鬼畜眼鏡の小説を一日一話ペースで書いてますv
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※7月25日からの新連載です。
今回は「恋人関係」について掘り下げた内容になっております。
眼鏡が意地悪で、ノマは不安定で弱々しい場面も途中出てくる
可能性が大です。
他のカップリング要素を含む場面も展開上出てくる場合があります。
それを承知の上で目を通して下さるよう、お願い申し上げます。
恋人の条件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36 37 38 39
―雄叫びを上げて燭台を全力で振りまわし、澤村に殴りかかった人物は…
何と本多だった
御堂の場合は静かに入室したし、具体的な行動を一切取らなかったので
澤村はその存在に気づかないままだったが、流石にこれだけ大きな事を
やられたら、嫌でも二人の存在に気づいていった。
「御堂さん! 何で邪魔をするんですか! こいつは…俺は顔も名前も
知らないけど、克哉にこんな真似をしているんですよ! どうしても…許せねぇ!
昼間っから克哉の姿が見えなくて社内は大騒ぎになって…俺も片桐さんも
みんな心配して探し回って、ようやく見つけたら…こんな場面に遭遇して、
冷静でいられる訳がないでしょう!」
「ああ、君の気持ちは痛いぐらい判る! だが…それでも、どれだけゲスな
男だろうと殺してしまったら、君の将来や希望は一切断たれてしまうんだぞ!
だから冷静になるんだ!」
「な、何なんだよ君達! この部屋にいつの間に…どうやって入って
来たんだよ! カードキーはこの部屋の中にあるままだったのに…。
一体どうして…!」
怒り狂って早口で捲し立てる本多、それをどうにか…彼が人殺しだけは
しないように必死に止めていく御堂、そして突然二人の人物が室内に現れた
事で混乱している澤村。
三者の反応はそれこそ、様々だった。
克哉もまた…本多と御堂に、こんなあられもない光景を見られる形になって
さっきまで強引に快楽を引きずり出されて否応なしに感じされられて紅潮していた
肌が一気に青ざめていった。
「や、やだ…見るな、見ないで…お願いだから…!」
蚊の泣くようなか細い声で克哉は必死になって懇願していく。
澤村の意識は辛うじて克哉から外されていたが…それでも身体の奥には
バイブレーターが淫靡に蠢いていた。
必死になって身体を捩って、その異物を取り除こうと克哉は必死に
抵抗を試みていく。
「克哉っ! 今、助けてやる! 何処の誰だか判らねぇが…マジで
許せねぇ…! 殺してやる!」
「ひいぃぃぃ! な、何なんだ君は…野蛮な事をして! 人の部屋に勝手に入り込んだ
上にそんな物を振りまわすなんて気が狂っているとしか思えないよ! それに
どうやって入ったんだよ!」
「…勝手に人の情事を撮影してビデオテープを送って来た挙句…その相手を
拉致をしてホテルに来るように指定してくる男の正気も疑うがな…。君が私を
脅迫しようとした男だろう…? 残念だったな、脅迫罪に加えて佐伯君を拉致して
強姦していた罪状も付け足される訳だ…。ふむ…クリスタル・トラスト社の
澤村紀次、か…。これで君が何処の会社に所属している何者かがようやく
判った訳だな…。はっ、これで君も終わりだな…。私は君を殺しも、直接暴力と
いう形では実行に移さないが…代わりに社会的な制裁を君に加えさせて
もらおうか…」
「あっ! 人の持ち物を勝手に見るなよ! 卑怯者! 其れに何で二人とも
この部屋に入ったんだよ…! カードキーはこの部屋の中に間違いなくあったし、
僕は扉を開けたりもしていない! それなのにどうして…!」
本多と御堂から冷たく、怒りを宿した眼差しで見つめられて元々小心者で
ある澤村はすっかり竦んでしまっていた。
一対一でも、腕力の類に自信が全くない澤村には相手にするだけで骨なのに
自分よりも遥かにガタイの良い本多に、スタンガンをバチバチと放電させている
御堂の二人を相手にしたって澤村が勝てる訳がなかった。
「さあな、私は謎の男にこの部屋のカードキーを渡された。其処に部屋番号が
書かれていたから真っすぐに来ただけだ…」
「俺は克哉から連絡が途絶えて、必死になって探していたら…何か見覚えの
ないメールアドレスから一通のメールが来て…其処にこのホテルの場所と、
この部屋の扉が、何時何分に丁度開くのか詳細が書かれたものが
