいテーマの一つはその辺です。
 もう一つ言いたいテーマは、ラストにちゃんと出しますね。
 
 良い面だけの人間も、悪い面だけの人間もおらへんのだから。
 …何か上手く言葉に出来ないけど、私は恋愛に対してはそういう
考えを持っています。
 理想よりも、現実を見据えないとアカンなっていうのかな。
 そういう考えで作品書いているので…時に、説教臭い部分もあると
思いますが…良ければ、最後まで付き合ってやって下さいませ。
 頑張って、完結まで書きますので…(ペコリ)
※この話は記憶を一部欠落した状態で生活している設定の
ノマと、真実を隠している眼鏡と閉ざされた空間で生きると
いう内容のものです。
 一部ダークな展開や描写を含むのでご了承下さいませ。

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 ―その時の克哉は、精神的にすでに静かに追い詰められていた

 元々、人に深く関わろうとしない性格だった。
 唯一甘えられる、本音を吐き出して寄りかかる事が出来る存在は
恋人である本多ぐらいだった。
 けれど…二年間、克哉は誰にも甘えたりも、愚痴も吐き出す事もせず
自分一人で抱えて、貯め込んでいた。
 それでも同じ職場の人間達や、たまに連絡してくる実家の家族達に
心配を掛けまいと…今までと変わらないように努めて過ごすようにしていた。

―だから水面下で、静かに狂気が育まれてしまっていたのだ

 …本多の病室に、他の人間がいて…恋人に触れたり、キスをしている
人物がいる事実を知った時、克哉の心の中に一気に闇が広がっていった。

『本多…お前はまだ、目覚めないのか…?』

 その声を聞くのは二年ぶりだった。
 其れで認めたくないが…克哉は暗闇の中で本多の傍に立っている人物が
松浦である事を確信していった。
 胸の奥がドクンドクン…と荒く脈動しているのが判る。
 今すぐにでも飛びかかって、殴りつけたい気分だった。 
 むしろ殺してやりたいぐらいだった。

(オレの本多に…松浦が、勝手に…!)

 強烈な独占欲が広がっていく。
 きっと部屋に入って声を掛けたら…自分は松浦を本当に殺しかねないぐらいに
凶暴な感情が溢れてくるようだった。

『…お前が目覚めてくれない限り、俺はあの日の罪を償いようがない…。
お願いだから、早く目覚めてくれ…。お前にちゃんと、謝らせてくれ…。
お前の大事な人間を嫉妬に駆られて殺そうとした…あの日の俺の、
愚か過ぎる罪を…許してくれとは、決して言えないけどな…』

「えっ…?」

 病室は暗かったから、そう告げた松浦の表情を見る事は出来なかった。
 けれどその声音はどこまでも悲痛で、あの日の事を悔いている事だけは
切実に伝わって来た。
 其れで、克哉は一瞬放心仕掛ける。
 自分を殺そうとして、そして本多を二年間も植物人間状態に追い込んだ
元凶であり…憎いだけの存在だった。
 だが、その男の後悔の言葉を聞いて…辛うじて克哉は病室に
飛び込んでいくのを抑えていく。
 とっさに病室から離れて、男子トイレに飛び込んで…自分の腕に爪を
立てて痛みで…凶暴な感情を無理やり抑え込んでいった。

「くっ…うううううっ!」

 克哉は、苦しくてもその感情を無理やり抑え込もうとした。
 けれど胸の中にドロドロドロドロ…と嫌な感情が広がっていく。
 二年という月日の中では知らない内に育まれてしまっていた負の
感情が…堰を切ったように溢れだして、どうしても収まってくれない。

「ふっ…ううううっ…あ、う…!」

 そして感情を抑えるために、克哉は泣き続けた。
 涙が溢れて、止まらなかった。
 この狂気の感情を少しでも鎮めるために…冷却水になってくれる事を
願いながら克哉はともかく己の身体に爪を立てて痛みを与える事で
その衝動をやり過ごそうとした。

(ダメだ…どれだけ憎くても…松浦は本多にとって、大切な友達なんだ…!
だから感情的になって傷つけたり、殺そうとしたり…そういう真似を決して
してはいけないんだ…!)