送信されて…他に手掛かりがないから、ずっと外で張って待っていたんだ…。
御堂さんがこの部屋の扉を開けたのを見た時には正直、びっくりしたけどな…」
「は、はぁぁぁぁ?」
全く予想外の内容を立て続けに打ち明けられていって、澤村は混乱していく。
まさに一気に絶体絶命の状況に立たされてしまっていた。
澤村も誰か判らない相手に、見えない糸で操られているような気分をここ数日は
ずっと味わっていた。
だから話を聞いて薄々、判ってしまったのだ。
恐らくこの二人の糸を引いているのは…先日の御堂と克哉が情事をしている日時と
ビデオカメラを持ってくるように澤村に指示を出して、克哉を拉致するようにお膳立てを
してくれた…謎の人物である事を。
「こ、これ一体…何なんだよ! 訳が判らないよ! こっちに指示を出して有利に
なれるように取り計らっていた癖に…どうして、他の人間をこの部屋に招き入れる
なんて真似をしているんだよ! ど、どうして!」
「うるせぇ! 卑怯者! 一先ず…一発殴らせろ! 燭台で殴りつけるのは
勘弁してやる!」
本多も相手が狼狽しきっている姿を見て、少しずつ冷静になってきたらしい。
燭台をどうにか床の上に倒れないようにガン、と荒っぽい音を立てて置いていくと
すぐさま澤村に向かって飛びかかって…全力で殴りつけていった。
「ぐはっ! 痛いよ! 暴力反対!」
「人を拉致して、脅迫何てする人間に対して一切容赦する必要はない…。
本多君、殺さない程度に思いっきりやってやりたまえ!」
「えぇ、そうさせてもらいますよ…! コイツだけはマジで許せない
っすからね…!」
そういってスタンガンから火花をバチバチと散らせながら…般若のように
恐ろしい形相をしながら御堂が冷徹にそう言い放っていった。
こうなると小物は哀れである。
先程までの優越した勝ち誇った態度は何処へやら、すっかりと縮みあがって
ジタバタと暴れるしかなかった。
だがそんな抵抗も空しく、一発二発と本多から全力で殴りつけられただけで
早くも顔の形が変形し始めていく。
「お願いだから止めてくれぇ! 痛い…痛いよぉ! 助けて…克哉君!」
其処で澤村は縋るような眼差しを克哉に向かって投げかけていく。
その時…彼は実に魅惑的な笑顔を浮かべていきながら、きっぱりと
言い切っていった。
「…人を拉致して、こんな辱めを受けさせた人に同情する気は一切ありません。
本多、全力で制裁加えて良いよ…オレが許すから…」
「そ、そんなぁ…!」
ニッコリ笑って、許可を出していくと同時に…一気に部屋の中の空気が
グニャリ…と変質していった。
一瞬にして、部屋の中に甘い香りが充満して、むせかえりそうになっていく。
それと同時にその部屋の中にいた全員の意識が霞み始めていった。
「な、なんだこれ…!」
「これは、一体…!」
「うわっ…何だよ、この甘ったるい香りは…。すげぇ、眠く…なる…」
「眠い、眠いよ…何だよ、何で…こんな訳が、判らない事ばかり…う、ぐ…」
四人は口々に言葉を発していくが、すぐに猛烈な睡魔によって囚われて…
意識を閉ざしていく。
そして瞬く間に部屋の中にいた全員が深い眠りに落とされていった。
―そしてその直後、一人の男が部屋の中に入っていき…意識を失っている
克哉に服をざっと着せていくと抱きあげていき、部屋の外に連れ出して
いったのだった―
今回は「恋人関係」について掘り下げた内容になっております。
眼鏡が意地悪で、ノマは不安定で弱々しい場面も途中出てくる
可能性が大です。
他のカップリング要素を含む場面も展開上出てくる場合があります。
それを承知の上で目を通して下さるよう、お願い申し上げます。
恋人の条件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
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―雄叫びを上げて燭台を全力で振りまわし、澤村に殴りかかった人物は…
何と本多だった
御堂の場合は静かに入室したし、具体的な行動を一切取らなかったので
澤村はその存在に気づかないままだったが、流石にこれだけ大きな事を
やられたら、嫌でも二人の存在に気づいていった。
「御堂さん! 何で邪魔をするんですか! こいつは…俺は顔も名前も
知らないけど、克哉にこんな真似をしているんですよ! どうしても…許せねぇ!