 自分も同じ感情を抱いた。
 あの日の松浦は、自分の鏡のような存在でもあった。
 けれど彼がその衝動にしたがった末に…本多は、自分を庇って凶刃に
倒れて…二年間目覚めない事態を招いてしまった。
 だから、同じ真似は決してしてはいけないと理性をギリギリの処で
働かせた。
 そして涙が止まる頃…どうにか、松浦に対しての殺意や凶暴な
感情だけは抑制する事に成功した。
 その頃には、どれぐらいの時間が過ぎているのか時間感覚もすでに
判らなくなってしまっていた。
 その頃にふと、克哉は暗い感情に支配されてしまった。

(本多が目覚めるまで…後、どれぐらい待てば良いのかな…?)

 殺意は、押さえこめた。
 代わりに…疲弊しきった心が静かに浮かび上がっていく。

(オレはいつまで…待てば良いのかな…? あの日、オレがあんな罠に簡単に
引っかからなければ…せめて本多からの電話に気づいてさえいれば…
あんな事態にならなかったのに…。松浦だけが悪いんじゃない。あの日の
事はオレにだって非があるんだ…)

 加害者である松浦を理性で、憎む事を止めた反動に…自分自身を
責める気持ちが一気に生まれていく。
 それの侵食速度は信じられないぐらいだった。
 自分を許せなくなり…生きている事すら、許せなくなっていく。

「本多、ゴメン…こんなオレが、恋人のせいで…こんなに長い時間…
昏睡状態にしてしまって、ゴメンな…」

 せめて、本多以外に本音を吐き出せる人間がいれば。
 この感情を誰かに聞いて貰えればせめてここまで克哉は
追い詰められずに済んでいたのかも知れない。
 けれどもう…二年間、耐え続けた心は嫉妬と事故を責める心で
ギリギリの状態を迎えてしまっていた。
 そして克哉はついに…異常な笑い声を挙げてしまっていた。

「あひゃはははひゃ…はひゃひゃあっ…」

 尋常じゃない、笑い方だった。
 その笑いを堪えようとしたが、留まってくれなかった。
 助けて欲しいと、この状況を終わらせたいという気持ちが恐ろしい
勢いで広がって、克哉の理性を飲みこんでいく。

「…オレ、なんて…生きている価値ないんだ…。それに、本多に…オレが
いない間に勝手に触れている奴がいるのも許せない…。それに、本多だって
話す事も身体も動かすことも出来ない状態で生かされ続けているの…
辛いよね…? なら、もう…終わりにしたって、良い、よな…?」

 そして、克哉は一時…己の闇に、狂気に支配される。
 前向きな考えではなく、限りなく後ろ向きで死に向かっていくような
思考回路が…追い詰められた果てに、顔を覗かせていった。
 人間は感情をストレートに出さず、理性で押しとどめる事で…その反動で
間違った考えに支配される事がある。
 松浦を憎いなら、憎めば良かったのだ。
 殺すまでいかなくても、その怒りや憎しみの感情をせめて松浦に向かって
吐き出していれば…もしくは、其れを別の方法で表に出す事さえ
出来ていれば、また結果は違っていただろう。
 だが、もうこの時の克哉は限界だった。

「もう、終わりにしよう…良いよね、本多…。オレ、もう疲れたよ…
全てから、解放されたい…。こんな嫌な感情とも、現実とも…」

 そして克哉は幽鬼のような足取りで、病室に向かっていく。
 その右手には…己のカバンの中に入っていた、本多のお見舞い用の果物を
カットする為に持参してあった…果物ナイフが不気味に輝いていたのだった―
 今週の月曜日、猫の一家が我が家の食堂を
占拠したのと入れ違いに…この一年可愛がっていた猫が
帰って来なくなったので大丈夫かな、と不安がっていたら
無事に戻って来ました。

 昨晩は久しぶりに両親と同じベッドで眠っておりました。

 …この子、アカチャンって名前なんですが現在とっても
受難の日々を送っております。
 猫の一家の母親は、この子のママでもありまして。
 4匹の子猫は父親違いの兄弟に当たる訳です。

 んで、母親猫には2匹ばかり父親候補と思われるオスの
ノラ猫がひっついておりまして。
 その猫達に隙あらばケンカを吹っかけられて、追いまわされる
日々を送っております。
 家の中にいても人間がいない時は襲われる始末(苦笑)

 とりあえず気を抜くと家の周りをオス猫達がグルグルしているので
家族で定期的に家の周りを見回って、その2匹がいた時は追っ払うと
やって数日、やっと戻って来たんだけど。
 今年二月に亡くなったミ―がいた時は、こんな事はなかったんですが
それによって猫の世界の仕組みがちょっと判ったんですね。