昼間っから克哉の姿が見えなくて社内は大騒ぎになって…俺も片桐さんも
みんな心配して探し回って、ようやく見つけたら…こんな場面に遭遇して、
冷静でいられる訳がないでしょう!」
「ああ、君の気持ちは痛いぐらい判る! だが…それでも、どれだけゲスな
男だろうと殺してしまったら、君の将来や希望は一切断たれてしまうんだぞ!
だから冷静になるんだ!」
「な、何なんだよ君達! この部屋にいつの間に…どうやって入って
来たんだよ! カードキーはこの部屋の中にあるままだったのに…。
一体どうして…!」
怒り狂って早口で捲し立てる本多、それをどうにか…彼が人殺しだけは
しないように必死に止めていく御堂、そして突然二人の人物が室内に現れた
事で混乱している澤村。
三者の反応はそれこそ、様々だった。
克哉もまた…本多と御堂に、こんなあられもない光景を見られる形になって
さっきまで強引に快楽を引きずり出されて否応なしに感じされられて紅潮していた
肌が一気に青ざめていった。
「や、やだ…見るな、見ないで…お願いだから…!」
蚊の泣くようなか細い声で克哉は必死になって懇願していく。
澤村の意識は辛うじて克哉から外されていたが…それでも身体の奥には
バイブレーターが淫靡に蠢いていた。
必死になって身体を捩って、その異物を取り除こうと克哉は必死に
抵抗を試みていく。
「克哉っ! 今、助けてやる! 何処の誰だか判らねぇが…マジで
許せねぇ…! 殺してやる!」
「ひいぃぃぃ! な、何なんだ君は…野蛮な事をして! 人の部屋に勝手に入り込んだ
上にそんな物を振りまわすなんて気が狂っているとしか思えないよ! それに
どうやって入ったんだよ!」
「…勝手に人の情事を撮影してビデオテープを送って来た挙句…その相手を
拉致をしてホテルに来るように指定してくる男の正気も疑うがな…。君が私を
脅迫しようとした男だろう…? 残念だったな、脅迫罪に加えて佐伯君を拉致して
強姦していた罪状も付け足される訳だ…。ふむ…クリスタル・トラスト社の
澤村紀次、か…。これで君が何処の会社に所属している何者かがようやく
判った訳だな…。はっ、これで君も終わりだな…。私は君を殺しも、直接暴力と
いう形では実行に移さないが…代わりに社会的な制裁を君に加えさせて
もらおうか…」
「あっ! 人の持ち物を勝手に見るなよ! 卑怯者! 其れに何で二人とも
この部屋に入ったんだよ…! カードキーはこの部屋の中に間違いなくあったし、
僕は扉を開けたりもしていない! それなのにどうして…!」
本多と御堂から冷たく、怒りを宿した眼差しで見つめられて元々小心者で
ある澤村はすっかり竦んでしまっていた。
一対一でも、腕力の類に自信が全くない澤村には相手にするだけで骨なのに
自分よりも遥かにガタイの良い本多に、スタンガンをバチバチと放電させている
御堂の二人を相手にしたって澤村が勝てる訳がなかった。
「さあな、私は謎の男にこの部屋のカードキーを渡された。其処に部屋番号が
書かれていたから真っすぐに来ただけだ…」
「俺は克哉から連絡が途絶えて、必死になって探していたら…何か見覚えの
ないメールアドレスから一通のメールが来て…其処にこのホテルの場所と、
この部屋の扉が、何時何分に丁度開くのか詳細が書かれたものが
送信されて…他に手掛かりがないから、ずっと外で張って待っていたんだ…。
御堂さんがこの部屋の扉を開けたのを見た時には正直、びっくりしたけどな…」
「は、はぁぁぁぁ?」
全く予想外の内容を立て続けに打ち明けられていって、澤村は混乱していく。
まさに一気に絶体絶命の状況に立たされてしまっていた。
澤村も誰か判らない相手に、見えない糸で操られているような気分をここ数日は
ずっと味わっていた。
だから話を聞いて薄々、判ってしまったのだ。
恐らくこの二人の糸を引いているのは…先日の御堂と克哉が情事をしている日時と
ビデオカメラを持ってくるように澤村に指示を出して、克哉を拉致するようにお膳立てを