 猫の世界では、縄張り内にいるメスが一番強いらしく…そのメスに
選ばれたオスが優先順位が高いみたいです。
 ミ―がいた頃は、アカチャンは辛うじている事を許されていたので
その心配はなかったんだけど、今はミーがいなくなったのでその
母親猫のトラが一番優位のメスに変わってしまっていて。
 
 今回の子猫達は明らかにメス猫が2匹以上いるので…特に
警戒して、母親猫は子猫達に近づけまいとしている訳なんですよ。
 親父いわく、猫の兄弟がいつまでも一緒にいるっていうのは自然に
反しているから仕方ないって言っていましたけどね。
 
 そんな訳で今、うちの子と認定している唯一の猫はなかなか厳しい
苦境に立たされています。
 人間がいなくなると、安全地帯だった筈の家が危険区域に変わるって
環境にめげないで欲しいんだけど…。

 とりあえず現在、朝と夕方に一日3~4回ぐらい家の周りを巡回して
他のオス猫が張っていないか確認して回っている日々です。
 …ノラに戻ってやっていける子なら心配しないけど、甘ったれだから
うちの猫になった奴なので出来るだけ守ろうと思います。

 …何か気分はいじめられっ子の親になったような感じです。
 他のオス猫のいじめになんて負けるなよ~!
 と言いながら、6日ぶりにアカチャンを撫でました。
 やっぱり猫をなでなですると癒されます…。
 今、猫は沢山家の中を出入りしている割にその内、撫でる事が
出来るのはこの子ぐらいなので守りたいと思います…。

 しかし他の猫よ、餌食べているのならもう少し懐けよな…(ボソ)
※この話は記憶を一部欠落した状態で生活している設定の
ノマと、真実を隠している眼鏡と閉ざされた空間で生きると
いう内容のものです。
 一部ダークな展開や描写を含むのでご了承下さいませ。

忘却の彼方に                         10 11  12 13   14 15
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 ―それから二年間は本多がいない、という事を覗けば
ほぼ平穏無事に過ぎていた

 だが、日常の喪失は二年という年月を経て少しずつ克哉の心に
ダメージを与えていた。
 本多は確かに命は助かった。
 しかし長い時間出血し続けた事が、医者が言っていた通り心理的に大きな
ダメージを負った事が理由なのかは判らなかったが、本多はあの日以降
一度も目覚める事なく昏睡状態に陥っていた。
 克哉も、職場の同僚たちも、本多の友人達も家族もすぐに彼が目覚めて
くれるだろうと信じていた。
 一日も早くその日が訪れてくれる日を待ち望んでいた。

―だが皆のそんな願いもむなしく、本多は眠り続けていた

 そして二年間、克哉は余程仕事が忙しくない日以外は出来るだけ
本多の元に通い続けた。
 言葉を掛けたり、ただ傍らにいるだけのお見舞いにしかならなかったけれど
それでも自分の思いを伝える為に…目覚めてくれる事を祈り続けて
せっせと彼の元に訪れていた。
 本多が昏睡状態になっている理由は特定出来なかった。
 ただ肉体的に致命的な損傷は受けていない筈だ、とその言葉に縋って
克哉は奇跡が起こってくれる日を願い続けていた。
 けれど無情にも…その日は訪れる事なく、これだけ長い年月が過ぎて
しまい…克哉の精神は、静かに疲弊しきってしまっていた。

(今日も…本多は起きてくれないのかな…。オレは待っているのに…
こんなに起きてくれるのを待ち望んでいるのに…)

 本多の眠る病室に続く、リノリウムの床を歩いていきながら
克哉は深く溜息を吐いていった。
 今は大変忙しい時期を迎えていて、いつもなら18時半から19時半までの
間にお見舞いに来るように心掛けていたが、この日は面会終了時間間際…
20時より少し前に訪れていた。
 キクチの営業八課は、エースの一人であった本多がいなくても
今は問題なく回るようになっていた。
 その事実が克哉の胸の中に何とも形容しがたい寂寥感を
生み出していく。

「…今日は随分と遅くなってしまったせいか、いつもよりも病院
全体が寂しい印象があるな…」

 今は節電対策の為か、病院全体が必要最小限の照明しか
使用しないように心掛けているせいで…この時間になるとある種の
不気味さすら感じさせた。
 薄暗い廊下を一人で歩いていると、不吉な予感が胸の中に
ジワリと競り上がってくる。
 自分以外の微かに遠くから聞こえる足音が、死神の足音のようにすら
ふと感じられる気がして…ブルリと肩を震わせていく。

(バカバカしい…ホラー映画の世界じゃあるまいし…)

 そしてすぐに首を横に振って、自分の馬鹿げた考えを否定
していった。
 コツコツという克哉の革靴が反響する音だけが異様に響いて
耳に届いていく。
 こんなに人気のない廊下を一人で歩いていると…すぐに暗い思考に
囚われていってしまう。
 本多が眠ったままでいる分だけ、克哉の中であの日の後悔が重く
圧し掛かってくる。

(あの日…本多からの電話に気づいてさえいれば…)

 そう、たったそれだけであの悲劇は回避出来ていた筈なのだ。
 自分が大きな鍵を握っていた事を自覚すればするだけ…克哉の中で
己を責める気持ちが大きくなっていく。
 松浦の罠の電話に踊らされていなければ、それに引っかかってあっさりと
行かなければ、すぐ後ろをついてきていた本多に気づいていれば…
幾つも、救われる為の道は存在していたのだ。
 其れを焦っていて周りが見えなかった自分は全て見逃して、
最悪の結果を招いてしまった。
 其れが月日が過ぎれば過ぎるだけ思い知らされる分だけ…
克哉にとっては後悔が募るばかりだった。
 一日も早く目覚めてくれれば、きっと解放される。 
 また本多と笑いあって過ごせる日が来る。
 その微かな希望だけが克哉を正気に繋ぎ止めていたが…実際の処、
この時点で精神は限界近くまで参ってしまっていた。

(またオレ…弱気になってしまっている…ダメだな、こんなんじゃ…
本多が目覚めた時、呆れられちゃうよな…)

 そういって己を叱咤激励しながら階段を使って、本多が眠っている
病室のあるフロアに向かっていく。
 何となくエレベーターを使う気になれなかった。
 すでに時刻は20時を回っていたけれど…本当に今日は仕事で気持ちが
疲れきってしまっていて頭がまともに働いていなかったし何もかもが億劫な
気分だった。
 
(疲れた…早く目覚めてよ、本多…。オレをその腕の中で甘えさせてよ…)

 そしてジワリ、と本多が目覚めてくれる事を祈った。
 日増しに強くなり…病室に来る度に打ち砕かれる希望。 
 愛しい人間だからこそ、諦める事など克哉にとっては出来なくて…。
 今日もまた眠ったままでいる彼を見て静かに絶望を感じていくのだろうけど…
其れをせめて顔に出さないようにしながら病室に向かっていく。
 瞬間、本多が眠っている部屋に誰かがいるような気配がした。

「えっ…?」

 扉を少しだけ開けて中を確認すると、電気をつけないままで…
誰かが本多の傍らに立っているのに気づいていった。
 窓から差し込む僅かな月明かりだけが、その人影を浮かび上がらせていく。
 
(一体誰がこんな時間に…?)

 その事に疑問を覚えていくと同時に…その人影は、ベッドに眠っている本多の
元に静かに顔を寄せていき、克哉はその様子を息を飲んで見守る結果と
なってしまっていた―


 
 先週の日曜日から月曜日に掛けて連日、雨が
降っていた日から…猫の一家に、自宅の食堂を占拠
されてしまいました(汗)

 雨降って冷えていたから軒下から家の中に
入って来たんでしょうが…火曜日に仕事から帰って
来たら、子猫用のカリカリや部屋の奥にペット用の
おしっこシートとか敷いてありました。

 受け入れ態勢万全じゃんオカンよ…。
 子猫は今は可愛い盛りだし、その点に関しては文句は
ないんですがちょっと困った弊害もありまして…うちで一年ぐらい
可愛がっている猫が、子猫が家に居ついたのと入れ違いで
あんまり帰って来なくなりました(汗)
 どうも他の猫の気配が家の中に感じられると落ち着かない様子。

…お前の父親違いだけど、兄弟猫達なんだけどねぇ。

 という訳で子猫が来るのと同時に我が家の猫事情は
変化しつつあります。
 子猫達は可愛いんだけど…うちの子、アカチャン(♂)が
このままノラ猫になってしまうのではという不安もあったりします。
 ちゃんとおうちに帰って来いよ~!

 という訳でちょっとうちの子とスキンシップ出来なくて
寂しいです、トホホン…。

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香坂
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女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
 鬼畜眼鏡にハマり込みました。
 当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
 とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)

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