してくれた…謎の人物である事を。
「こ、これ一体…何なんだよ! 訳が判らないよ! こっちに指示を出して有利に
なれるように取り計らっていた癖に…どうして、他の人間をこの部屋に招き入れる
なんて真似をしているんだよ! ど、どうして!」
「うるせぇ! 卑怯者! 一先ず…一発殴らせろ! 燭台で殴りつけるのは
勘弁してやる!」
本多も相手が狼狽しきっている姿を見て、少しずつ冷静になってきたらしい。
燭台をどうにか床の上に倒れないようにガン、と荒っぽい音を立てて置いていくと
すぐさま澤村に向かって飛びかかって…全力で殴りつけていった。
「ぐはっ! 痛いよ! 暴力反対!」
「人を拉致して、脅迫何てする人間に対して一切容赦する必要はない…。
本多君、殺さない程度に思いっきりやってやりたまえ!」
「えぇ、そうさせてもらいますよ…! コイツだけはマジで許せない
っすからね…!」
そういってスタンガンから火花をバチバチと散らせながら…般若のように
恐ろしい形相をしながら御堂が冷徹にそう言い放っていった。
こうなると小物は哀れである。
先程までの優越した勝ち誇った態度は何処へやら、すっかりと縮みあがって
ジタバタと暴れるしかなかった。
だがそんな抵抗も空しく、一発二発と本多から全力で殴りつけられただけで
早くも顔の形が変形し始めていく。
「お願いだから止めてくれぇ! 痛い…痛いよぉ! 助けて…克哉君!」
其処で澤村は縋るような眼差しを克哉に向かって投げかけていく。
その時…彼は実に魅惑的な笑顔を浮かべていきながら、きっぱりと
言い切っていった。
「…人を拉致して、こんな辱めを受けさせた人に同情する気は一切ありません。
本多、全力で制裁加えて良いよ…オレが許すから…」
「そ、そんなぁ…!」
ニッコリ笑って、許可を出していくと同時に…一気に部屋の中の空気が
グニャリ…と変質していった。
一瞬にして、部屋の中に甘い香りが充満して、むせかえりそうになっていく。
それと同時にその部屋の中にいた全員の意識が霞み始めていった。
「な、なんだこれ…!」
「これは、一体…!」
「うわっ…何だよ、この甘ったるい香りは…。すげぇ、眠く…なる…」
「眠い、眠いよ…何だよ、何で…こんな訳が、判らない事ばかり…う、ぐ…」
四人は口々に言葉を発していくが、すぐに猛烈な睡魔によって囚われて…
意識を閉ざしていく。
そして瞬く間に部屋の中にいた全員が深い眠りに落とされていった。
―そしてその直後、一人の男が部屋の中に入っていき…意識を失っている
克哉に服をざっと着せていくと抱きあげていき、部屋の外に連れ出して
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HN:
香坂
性別:
女性
職業:
派遣社員
趣味:
小説書く事。マッサージ。ゲームを遊ぶ事
自己紹介:
鬼畜眼鏡にハマり込みました。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
URL=http://yukio0201.blog.shinobi.jp/
リンクは同ジャンルの方はフリーです。気軽に切り貼りどうぞ。
…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
当面は、一日一話ぐらいのペースで
小説を書いていく予定。
とりあえず読んでくれる人がいるのを
励みに頑張っていきますので宜しくです。
一応2月1日生まれのみずがめ座のB型。相性の判断辺りにでもどうぞv(待てぃ)
当ブログサイトへのリンク方法
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…一言報告して貰えると凄く嬉しいです。
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